平成31年3月12日、八郎潟駅前交流館 はちパルにおいて、八郎湖をテーマに活動する住民団体の活動の活性化をめざし、各団体の情報共有の場を提供するための情報交換会を開催しました。
 まずは「本日のゴール」である他団体との共通の悩みや喜び(「もやもや」や「わくわく」)を共有すること・新たに知り合えた人がいること、などを確認したのち、八郎湖をテーマとして活動する団体からの報告や、中間支援団体からの取組報告などが行われました。
 その後、数人単位のグループトークを行った後、最後に全体共有を行い、終了となりました。

 八郎湖の水質保全は官民一体となり、連携して進められなければいけません。今後も、こうした場の提供や情報提供などを通じて、住民活動の活性化支援に取り組んでいきます。

1 参加団体
 ⑴住民活動団体
  NPO法人秋田グリーンサム倶楽部
  特定非営利活動法人環境あきた県民フォーラム
  ECOネット市民フォーラム
  潟船保存会
  八郎湖水質改善サロン
  大潟村木炭水質浄化研究会
  大潟村生活学校
  特定非営利活動法人はちろうプロジェクト
  特定非営利活動法人あきたパートナーシップ
  NPO法人秋田水生生物保全協会
  環境サークルたんぽぽ
  NPO法人草木谷を守る会
 ⑵中間支援団体
  秋田魁新報社FAN AKITA
  NPO法人アーツセンターあきた
 ⑶市町村
  秋田市
  男鹿市
  潟上市
  大潟村

2 発表団体
 ⑴活動事例の発表
  ①NPO法人草木谷を守る会
   石川理紀之助ゆかりの「草木谷」をフィールドとした、田植え体験、環境学習等を報告
  ②大潟村木炭水質浄化研究会
   大潟村での木炭を活用した水質浄化活動等を報告
  ③特定非営利活動団体はちろうプロジェクト
   小学生を中心とした、八郎湖に関する環境学習等を報告
 ⑵中間支援団体の発表
  ①秋田魁新報社「FAN AKITA」
   活動資金を得るための「クラウドファンディング」運営サイトの取組を紹介
  ②NPO法人アーツセンターあきた
   地域活性化イベントの企画支援、アートを活用した情報発信支援等の取組を紹介

3 グループトーク
  参加者からはもっとトークを楽しみたかった等の要望もありました。
  今後もこうした取組で、地域で活動する団体のネットワーク化を支援していきたいと思います。

  「もやもや」の例
   ・ばらばらでやっているので、まとまりがない
   ・取組支援について、テーマと紹介が乖離
   ・助成金について、しっかり予算を組んでほしい
   ・足並みがそろわない、地域のつながり
   ・住民の意識と活動との差
   ・指導者がいなければ
   ・メンバーの高齢化
   ・団体同士のつながりの場
   ・周辺の人への恩返しができない

  「わくわく」の一例
   ・県内の様々な生き物に詳しくなる
   ・秋田でもやれる、知名度をどんどん発掘
   ・指導者がいればわくわく
   ・中学生などをはじめ、色々な団体が取り組んでいる
   ・子ども達のかかわりの可能性
   ・観光地化の可能性
   ・人と人とのつながり
   ・八郎湖に関心を持ってこうして集まってくれることがありがたい

八郎湖をテーマとした情報交換会の様子

最初は握手で
最初に握手でフレンドリーに

活動報告
活動報告に耳を傾けます

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熱心に発表されています

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そのあと、グループトークで盛り上がりました