平成30年11月5日知事記者会見

2018年11月07日 | コンテンツ番号 38024

 ●知事発表
 (1)マレーシア・タイへのトップセールスについて

●幹事社質問
 (1)イージス・アショアについて 

●その他質問
 (1)外国人労働者の受け入れについて
 (2)サッカースタジアムの整備について
 (3)県民栄誉章顕彰式の応募状況について
 (4)秋田犬の展示について


 (幹事社)
 今月幹事社の共同通信です。
 まず知事の方から発表をお願いします。

(知 事)
 明日6日からマレーシアとタイを訪問してまいります。今回は、県内の14市町村の首長、副市長、県内の商工関係団体、金融機関並びに企業の方々もご一緒しますので、全体で94名の参加の予定です。
 ただ、中には全行程一緒の方もいますし、マレーシアだけ訪問する人、タイだけ訪問する人もおります。
今回、マレーシアへの訪問は初めてでございますが、将来の本県の産業界を担う若手の皆さんとともに訪問いたしまして、特にマレーシアはイスラム圏ですので、今後様々なお付き合いも広がってくると思います。
 また、マレーシアはアジアで非常に産業振興、あるいは最近の国力が増大していますので、そういう国との将来のビジネスチャンス、こういうものもこれから視野に入れていく必要もございます。
 そういうことで、マレーシアからの誘客を含め、まだまだイスラム圏からのインバウンドについて、県内は慣れておりませんので、こういうことも含めてイスラム圏からのインバウンドについて増やすために、どういうことが必要なのかということで、旅行会社等々、観光関係者とも接点を持って様々な面で勉強してきたいと思います。
また、タイでございますが、これまでの交流の促進をさらに広げるということで、スポーツ関係もオリンピックやパラリンピックの関係、そういう関係をしっかり確認するということ、また、特に本県との教育交流、教育旅行、こういうものをこれから盛んにしたいということで、そういう市町村もございますので、そういう本県の教育交流、これについてもさらに進化させるべく、市町村と一緒に色々な面で交流を図ってきます。
 また、今、秋田牛の輸出が少しずつ増えていますので、秋田牛を中心に、さらに農産物の輸出促進ということについても、これを目指していく、目指すために、フェア等を実施いたします。
 いずれASEAN、中国、台湾中心から、次にこちらの方も非常に拡大基調にありますので、特にまずタイを中心に周辺国に様々な縁で浸透させるということがこれから出てくると思いますので、今回こういうことで民間企業者も含めて、かなり大勢で訪問するということで、最終的には明日出て、11日に帰ってまいります。
以上です。

(幹事社)
 ありがとうございます。
 この件に関して質問のある社はお願いします。
 ないようですので、幹事社質問に移らせていただきます。
 イージス・アショアに関してですけれども、先月末に現地調査が始まりました。
 その様子はマスコミにも公開されたのですが、それに関してご所見をお願いします。


(知 事)
 地盤地質調査、あとは色々な電波環境調査等々、これから実際に調査が進むわけですが、いずれ調査の内容を見て、ああだこうだというよりも、防衛省側がああいうものを配備する時に地盤が悪いと安定しませんので、地盤の調査、あとは電波環境調査、自らレーダーを出す電波と周辺の電波環境、こういうものを調べまして、例えば仮に非常に地盤が悪いと。地盤改良しても非常に経費がかかる。あるいは、非常にああいうものは普通の建物と違って、ちょっと狂うと発射角度が違ってきますので、そういうことで、そういうものに耐え得るかどうか。
 また、電波関係は、(配備候補地の)周辺に放送局の電波、大森山方面に、テレビ電波があります。それから、風車もたくさんございます。そういうことで、レーダーがそういうものに影響されずにしっかり動かせるかどうかという点が中心だと思います。
 私どもは、その調査結果をもとに、具体的にどういうプランニングをするかという、それが我々の一つの判断基準です。 
 そういうことで、いずれ調査結果が出て、それに基づいてどのようなプランニングをするか。我々自身はプランニングを地元の住民が不安のないような、そういうプランニングができるかどうかと。ですから、色々なそういう防御措置、あるいは安全・安心の措置をできるかどうかということが我々のある意味で行政としてチェックする部分です。ですから、今のところ年度末までは、今の状況ということで、その後の防衛省からどういうものが出てくるかという、それを待つという状況です。

(幹事社)
 調査結果が出る前に、例えば防衛省側から適宜連絡とか、相談とかは。

(知 事)
 たぶん無いと思います。

(幹事社)
 ありがとうございます。
 この件に関して各社さんお願いします。
 ないようなので、その他質問ある社さんお願いします。

(記 者)
 イージス・アショアの関係ですけれど、調査が始まる前の防衛省の説明の際は、秋田市長もそうですし、知事も、三役から説明して欲しいというような投げかけがあったと思うのですが、その後の進展はあるのでしょうか。
 また、来週、東京に行かれると思うのですけれども、そういった場で防衛省の方とか官房長官とか、お会いする予定はあるものでしょうか。

(知 事)
 防衛省には行きませんけれども、官房長官に県の要望書でしっかり地元に不安が出ないように説明を十分に重ねるようにということは要望します。要望事項に入っています。

(記 者)
 要望事項の中で手渡すぐらいの話でしょうか。それとも会談みたいな形で少し伺うということでしょうか。

(知 事)
 官房長官とは、ほとんど(会談できる程の)時間がありませんから。
 それは自民党の国会議員にも、要望書は出しますので。

(記 者)
 今の説明では、調査の結果を待って、しばらく年度末まで待つ状況が続くというお話でしたが、それまでにやはり三役の説明なり、現地に赴いてということは求め続けていくということでいいのでしょうか。

(知 事)
 いや、いずれ調査結果が出て、最終的にどのようなプランニングをするか、そういう段階では、やはりある程度上層部から色々な面で、例えばこういうことをするというお話があるかと。
 それに対し私どもも、逆に言えばそれでいいのかどうかという判断もございます。ですから、いずれ調査結果が出て、どのようにするのかという、その時の最終的な国の判断、この時にはやはりそれなりに防衛省の幹部の方からしっかりそういうものを、仮に政府がある程度の将来的に色々な措置をとってやるとすると、そういう約束事、そういうものをしっかりやってもらうということは、これはやはり上層部と話し合う必要がございますので、いずれこれも上層部の方も結果が出ないと、例えば調査結果によって、こういう措置をすることによって秋田に決めたいというその段階であれば、やはり上の方からしっかり今度は話を聞くということになると思います。


(記 者)
 国の方で外国人労働者の受け入れ拡大について、先週閣議決定されましたけれども、秋田県は人口減で人手不足ということも言われていますが、知事自身、この外国人の受け入れというものに、どういうお考えを持っているかということをお願いします。

(知 事)
 今、業界からも、これは産業界、あるいは福祉関係から、外国人労働者の受け入れについて肯定的というか、受け入れるべきだという話も多いです。
ただ、その時に、どういうルールが必要か、あるいはメリットやデメリット、その辺をしっかり(検討しなければならないと思います。)今、人手が足りないからまず何とか入れようというのではなく、将来的にどうなるのか。中長期的に考えた場合、それがどのようになるのか。規模にもよります。あと、受け入れの形態にもよります。どのようになるのかということが、まずわからないと。
 ですから、今、国会でも議論が進んでいますが、やはり色々なルール、当然我々も人道的に考えなければならない。ただ、外国人が安いから、使いやすいから労働力として使うと、これはやはり民俗的な偏見を生みますから、そういうことではなくて、しっかり人権、あるいは色々な給与の面、日本にいる場合の取り扱い、そういうことも相当しっかり国で決めてもらわないと、自治体の現場で混乱が起こりますので、そこら辺を注目してございます。
ただ、一定程度、外国人の助けを借りるという言い方がいいのかどうか、そういうことは必要なのかなと思います。

(記 者)
 県の方でも外国人材の活用という意味では、協議会を作るなど、既に前もって動いているかと思うのですが、詳しい概要がまだはっきりしていないとはいえ、県としてはどのようにこの制度に向かっていきたいなと思っておられますか。

(知 事)
 特に介護関係では、非常にそういう意味で大きな期待もあります。あと、繊維縫製関係、あるいは、電子、機械金属、こっちの方も一定程度、今来ていますので、そういう方々も相当拡大したいと。
 ただ、これがどのようになるのかどうか、今までとルールが違いますので、このルールの変更に伴って混乱が起きないようにということ、それから、適正な人数の把握、あるいは県内に居住した場合に地方自治体にどういう影響を与えるかという、そこら辺を県の方でしっかり掌握しながら、市町村、あるいは企業とともに、入っていただくとするとスムーズに地元と軋轢のないような形をとるというのが必要ですので、そこら辺は県の役割かなと思います。

(記 者)
 わかりました。
 そうすると、詳しい制度設計がどうなるかとはいえ、人口減が進む秋田県にとっては、何というか、悪い話ではないというか、前向きにチャンスとして生かせる部分があれば使っていきたいという感じですか。

(知 事)
 例えば自動車部品なんかも、受注は非常に多いと。ただ、人手不足で、せっかくの受注を取れないということがありますので、そういうことからすると、やはり産業振興面である程度、そういう企業がそれによって受注が取れないとすると先細りなってしまいます。ですから、一定の産業集積、これを維持するためには必要なのかなと思います。

(記 者)
 今の外国人労働の関連で、秋田県自体は、今はまだ外国人労働者の割合は非常に他の都道府県から比べても少ないと思うのですが、仮にこのルールが改正されて大幅に受け入れることができるようになったとしても、来てもらわないといけない、選んでもらわなければいけないという状況になると思うのですが、その点では県としてはどう対応していこうと思ってらっしゃいますか。

(知 事)
 今現在、技能研修の外国人労働者が入っていて、これを増やす目途がついたというところは、結構、色々な面で慣れています。
いずれ企業の方も先行しているところは、様々な経験から、どのようにやればいいかという、そこら辺、先行して上手くいっている、そういうところの情報を県がしっかり持って、他の望む企業に対し、その情報を伝えていくという、やはり成功例、良くいっているところをモデルにしながら、その良いパターンで広げていくということが必要かなと思います。

(記 者)
 業界団体自体がしっかりルール作りをするということも大事だと思うのですけれども、そこに対する県のサポートというのはどのように考えていますか。

(知 事)
 例えば繊維関係は、一定の組合を作って、やはりそういう受け入れ企業による業種別の団体、あるいはグループは必要ですので、そういうところも、これから今やっているそういうグループ、秋田にはグループが少ないんです。全国から比べると、無いに等しいということで、それはこれから情報を取って、県の方でも労働局と一緒になって、市町村も入れて、必要な場合にそういう企業がある市町村も含めて、これを広げていくということになると思います。


(記 者)
 ありがとうございます。
 もう1点だけ別の項目いいですか。ブラウブリッツですけれども、J2への昇格が限りなく厳しくなったと思うのですが、現状の受け止めと、前回の議会の最中に設計調査の段階は期間があるので、その間にJ2に上がれるような状況を見せられるかどうかというのが一つの条件になるというような趣旨のお話をされたと思うのですが、逆に言うと、その調査と設計の段階では、県は費用を出さないということになるのでしょうか。

(知 事)
 今の検討会、あの結果がどうなるか。いずれ今、八橋陸上競技場の暫定改修で、これ出来ますので、いずれ新しいものを造るとなると、J2に昇格することによって、totoからの30億円(の助成が受けられる)。
 議会筋、県、市含めて、正式ではないけれども、議員の皆さん全員に聞いたわけではないけれども、一般的な話として、やはり、そういう財源がある時に、それを当てにしないで、全部、県なり市町村が、あるいは民間も含めて、先行することは、これは認められないと。
 ですから、J2に上がったら、これはスタートだと。ただ、準備、設計までいくか、調査、適地調査、あるいはすぐに基本設計、実施設計に入る、そこまでは、そんなに費用はかかりませんから、そこまでは仮に例えば県・市、一部民間も含めて、そこは、そんなに費用がかかりませんから、そこまではやっておく必要があるのではないかと。それから、J2に昇格してから慌てふためくよりも、一定の想定をしておくということは、ただ問題は、土地が例えば民有地だとすると、民有地が、民間ですので別の使い道があって、そっちが良い場合は、土地がなくなっちゃうんですよ。そこら辺が非常に難しい今、現実です。

(記 者)
 私が調査と設計の部分の経費は出さないのかというのは、仮にJ2に上がる見通しが立たなかった時に、その調査費用とか経費費用で経費を出していた場合、作らないとなったらそれが無駄になるという部分があると思うのですけれども、仮にそういう条件を付けるのであれば、その設計と調査に関していうと、民間の企業を中心にやってもらうというのが筋かなと思ったので、そこら辺はどうでしょうか。

(知 事)
 それも一つです。まだ今のところ決定はしておりませんので。ただ、例えば、J2に上がらなかった場合でも、サッカー場も一定の規模のものはありませんから、まず、J2基準でなくても一定のサッカー場を1つぐらいあってもいいだろうと、そういう声もあるんです。
 ですから、そうなると、ものすごく経費も安いと、最低限という、そういうことは、ですからJ2の基準に関係なく作るということも一方で可能性はあるんです。そこはこれから議論をしなければならない。

(記 者)
 限りなく可能性がなくなったことについて、現状はどう感じてらっしゃいますか。

(知 事)
 今年だけでないですから。今年駄目でも、来年頑張ってもらえれば、うん。
このまま尻すぼみにならないように、チームにはやはり奮起して欲しいと思います。

(記 者)
 ありがとうございます。


(記 者)
 金足農業高校野球部の(県民栄誉章)顕彰式について、途中の段階でも県民からかなり多くの応募があったということだったのですが、最終的にどのぐらいの数が来て、そして県民の方からたくさんの応募があったことについて、知事の一言お願いします。

(知 事)
 あの2日の消印有効ですが、今朝段階でまだ来ています。2日の消印有効だとすると、今日、明日、明後日あたりまで届くかなと。今のところ、7千通近い。1通につき2名書けますので。今のところ6,900通の応募。人数が1万1,900人ほど。1枚に2人書けますので。ただ、1人で何枚も応募するダブリがありますので、これを全部チェックして、何枚応募されても同じ名前、住所だと、これ1名としての取り扱いですので、ですからダブリをカットして、これから抽選ということになります。ですから10倍です。

(幹事社)
 ほかにありませんか。
 今、秋田犬の関係で、秋田犬の展示施設で、すごく人を集めていると思うのですけれども、その一方で、体調を崩したりする犬がいて問題になっていまして、県も観光コンテンツとしてPRする中で、今後、どういったことが必要だとお考えですか。

(知 事)
 私も、自分で猫を飼っているものだから、動物はストレスが多いのを知っています。ですから、前から秋田犬を活用するのはいいけれども、人権というか、犬の権利、やはり犬を優しく、あまり無理に、特に暑い時、暑さに弱いですから、暑い時にあまり、下がコンクリート、アスファルトで非常にストレスになる。
 あと、見知らぬ人からどんどん触られると、これもストレスなの。猫もそうなの。うちもそうなの。ミール君なんか、黒い服着た人見れば、逃げるんだよ。女性には逃げないんだ。やはりオスだからかな。ですから、やはり犬を活用するのはいいけれども、やはり節度、犬を大事にしないと、うん。あまりやると動物虐待だと。
 ですから、要するにペットの愛好団体から、やりすぎではないかというメールも、なきにしもあらず。ですから、私も注意してますけれども、やはりこれ、一定のグルーピングの協議会を作って、やはりそこら辺を統一で、ちゃんと健康状態、あるいはストレスを与えないように楽しんでいただくと。
 これは、この協議会でしっかりやらないと、この後、無理が生じて、逆に秋田が秋田犬を大事にしないと困るんですよ。
 ですから、そういうふうにこれからもっていきたいと思います。

(幹事社)
 ありがとうございます。

 


(記 者)
 すいません、先程の県民栄誉賞のところで、ちょっと聞き取れなかったのですが、葉書が7千通でいいのでしょうか。

(知 事)
 6,900通。葉書は、1通に2人まで書けますので、今のところ約1万1,000人。

(記 者)
 葉書が6,900通で、応募者数が1万1,000人。

(知 事)
 はい。

(記 者)
 10倍というのは、定員が700人でいいんですか。

(知 事)
 だから、6,900だから、まだ、まだ

(記 者)
 葉書数で見ればですね。

(知 事)
 これが、午後の分もありますから、7千通ちょっとになるかな。

(記 者)
 この反響の大きさという部分について、知事のお考えはどうですか。

(知 事)
 これはやはり、夏の甲子園の熱狂、また、吉田君の、日本ハムファイターズからの指名。北海道、近くだよね。これも、やはり吉田君が第1位指名、あれもあるんだよな。私も実は、内情から言うと、楽天か日ハム、このどっちか、これ、実はある放送局のインタビューで言っているんです。どちらかに行ってもらいたいと。
 北海道は、県人会があって、盛んなんです。北海道は、非常に県人会が各所にあって、秋田県出身者が多い。
 それから、航空会社と話したら、日ハム戦が札幌である時は、秋田からの飛行機が満員になるのではないか。増便が必要でないかって、私は、その時は飛行機大きくしたらって。今、小さいから。そういうことで、逆に非常に日ハムの場合、北海道まで飛行機だとか、相当、活用率高まるかなと。そうなりますと、まさに吉田君様々です。

(幹事社)
 そろそろ時間ですので、よろしいですか。
 ありがとうございました。