地びき網によるトラフグの生態調査始まる

2018年07月27日 | コンテンツ番号 36335

 地びき網によるトラフグの生態調査始まる!

 平成28年度より、トラフグ稚魚の成長や出現状況の把握を目的に行っている調査が今年も船越海岸で始まりました。
 男鹿市船越地区の漁業者さんの協力の下、センター職員が総出で7~8月の間に3回実施する予定です。

 7月19日(木)に行った初回調査の模様について、その一部を紹介します。
 午前8時30分、地びき網の引綱の一方を起点にして、漁船が網を沖合約300mの場所まで張り回します。張り回してきた網の引綱が浜辺に着いたら地びき網の開始です。

    人数は少しでも多い方がいいのですが・・・。
 漁業者4人と、センター所長以下18人の職員で臨みます。
 鳥が上空を舞っており大漁の予感です。 

 写真 地曳網の開始

  

     全員が息を合わせて網を引くこと約30分、腕・腰・足が悲鳴を上げます。

写真 曳くこと30分

 

    かなりの量と種類の魚が入りました。
 この半分ほどしか漁獲のない時もあります。
 大物もいるようです。いつもより網を引くのが辛かったのはそのせいでしょうか?

写真 かなりの量と魚が入りました 

    獲れた魚を仕分けしました。
 マイワシ、スズキ、クロウシノシタ(通称:シタビラメ)、コノシロなどなど。
 例年に比べ、この時期としてはマイワシが多く入っていました。
写真 とれた魚の仕分け

 

 70cmオーバーのマダイも入網しました。
 釣りが趣味の当センター所長も、「浅い砂浜でこれほど大きなマダイが獲れるのは珍事」とのコメントです。 
 今回の調査では、トラフグ稚魚は1尾確認できました。今後の2回の調査結果を含め、今年のトラフグの生育状況を評価する予定です。
 なお、それ以外の魚は、センターで育成している数百匹のマダイやヒラメ親魚のエサとして活用させていただきます。

写真 70センチメートルオーバーの真鯛