平成31年1月4日知事記者会見

2019年01月08日 | コンテンツ番号 38873

 ●知事発表
  な し

●幹事社質問
 (1)新年の抱負について(今年の一文字について) 

●その他質問
 (1)イージス・アショアについて
 (2)秋田新幹線の高速化について


  (幹事社)
 1月幹事社の秋田テレビです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 知事からの発表がないということですので、早速幹事社の方から質問させていただきます。
 2019年が明けましたけれども、今年の抱負をお聞かせいただきたいのですが、恒例になりました今年の一文字もご用意いただいているということですので、あわせてご紹介いただければと思います。

(知 事)
 まずは、明けましておめでとうございます。今年も色々なことがあると思いますが、ひとつよろしくお願いいたします。
 今年1年、大変色々なことがあるのではないかと思いますが、やはりこれしかなかったですね。
 元号が変わるという改元の意味もございますが、例えば、選挙では県議会と国会の参議院選挙もございます。あるいは10月の消費税の増税、平成が4月末で終わるという意味も含めて、改元、改まるという、すべて一つの区切りということで、この改まるという【改】という字、これ(一文字の色紙を披露)を今年の字にしました。すごく単純ですけれども。

 良い方からいうと、昨年からのスポーツ関係の大変良いニュース、これが秋田商業高校のサッカー(ベスト8進出)、また、箱根駅伝で(総合優勝した)東海大の湊谷選手(主将、秋田工業高校出身)の活躍、そういう意味で、この流れが少し良くなっているのかなと、そういうことで平成が終わって元号がどうなるかわかりませんけれども、新しい時代になって、少し県の勢いも改まればいいなという意味もあります。
 また、こっちはちょっと心配ですけれども、年始めから株の値下がりや円高ということで輸出関連の企業の動向、例えば車の関係等は秋田でも今のところ非常に好調ですが、その面で影響が出る可能性もございます。
 そういうことで、また10月になれば消費税(の増税)、これも国の方で様々な緩和策をとられるようですが、これがうまくいくかどうか、そういうこともございます。ただ、いずれにしても今のところ、例えば人口減少問題は一方にあるものの、秋田駅を中心にかなり(人の)動きが出ていますので、そういう点で実感があります。またこれも必ずしもそれですべて喜ぶ訳にはいきませんけれども、やはり秋田でも一極集中の流れが、一方で今の情報化時代に、人口の配分、人口の分布がバランス良くとれるという、これもなかなか無理な状況でございますので、国でも地方の中枢都市ということで、地方の県庁所在地等の歯止め策、こういうものも出ていますので、そういう中で秋田駅周辺の賑わいというものが、ある程度戻っているような現象もございます。そういうところを、うまく取り入れながら人口減少問題、かなり力を入れていく必要もございますし、また、産業関係では、農業の方で例えば米の販売の事前契約、あれが非常にうまくいっていて、全国一というニュースも出ています。そういったところで、何とか良い面を、よりバックアップしながら、プラスの面を強調していきたいという1年にしたいと思っています。

 また、先程お話しましたが、やはりスポーツでもすべての分野で非常に若い方々の活躍が目立っています。ともすれば色々なところで情報の発信も若い方々と高齢者では違います。こういうことを言うと失礼だけれども、マスコミ関係は、どちらかというと高齢者の話の方が多いです。ところが、SNSの方は若い方の意見がどんどん出ます。そうしますと、一見、若い方の意見が無いように見えるけれども、実は非常に色々な面で若い方々の意見、あるいは様々な流れ、こういうものが顕著に見られます。決して、年配者の意見が間違っているとは言いませんが、やはり秋田について若い方々、この若い方々の声を表面にどのように出すか、また、出た色々な良いアイデア、あるいは若い方々の動きを、どのようにフォローアップしていくかということで、これはなかなか難しいです。
 ですけれども、今、若い方々の社会減を防ぐためにも、県内において若い方々の意見、あるいは葛藤、それにアクションをより盛んにするためのバックアップをするという、そういう予算措置、目玉になるかどうかわかりませんけれども、そういう予算をひとつ考えてみようということで、全庁的に、すべての分野に通じますので、単にベンチャー企業とかそういうところだけではなくて、まちづくり、あるいは地域における、過疎地において若い方々の色々な活動をフォローアップ、やはりそういうことで、この高齢県というよりも高齢県であっても数少なくても若い方々が生き生きと活躍できるという風土を創るということが、ひいては社会減、あるいは地域の色々な維持発展につながりますので、そこら辺を新年度予算の目玉というか特色にしたいなと思って今、作業をやらせています。
 あと、やはり9月に全国豊かな海づくり大会、平成から年号が変わって、行幸啓行事で初の新しい天皇皇后両陛下の初の御来県予定がございますので、しっかり良い節目の年にするように、これを成功させ、県の名を全国的に広げることができればいいなと思っています。
 そんなところですか、はい。

(幹事社)
 ありがとうございます。
 この件に関してご質問のある社はお願いします。

(記 者)
 今年もよろしくお願いします。
 先程もありましたけれども、若い人の意見を吸い上げて行動をフォローアップするようなことを予算の目玉にということですが、もうちょっとこうイメージというと、どんな事業というか、もうちょっとこう具体的なイメージがもし固まっていれば。

(知 事)
 例えばベンチャー企業なんかは今やっていますが、非常に間口が狭いです。先端産業とか、あるいは色々な、我々の県庁の中の情報、あるいは知識の範疇ですけれども、若い方々は、全く私たち、我々が想像しない動きもございます。
 ですから、そこは今、非常に各部局難しいです。どういうものを捉えるかということで、ただ、あまり、要するにリスクはありますけれども、たとえ失敗しても、それが良い失敗というか、これがしっかりそういう点がわかって、それをまた次のアクションにつなげることができれば、それでいいと思います。
 これをどのように考えたらいいか、非常に難しいけれども、例えば自分は秋田で相当レベルの高い美容院をやりたいので、パリに行って1年間勉強すると。今までは、それに一定の資金援助をするという制度は無いです。ですから、常に若い方々が自分で研鑽するという、例えば大学入学に対しての奨学金はあるけれども、すべて大学で勉強して帰ってきて、そうすれば一定の返還免除が受けられるという、ただ、実はそれ、今の若い方、そういう企業に勤めて、ただサラリーマンになるという場合です。  それ以外にも例えばレストランを開くために、あるいは新しい事業を起こすために色々な勉強をするという場合もありますが、ただ、条件がありますよね。
 将来、秋田でやるという、そういうところは秋田で将来その自分で何らかの成果を出すという、そのためには間口が非常に広いものですから、そういうところは全く拾ってないです。ですから、全部勉強だけではなく、それ以外の今の若い方々の生き方というのは、単にそういうところだけではなくて、例えばITの色々なあれを目指すという、そうしますと、そのために学校に行くというよりも、例えばどこかで学ぶ、体験するということもございます。ですから、そういうところも含めて、どういうやり方があるのか。
 あるいは例えば、過疎地で、色々な自動運転(の実証実験)が今進んでいますので、それを商売としてチャレンジするという、誰かがやる必要がありますから、それを若い方々が単に大きな仕事でなくても、自分のITの技術を生かして、あるいは地域の方々と一緒になって色々な仕組み作りをするというところも例えば投資というか、一定の支援をしながらやってもらうという、そういうところが今までは決まりきった枠の中での支援しかなかったものですから、それをある意味で使い道を非常に広く取って、一定の枠を支援すると。例えば海外に行く時に、10万円、20万円では済みませんから、例えば100万円、200万円を懸けて勉強してくるということも必要かなという、そういうことである程度の総枠(予算)を大きく取って、チャレンジしてこいという、そういう予算を作りたいなと思っています。

(記 者)
 わかりました。今まで学生向けの奨学金とかはあったんだけれども、そういうベンチャーとしての起業とか、職人としての腕を磨くというところの奨学金のような、お金をつけたいというイメージでいいですかね。

(知 事)
 うん。

(記 者)
 わかりました。何かその、全体の予算規模がちょっとまだわからないのですが、この若者支援事業にどれぐらいという目安というのは、まだということでしょうか。

(知 事)
 まだ。

(記 者)
 わかりました。

(知 事)
 ただ、最低でも100万円、200万円、総額で、やはり何千万。例えば余ってもいいと思うんです。まずは、そういうところ、県の姿勢を見せて、その中で少しずつやっていって、それが皆さんに伝わっていって、また、来年以降、次年度以降、そういう流れが出てくるという。結局私も東京に行きましたが、東京に行っている若い方が、必ずしも今、大企業や企業に就職するというよりも、非常に東京は若い方々が自分で商売する道がいっぱいあるんです。
 ですから、何人かに聞いたところ、秋田では全部組織の人間になるために、そういうバックアップはあるけれども、実は今の若い方々、組織以外に自分で色々なことにチャレンジしたい、それはやはり都会の方に行くと、そういうことができるというんです。金銭面でもそうですけれども、社会の見方、秋田でいけば、例えばそういう方々がいても、周り、周辺が、意外と、いや、あれ何やっているんだという目で見る。東京は、誰も言わない。
 ですから、やはり秋田にいても、何かそういうことをやると、変わり者というか、そういうふうに思われると。その雰囲気が嫌だと。ですから、それを打破するような、そのために単に本人に対するバックアップのみならず、そういう方々、県がバックアップするということなって社会的な認知が出てくると、これは面白いなという。   何となく、やはり秋田にいれば、人と違うことをやると何となく、外れたようなそういう雰囲気、あるいはそういう空気が嫌だというのが、どうも若い人が外へ出ていく一つの要因でもあるような気がするんですね。

(幹事社)
 次お願いします。


(記 者)
 今年もよろしくお願いします。
 年頭挨拶とか今の会見でも、イージス・アショアについて触れる場面はなかったような気がするのですが、今年大きな節目という意味では、イージス・アショアの問題が中心になってくると思うのですが、年頭に当たって改めて決意というものをお聞かせいただきたいんですが。

(知 事)
 これは職員に対する訓示ですから、イージスの問題は政治問題ですから、特に職員にああしろこうしろということがないものですから、その話は特にしてございません。
 ただ、その点は、今、秋田市と一緒になってどのような形でもっていくか、まずは2月の県議会で議論が深まると思いますので、それを踏まえて再度、北朝鮮の情勢もこの後どうなるか、色々な情勢変化もございます。
 また一方で、年末の情報でSSRの開発に日本企業が入ることによって遅れるということで日本企業も入れないで、そのままロッキード・マーチン社に全部任せると。それで、急ぐ必要があるという。
 逆に言えば、秋田が適地かどうかは別にして、やはり国防上、日本の企業が入ることによって、日本の独立性、防衛の問題も出てくるんですよ。私は、やはり少しぐらい、秋田が適地かどうかは別にして、やはり日本のそういう装備、やはり自前の研究、そういうものがないと、全部アメリカのいうとおり、これでは日本の独立性というのは、非常に危ういんですよ。
 ですから、一部自民党の中でも、やはり遅れてもいいから日本の技術を使うべきだという意見もあるんです。ですから、色々な新しいその要素が出てきていますので、そういう点も含めて再度もう1回、全体を、最初からもう1回反復しながら、防衛省に色々な申し入れをする必要があって、これが今、これから2月議会を挟んで、秋田市と十分連携しながらやっていくということなります。


(記 者)
 あとすいません、もう1点、先程年頭挨拶の中で秋田新幹線の新ルートの整備に触れる場面もありました。30分短くするというのはなかなか目標としては遠いところだと思うのですが、整備実現に向けて先程予算の話も出ましたけれども、具体的に予算措置を含めて今年何かやることというのがあれば教えてください。

(知 事)
 まだ具体的には言っていませんが、JRさんの方で大分具体的に検討を始めているようです。先程言ったのは、実は東北新幹線の本線の方、あちらの方が、こまち新幹線も含めて、より高速化のための改良をこれからやるということですから、改良することによって東北新幹線も速くなる。あちらも相当短縮すると。
 それで、こっち(秋田~盛岡間)も短縮すると、3時間ぐらい。将来、これをJRさんが目指すというお話を年末にJRさんからいただいております。 
ですから、逆に言えば、せっかく高速化に対応したこまちに手を加えるということですので、それをやることによって、いずれそう遠くない将来、例えばトンネルができた時には3時間運転ということで、これが現実のものとなるようです。
 そういうことで、できればJRさんと一緒になって、国への財政支援、これを一緒に要望するという、そういう場面までもっていきたいなという。JRさんの方でも岩手県の方にも大分働きかけしているようですから、是非何とか、今年、まあ今年中にできるかどうか、JRさんと一緒になって、岩手県も一緒になって、全体で国へのそういう要望というものを続けることができればいいなと思っています。

(幹事社)
 そのほかありますでしょうか。

(知 事)
 サッカーは明日か。何かワクワクするな。金農の再現があるのではないかなって。

(記 者)
 先程の新幹線の話ですけれども、30分縮まるというのは、それはJRの中で、もう具体的な試算とか、そういう具体的な話が固まっているというような状況でしょうか。

(知 事)
 まだですね、そこまでわかりませんけれども、年末の話では、あそこのトンネルで7分、これだけではないと。本線の方もスピードアップすると。そうしますと、将来的に最大30分ぐらい縮まる要素があると。そうすると3時間でしょ。ですから、それを目指すという、将来、そういう方向であるようです。

(記 者)
 そのJRの幹部というのは、JR東日本の本社の幹部でしょうか。

(知 事)
 JR秋田支社の支社長です。年末のご挨拶の時に。

(記 者)
 それはトンネルを造ることにあわせて東北新幹線の本線も高速化するということでしょうか。

(知 事)
 東北新幹、本線の方のスピードアップ、これが主です。ですから、せっかくそっちがスピードアップしても、こっちが、また止まると意味ないと思う。ですから、一緒に、その本線の方のスピードアップとあわせながらこっちもやると、トンネルができた時には所要時間が3時間ぐらいになるということですね。

(記 者)
 そのトンネルを造ることと、今回のその高速化というのは、別だけど、たまたまその時期的にかぶかもしれないという。

(知 事)
 そうそう。

(記 者)
 ありがとうございます。


(記 者)
 先程、知事が漢字で改まる「改」という文字を挙げられましたが、実際5月に改元されて、多分「元年」という言葉が色々使われるかと思うんですけど、知事は今年、秋田にとってどういう元年にしたいなというのはありますか。

(知 事)
 何でもかんでもスポーツにあやかるということではないですけれども、例えば先程言ったとおり駅前の人出が非常に多くなっていると。アルヴェの映画館の社長さんも今まで最高だと。大分変わっているんです。秋田も少し潮目を変わるということ。ですから、そういう意味で停滞傾向から、ある程度潮目が変わって、少し上昇傾向に改まればいいなという意味もあります。

(記 者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 ありがとうございました。また引き続きよろしくお願いいたします。

(知 事)
 じゃあ、はい、また。