●知事発表
 (1)台湾へのトップセールスについて
 ●幹事社質問
 (1)西日本豪雨への所管と県の防災対策について
 ●その他質問
 (1)イージス・アショアについて


 (幹事社)
 今月幹事社の読売新聞です。
 知事の方から発表事項があるということなので、よろしくお願いします。

(知 事)
 発表事項の前に、第24回世界バドミントン選手権大会で、北都銀行バドミントン部の永原和可那さん、松本麻佑さんのペアが、見事に優勝、また、米元小春さ、田中志穂さんのペアが3位という、このような国際大会で、秋田の実業団チームが金メダルと銅メダルという、今までにないようなすばらしい成績で終わったわけでございます。
 これまでの選手の皆さんのご努力と、また、これを支えてきた北都銀行バドミントン部の関係者、あるいは経営陣に対し、心から敬意を表したいと思いますし、選手の皆さんには、大変なご努力の結果ということで心からお祝いを申し上げたいと存じます。
 この後、タイのバドミントンの東京オリンピック・パラリンピックの合宿等々がございますので、いずれバドミントンの関係が秋田にこう全部凝縮したようなそういう雰囲気がありますので、今後、色々な面でバドミントンを通じ、秋田の名を広めていきたいと思っております。

 次に、海外へのトップセールスでございます。
 今月20日から25日にかけまして、台湾及び中国大連市を訪問し、トップセールスを行います。台湾は毎年今の時期に、この秋から冬、来年にかけてのチャーター便等々の折衝、これは各県が非常に競争状態で、ちょうど今頃、9月頃にその方針が出ますので、いつもこのお盆過ぎに参っております。
 大分台湾からの入れ込み客が多いものですから、今まで余りその入れ込み客がない市町村からも、最近では、その台湾からの観光客が目立っておりますので、そこの首長さん、あるいは民間の旅行関係者、ホテルなどの観光関係者、総勢54名で参ります。
 今、台湾の高雄市の皆さんがおいでになってまして、昨日も竿燈で行進されましたけれども、21日には高雄市も表敬訪問する予定でございます。
高雄市とは秋田県との国際交流協力に関する覚書を前の高雄市長と結んでおりますので、今後さらに観光交流、あるいは経済交流等について、これを拡大する方向で努力していきたいと思います。ただ、高雄市の前の陳菊さんという市長さんが、今、官房長官ということで、高雄市は今、市長さんが不在です。11月に選挙があるそうです。前の陳菊さんという女性の市長さんが今、官房長官ということで、非常に政府の要人になってございます。そういうこともあって、色々な面で高雄市との交流について、やりやすい状況にあるのかなと思っています。 

 また、私の単独公務ですけれども、23日に仁川経由で中国の大連に向かいます。今回も大連政府から大勢でおいでいただいてますけれども、24日、25日に仙台市にある東北観光推進機構主催のトップセールス、これは東北各県と新潟県の知事、あるいは副知事がまとまって、インバウンドの誘客促進のため、関係機関を訪問するということで、昨年は香港、一昨年は台北、一昨年の台北は私が行きました。昨年は公務と重なって、副知事が行っております。
 なお、今回特に大連市については、今回おいでになった方には、実は大連の船会社の会長、クルーズ船の会社の奥様もおり、クルーズ船、あるいは大連からのチャーター便等々について、非常に興味を示しておりますので、今回、新潟、東北各県の知事さんと一緒にこのセールスをしますけれども、単独でも大連市政府と、今後の交流について意見交換を行ってまいりたいと思います。
私から以上でございます。


(幹事社)
 ありがとうございます。以上2点に関して、ご質問のある社ありますでしょうか。

(記 者)
 すいません、バドミントンの件ですけれども、ヨネタナペアには県民栄誉賞をあげましたけれども、ナガマツペアにはどういった対応をされますでしょうか。

(知 事)
 今回の世界選手権、これ一番トップレベルの世界大会で、当然、県民栄誉賞という対象になりますので、今後、その選定の手続を進めていきたいと思います。

(記 者)
 知事としては、この世界選手権優勝をどのように受けとめてますか。

(知 事)
 先ほど言ったとおり、世界トップレベルの大会での優勝というのは、今まではボクシングやオリンピックの体操等はございますが、最近では余りなかったものですから、また、秋田の場合、実業団の経済的なバックが非常に弱いところで、実業団チームが一生懸命支援されてトップになるということは非常に、貴重な実績になりますし、また、色々な面で他のスポーツ関係に対する影響力も出てきますので、非常に私、これは素晴らしいことだと思ってます。

(記 者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 そのほかございますでしょうか。

(記 者)
 すいません、バドミントンの県民栄誉賞の選定手続を進めたいというのは、授与の方向でということでしょうか。

(知 事)
 事実上、受賞の対象となりますので、あとは相手とその具体的にどういうふうにやるのかということで。

(記 者)
 授与の方向で、調整するということでしょうか。

(知 事)
 決裁とかそういうのはまだですけれども、ですからまだ(正式な)決定ではないですけれども、もう既に(授与に向けて)動いておりますので。

(記 者)
 分かりました。


(幹事社)
 そのほかございますでしょうか。
 ないようですので、幹事社質問に入らせていただきます。
 今日で西日本豪雨から1カ月が経ちました。ここ秋田県でも昨年は雄物川の氾濫等があって、色々と大きな被害があったわけですけれども、そのうえで、西日本豪雨に対する知事の所感と、西日本豪雨や雄物川の氾濫を受けて、県の防災対策について新しい点で何か取り組みたいことがあればお話をお願いします。

(知 事)
 近年、大変な集中豪雨というよりも、1箇所あるいは同じ地域で長く雨雲が停滞し、今までに無い想像以上の降雨ということで、昨年、あるいは今年の5月には、秋田市でも観測史上最高の降雨量と。ただ、西日本の場合、火山灰地が多いほか、坂道などの傾斜地が大変多いものですから、そういうところでああいう悲惨な被害がたくさん出て、大変多くの方が犠牲になったということで、犠牲になられた方については心からご冥福をお祈りいたします。
 秋田の場合は、一部を除くと、田んぼがありますから水がじわっと上がって。そんなに極端な土砂が流入しませんので、一定の期間に回復しますけれども、(西日本豪雨では、)あの土砂が1階の屋根まで。私もあれを見たときに、あんなことが起こるのかという、非常にショックを受けました。
 秋田とは違う状況ですけれども、昨日も能代周辺や湯沢周辺では、ものすごい集中的な雨ということで、これからの気象状況が、温暖化と相まって、今までにないすさまじい豪雨という、当然、こうしたことを想定しながら対策を講じなければならないと思います。
 ダムや河川の堤防も一生懸命整備する必要がございますが、これは昨年の関係で大分今進んでおりますが、やはり莫大な費用がかかります。 
優先的に危険な箇所からハード面として整備していきますけれども、全部に対応するというのは不可能です。
 ですから、例えばハザードマップの見直し。西日本でも避難所となっていたところが水浸しということがありましたので、今までの想定を超えた雨量の場合に対応するハザードマップの作成、あるいは避難所の設定、あるいは避難所への通路、また、どうしても今までの経験で避難準備や避難勧告、あるいは避難指示、これが、最近秋田市では非常に細かい地域を限って、すごく細かく発令するようになって、あれいいことだと思います。市内全部を対象としても、何万人も避難しなければならない。どこに行けばいいんだと。全部避難所に行けというところでなくて、安全なところ。
 今までは、避難勧告がなさてれも避難指示ではないから、避難しなくてもいいだろうと。ただ住民の皆さんへも、しっかりもっと広報をして、あるいは町内ごとに、特に危険な箇所を細かく伝達するとか、逃げるにも道路が冠水して通られないということありますから、どのぐらいになったら避難所に行くとか、かなりソフト面で相当きめ細かく対応する必要があるのかなと思います。
 ですから、西日本豪雨での教訓を参考にしながら、できるところから、ソフト面・ハード面を進めていく時代かなと思っています。
去年の教訓もありますし、また、地域ごとにもう少し細かく、あるいは同じ地域でも、特に秋田市内では、避難勧告が出てもマンションは一番安全でしょ。ですから、そういう人は逃げないんです。逃げる必要もないけれども、本当に逃げる必要があるところはどこなのかという、もう少し細かいハザードマップ、あるいは避難方法、こういうものもこれから考慮していく必要があるのかなというふうに思っています。
 県としては、昨年の経験を踏まえて、色々な面で体制を整えておりますけれども、今のところ、まずは市町村とも早め早めに、空振りになってもいいから早めに色々な情報を提供するという、そういうふうにやっておりますけれども、これはまだまだこれからハード面・ソフト面の工夫が必要であろうと思います。

(幹事社)
 ありがとうございます。今の質問で、質問がある社お願いします。

(記 者)
 ソフト対策という点でお尋ねいたします。要援護者等がいる施設、避難計画の策定が事前準備ということで大事かと思うんですけれども、そのあたりの知事のお考えお聞かせください。

(知 事)
 これはその市町村で大分差があると思います。ですから、そこら辺、今回の西日本豪雨でも、うまく情報共有がされたところは意外と早く逃げて、そういうところでは人的被害が少なかったと。ですから、特に都市部では、非常にプライバシーの問題等々があって、ふだんの付き合いが町内でもありませんので、特に秋田市のような都市部、こういうところでどうするのか。地方の郡部では、大体分かりますけれども、郡部の問題は、家が点々としてるでしょう。
 ですから、何かあっても、そこに行くときに、水で冠水してるとか、そういうこともありますので、郡部、あるいは都市部ともども、やはりその地域の特色、あるいは災害のパターン、こういうものも見据えながら、そういう弱者対策等々、あるいは地域の連携体制、こういうものも、もっともっと深堀してやっていく必要があると思います。
 いずれ、様々な防災会議、あるいは市町村との災害に関するそういう集まり、あるいはこれからの計画づくりについて、そういう点も非常に重視して、まず各市町村に一生懸命やってもらって、県がそれを後押しするという体制を作っていく必要があると思います。

(幹事社)
 ほかに質問のある社、いらっしゃいますでしょうか。
 なければ、これ以外の質問ある社お願いします。

(記 者)
 イージス・アショアについて教えてください。
 少し前ですけれどレーダーの選定ですとか、この間説明資料には8月上旬に電波調査の入札をするとか、防衛省側は着々と進めているような印象があります。入札の延期以来、少し一服感というんでしょうか、落ち着いてしまったような感じもありますが。こうした防衛省の動きについて、知事はどうお考えでしょうか。

(知 事)
 今の情報では、今までの人事が、がらっと変わって、今、多分引き継ぎの最中だと。あと、夏休みに入りますから。ただ、9月12日に入札を再開するということで、それで何かしらのアクションがあるのかどうか。また、ちょうど今、お盆過ぎ、今月末に東北防衛局長が替わりますので、挨拶に来る予定です。そういうときに、どういう話があるのか。
 いずれ、(防衛省側の体制が)全部に近いぐらい人事異動で替わっておりますので、そこら辺、何となく一時休戦みたいな感じです。そういうところで、我々もできるだけ情報を取って、ただやはり代わってすぐですから、なかなかすぐ情報が取れないという状況にもあるかなと。
 いずれ宿題というか、SSRに替わって、これがどこまで本当なのか。2年ぐらい配備が遅れるという情報もあるんです。そうしますと、2年遅れたら7年後でしょう。そうなると、何かずっと7年間、例えばやると決まっても、反対の方がいるんです。7年間、これに県や市町村、秋田市も含めて地域住民が振り回されるという状況がずっと続くということは、これもいかがなものかなと思います。2023年に間に合うようにと言うけれども、一部の情報ではもう2年、下手したらもっと遅れるという、そこら辺がどうなのか。逆に言えば、遅れるのであれば私が言ったとおりもう一回ほかの国有地を調べる時間があるだろうと。いずれこの種の問題については、またやりとりが出てくることになろうと思います。

(記 者)
 ありがとうございました。
 その関係で、今週、国への要望活動で上京されますけれども、6月の要望のときは、防衛省の方と東京で会ったりするのは今その時期ではないというお話ありました。今後、今週ですとか防衛省とか自民党政権の要人の方とか、そういった方にお会いする予定とか会いたいとか、そういうことはあるでしょうか。

(知 事)
 官房長官に行けば要望というよりも現況のお話はするのかなと。ただ、あちら(防衛省側の幹部)も代わってますので、何かのアクションが、挨拶とかあるかどうかですね。

(記 者)
 官房長官のところに行かれるということですか。

(知 事)
 行く予定あるのかな。

(高橋交通政策課長)   :
 はい、あります。

(知 事)
 これは時間が1分しかない。全部で5分ぐらい。ですから、高速道路の要望ですから、帰り際にちょっと話す程度。官房長官にこの話で行くわけではないですから、ほとんど立ち話で、帰り際に(ちょっと触れる)程度です。ですから、(イージス・アショアの)本質論を官房長官と今回話す時間はないと思います。ほかの商工団体の方とかいっぱい行きますので。

(記 者)
 ありがとうございました。

(幹事社)
 そのほか質問ある社お願いします。


(記 者)
 イージス・アショアの関連でお尋ねいたします。
導入費ですけれども、1基当たり、1,300億円余りというふうに当初の説明より少しずつこう増えてきている状況ですけれども、それについて知事のお考えを聞かせてください。

(知 事)
 あの調達方式だとどんどん上がるという。あれに、ミサイル本体が入っているでしょ。だからミサイル本体がいくつになるか。新しいイージス艦の「まや」は何とシェルが96発。あのミサイルの発射数値、96発です。12モジュール。ですから、1発40億円だとすると、それだけに何千億円でしょ。ですから、そこがこれからどうなるか。だから、来年度の予算概算要求がどうなるか。それから、やはり時期がずれていくと、国会の議論が必要、それなしにどんどん進めるのかという。
 また9月の総裁選挙で、いずれまた(内閣の)改造があれば、今の小野寺防衛大臣、あるいは防衛政務官、防衛副大臣、この方々が続投するかどうか。ですから、こっちは代わらないけれども、あちら側は、多分配備までに何回も代わると思うんです。ここら辺が非常にやりにくいんです。
 人がかわれば、もう一回あっちは、引き継ぎでしょう。まあ私が7年後にいるかどうか別で。ただ、こっちはそう代わらないですから。これは非常にやりにくいんですよ。だから、ここら辺をどう考えてるのか。だから、だんだん前提条件が崩れてるんです。前提条件が崩れると、7年後なのか5年後なのかというところも分からないと、何となく対応の仕方そのものがふれるんです。あの種のものは、確かにアメリカの手の平ですから、なかなかその確定はできないでしょうけれども、これは非常に我々も困るなという感じですね。

(記 者)
 もう一点お尋ねします。知事の方からたとえ話として挙がっていた、緩衝地帯を設けるために周辺の土地を活用するという案についてですけれども、防衛省の方でも、もし調査の結果土地が足りないようであれば、知事からも示唆があったようにそういったことも考えたいと、検討したいというようなお話がありました。
もしそうだとすれば、土地が足りないとなれば、そもそもやはり適地だった前提条件が崩れるのかなという気もするんですけど、そのあたりのお考え、もう一度お願いします。

(記 者)
 そもそも私は、「最適」を外してくれと。もともとその緩衝地帯が一定程度とれないという、これは、やはり絶対的に欠陥です。ですから、それを補うために、例えば土地を買った。それだけでなくて、賛成反対別にして、軍事技術、軍事的な面から、これだけあれば一定の常識的な保安距離の方法、これが、第三者的に見てもとれるかどうかという、そういう具体策が出せるかどうかです。
 例えば距離が足りないと、よくあるのは相当強固な土塁を築いて、それで距離が足りない分を補うとか、そういうことはいいか悪いか別にして、そこら辺何にもないと、地元の新屋の人も、具体的にこうしますというのがないと、いいも悪いも、どこにどういうものが建つのかというのも分からないでしょう。
 ただ、ちょっと矛盾するのは、それを責めると、今度は調査しないと分からないでしょうと。だから私は調査をしてもいいけれども、2年あったらもう2つか3つの候補地を出して、こっちも調査するけれども、若干時間的にずれても別のところを見つけて、そこをいずれ調査して、全体の中で一番のところを選ぶとか、そのようになれば話は進むんです。
 ほかを何も調査せずに、候補地も何にも探さずに調査するということは、ここがありきでしょう。ですからそこが、ありきではなくて、また2年延びるのであれば、そこまでやってもいいと思うんだな。そうすると、地元の人も我々も、調査にオーケーを出しますよ。そうでしょう。ここだけで調査ということは、あとありきなんですよ。ほかも最大限努力して探してみますとそういうことであれば、すぐ、そこも調査します。比較論で、それから検討しますとなれば、妥協の余地は出てくるという。論理的矛盾でしょう。ここしかやらない、調査。そこなんです。これを私は言っているんですよ。


(幹事社)
 じゃあ、最後一問にさせていただきます。質問のある社、ありますでしょうか。
なければ以上とさせていただきます。

(記 者)
いいですか、ごめんなさい。1問だけ、すみません。
豪雨のくだりでプライバシーの話がちょっと出てましたけれども、実際、行方不明者がいっぱい出た場合、秋田県は実名で公表するかしないか、今の時点で知事はお決めになられてますでしょうか。


(知 事)
 非常に難しいけれども、今回も市町村によって対応が違って、非常に混乱が起きたんです。緊急時は、(行方不明者の)名前を出してもいいと思うんだな。そうしないと、探す方も非常に手間数でしょう。あそこの人が別の避難所にいて、名前を公表すると、この人はもう避難していると。それが分からないと、その方の家の周辺を一生懸命に掘ってしまう。別の方に力を向けるべきところが、無駄になるでしょう。
 やはりそれは、幾らプライバシーといっても、そういう捜索関係は、犯罪ではないですから。犯罪とかそういう微妙なプライバシーと違って、これは名前をある程度出した方が、本当に行方不明の人の捜索は、効率的に行えますから。生きている人がいるのに、その人の名前が出てないからと、こっちの方で不明だ不明だと言って探しても、逃げている場合もあるでしょう。私は、あまりがじがじにせず、緊急事態はやはり違うと思うんです。

(記 者)
 ありがとうございます。

(知 事)
 じゃあ、はい。

(幹事社)
 ありがとうございました。

 

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