平成30年6月18日知事記者会見

2018年06月20日 | コンテンツ番号 34915

  ●知事発表
   なし

 ●幹事社質問
 (1)イージス・アショアについて
 (2)大阪北部を震源とした地震について 


 (幹事社)
 幹事社の河北新報です。よろしくお願いいたします。
 県からの発表事項はないということですので、早速、幹事社質問をお願いします。
 地上イージスについてお伺いします。
 先週、県議会、市議会への説明ですとか、昨日は、住民説明会など、防衛省から説明が始まっております。知事としてどういうふうに受け止められたか、ご感想をお願いいたします。

(知 事)
 最初の福田政務官からのお話、次に県議会への説明、インターネットで全て見ました。あと、昨日の住民説明会についても、県からも職員が出席していますので、先程その議事録を見ました。
 また、先に山口県の方で防衛省に質問状を出しています。これについても回答が山口県にあったようでございますが、その内容についての概略も、山口県から情報を入手したところです。
 いずれも今の時点で、大分議論のすれ違い、そもそも防衛省が考えていることと、住民側で心配していることについて、ここが大分ずれているのではないかと百歩譲って秋田県と山口県が本当の意味の適地というのは、演習場の用地をすぐ使えるから適地ということではなくて、本当の意味からすると、防衛政策上、どの位置がいいのかということが一番でしょうけれども、結局そこにたまたま演習場という防衛省の管轄の国有地があるので、そこが適地というのと、前から言っているとおり環境上の適地、これは違うのではないかと思います。
 例えば、何かをやるとき、東京の銀座の真ん中が、ある距離からするといい場所だと。銀座の真ん中に、たまたま用地が少しあったとして、実際にこれができるかということです。その適地の考え方に非常にすれ違いがあると思います。
 また、当然リスクはあるわけです。大なり小なり。ただ、やはりそのリスクを、どういうふうに具体的に軽減するか、あるいは住民が許容できるようなそういう具体策、これを講ずるかという、ここら辺が全く、これまでも示されておらないということ。そもそも日本において固定型の大型ミサイル、本格ミサイルを設置するというは初の事例です。
 そうしますと、これは非常に重要な防衛施設設備になります。これをどう防御するかということは、何かあったときに、それが役に立たなくなるということは、住民に対しても非常に色々な影響が出るという、ひいては、日本全体のミサイル防衛網も役に立たないということになります。
ですから、やはり地域住民の安全が確保できるということは、日本の防衛システムも機能を良く働かせることができるということですので、100%ということはないかもしれないけれども、最善の防衛警備、防御、あるいは地域対策、こういうものをしっかり説明する必要があります。「丁寧な説明」というのが非常に最近使われますけれども、説明が丁寧とかどうかではないです。合理的な説明、理に合った説明が必要です。ですから、どんな説明を丁寧にしても「1」足す「1」は「2」です。これに「安全・安心」のもう「1」を加えて、「1」足す「1」足す「1」は「3」にするという、そこがないと、いくら丁寧に説明をしても、これ丁寧な説明というのは一番の言葉のまやかしになるんです。
 別に説明は丁寧でなくてもいいから、ちゃんと具体的にどういうことについてどうするのかという、ここら辺がこれからのポイントになるかなということで現在、これまでの県議会とのやり取り、それから山口県への回答、あるいは昨日の住民説明会の状況などを全て考察しながら、県として相当具体的に、あるいは詳細に、今、防衛省に質問書を用意して、場合によっては22日に防衛大臣が来るかもしれませんから、その場で防衛大臣にこの我々の質問書にしっかりと答えてもらうように準備をしている最中です。

(幹事社)
 ありがとうございました。
 各社、地上イージスに関してご質問ありましたらお願いします。

(記 者)
 改めて、防衛大臣が22日にいらっしゃった際に質問書を用意する考えもあるということですけれども、何を聞きたいというふうにお考えでしょうか。

(知 事)
 大きく分けると二つ。
 例えば、自衛隊と防衛省の事務方、あれは、私分けて考えているんです。そもそもこのプランニング、これがどういうふうに、どのくらい専門的に、制服組、あるいはミサイルの専門家、あるいは防御、警備、テロ、こういうものの専門家を入れて、どのぐらい詳しく検討されたものかどうかという点。
もう一つは、非常に私自身、不信感を持ったのは、福田政務官がおいでになった前々日に、最初は朝、来られて、私どもに説明をして、その後、現地を視察してお帰りになるということでしたので、そうなると、せいぜい現地を視察する時間もありますので、9時から面会をしても、1時間くらいかなと。
 ただ、それが前日の夜遅くに連絡が入って、次の日の朝早く現地を視察して、それからお話をするということだから、それでは11時50分の飛行機に間に合うように、皆さんのぶら下がりがあっても、1時間半は取れるだろうということで、私の方は9時から10時半まではオーケーですと。ただ、私の方は、10時半から出張の予定があったんですけれども、これは取り止めてもいいと。
 ですから時間は、いくらでもありますと。これをしっかり事務方にご説明しているんです。ただこれが、上に伝わっていないんです。そういうものなのかわからないけれども、たぶん福田政務官は、10時までという日程しか事務方から上がってないのではないかと。私の方は10時半までオーケー、さらに延びてもオーケーと、これが全く上に上がってないということは、何となく我々の方を向いているのか、事務方が、自分の方の政務三役、そっちの方を見ているのかと、ここは非常に不信感です。
ですから、最初から、ああいう不信感を生じさせるということは、我々も非常にやはりそう簡単に、これまでの説明を真に受けるわけにいかないということになります。

(記 者)
 ありがとうございます。
 もう1点、先程、これまでの説明を聞くと、知事としてはまだ納得のできる回答は防衛省の方から得られていないというご認識かと思いますけれども、念のため確認ですけれども、現時点で配備への理解を示せるという段階ではないのでしょうか。

(知 事)
 今までの説明では、少なくても私の理解するアショア、あるいは防衛体制、あるいは本来の配置の仕方、あるいは警備・警護の仕方、あるいはあれをシステマティックに動かすこと、あるいは地元住民に対する配慮をしっかりやって、配慮というのは対策もしっかりやってということでは、全くなっていないと思います。
 例えば、総務省の電波。これは確かに、私の住んでいる地域でも、電波の減衰はかなりありますから、ちゃんとレーダーの運用を間違いないようにすると、そんなに心配はないと思うけれども、しかし、あれは総務省の電波の運用基準があるから大丈夫というのは、道路交通法があるから事故がないというのと同じでしょう。ですから、万が一、そのレーダーの操作を誤ったときでも大丈夫なようにするためには、例えば住居の方にそういうしっかりした防御の設備を設けるとか、あるいは、電波の状況をちゃんとモニターしながら、放射能のように例えばインターネットで開示するとかが必要と思うけれども、現状では具体的に何もないです。取り締まる法律があるから大丈夫というのであれば、事件は起きないでしょう。警備を警察にお願いするような話も、警察だって迷惑ですよ。日本の法律上の、例えばああいうふうなものを置くとすると、法的にこの問題をどうするのか。自衛隊は少なくても基地外に銃を向けられることができるかどうか、万が一外からテロがあった場合、これをどうするのかと。警察だって、何も持ってないでしょ、装備を。
 私は、ああいう固定ミサイルを基地に置くとすると、新たな立法措置も必要ではないかと思います。例えばテロ対策として、そういうことがあって初めて住民の皆さんに具体的にこうだから安心してくださいと言えるんですけれども、今の状況では、私の知識の範囲内でも、かなり疑問が残りますので、やはり知事として、県民の安全・安心を守るという立場からすると、私自身がある程度ストンと落ちない(納得できない)ものには、県として拒む根拠はないかもしれないけれども、協力的な態度はとれないということです。

(記 者)
 ありがとうございます。
 最後1点、必要性についても知事はこれまで北朝鮮の情勢の動きを踏まえると、本当に必要性があるのかと、根拠が、前提が揺らぐのではないかというご発言もありました。
 これまで防衛省側は、やはり北朝鮮がミサイルを保有しているという事実は変わらないから、イージス・アショア、これも変わらず急いで進めていくということでしたけれども、この説明がずっと繰り返しされていますけれど、これについて納得はされましたでしょうか。

(知 事)
 これも、官房長官が、当面ミサイルの脅威はなくなったと。
 あと、昨日か一昨日に自民党内部からも、急ぐ必要があるのかどうかという話が出ているんですよ。
 北朝鮮を完全に信用してということにはなりませんけれども、別にそう、もう少し幅広に検討してもいいと思うんですよ。何かかたくなに、今回の予算が通ったからやっちゃうと、これは少し、この後、来年度以降の予算の際に相当異論が出るのではないかと思います。ですから、今、例えば調査をしたとして、その状況を、国際情勢を見ながらフレキシブルに考えるという、その間に、例えば、もっと法整備、あるいは具体的に適地が本当の意味での適地はどうなのかという検討をしてもいいと思います。確かに中距離弾道ミサイルを廃棄するとは言ってないけれども、アメリカのICBMを廃棄するかどうか、ああいうものの非核化を進める段階において、日本だけ標 的にして挑むということは、あり得ないと思います。
 ですから、そこら辺の問題は非常に少しかたくなですし、これは国の役所の特色だと思うけれども、役所が決めたことは、そうでも、これは根本から防衛のあり方ですよ。ですから、非常に疑問があります。
 最後に言えば、出来るだけ安上がりにしようというのが見え見えですよ。お金をかけたくないという。ただ、やはり、色々な対策をするとなると、お金はかかります。秋田だからお金かけなくていいという、そんな、人を馬鹿にした話はないでしょう。

(記 者)
 細かいところで幾つか、具体的なところで幾つかありまして、まず、知事が以前の会見の場でミサイルの機種の話をされて、「SM3」ではなく、今後将来的に「SM6」という話も知事はされていたのですが、その中で知事が最終形が決まるまでは、その最終形が決まって、しっかりと説明を受けるまでは、いいか悪いかの判断がつかないという話がありましたが、知事のその発言、今一度確認したいですけれども、どういう、知事の中で心づもりでそういったことを発言されたのでしょうか。

(知 事)
 例えば中身が「SM3」から「SM6」に変わった場合に、例えば、この構成は大きく変わらないと。広さもサイズもこうだという説明があるかどうかですよ。それがあれば、今の段階で判断するけれども、全く新しいものになったときに、レーダーも全く別のものが来たときに、「SM6」、あるいは「SPY6」、このような可能性があるとすると、それも含めて調査の対象にして開示するべきですよ。
 ですから、今の構想だけで判断しろというのは、やはり、だったらあとは変えるときに、仕切り直しでしょう。でも、一旦つくったものを、そう簡単に仕切り直しできないですよ。将来そういう可能性があるとしたら、それも含めて調査の対象、あるいはある程度の説明をしっかりしてもらって、それに対して我々も逆に別の質問が出てくるかもしれないんです。ですから、そこは、曖昧な何をつくるかわからないで、これをやるといっても、やはり想定があるのであれば、その想定も含めて説明が欲しいわけです。

(記 者)
 防衛省は、「SM6」に関して言えば、試験弾薬を購入したりとか、将来的に、今備えている弾道ミサイル以上の機能を拡張させるという思惑もあるんですが、そういう将来を見据えて機能を拡張させる可能性があるということに対して、知事はその防衛省のその体制についてどのようにお考えでしょうか。

(知 事)
 正式に、その可能性があるのであれば、その前にしっかり説明を求めるというスタンスでいます。

(記 者)
 知事、先般からご説明があったのですけれど、今の弾道ミサイルに対する備えだけではなくて、将来的に巡航ミサイルとかそういったものの備えの必要性というのは、知事自身はどのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。

(知 事)
 これも今の段階からもう少し状況を見なければ、わからないでしょう。ただ、一番ちょっと滑稽なのは、あそこみんな見えるんです。例えば、今たぶん防衛省の基地を外からカメラで撮って悪いという法律というのはないと思う。
 例えばあの一番近くの風車の上にテレビカメラをつけて、ずっと見てると、中がみんな丸見えで、これを全国にネットで全部見えるような、そういうところに防衛の重要施設を置くということへの対策をどうするんだということ。
 たぶん、発射装置を差し込んだまま持ってくるとは思われない。まず発射装置は、VASを設置して、これにキャニスターに入れてはめると。キャニスターを見れば、中が何だかわかるんです。ですから、中のどの筒に何が入っているかわかるんですよ。上から見れば。そこら辺まで考えているのかなと。単純な話、風車を点検するために上がっていって、あそこにカメラをつけて全世界に中継できる、こんな漫画みたいなことありますか。そこら辺が本当に、何か防衛上の本当の原則、こういうことは、怖いですよ。これ、法的にたぶん駄目だというわけにいかないでしょ。キャニスター見ればわかるんですよ、中に何が入っているか。秘密も何もないでしょう。たぶんどの筒に入っているか、そこまでわかるんです。これ、どう見ても、これはやはりそこら辺が、ちょっと私の常識では、ああいうものを、ああいう重要なのを置くときにね、そこまでわかるような状況で置くということは、本当に防衛上の常識的な判断、これがちょっとどうなのかなという疑問が残ります。

(記 者)
 それともう1点、これまた知事の以前の会見の発言の場でもあったのですけれども、風力発電に関して知事かなり懸念の声を防衛省に対しても上げられていらっしゃいました。
 今一度、秋田の中で風力、風況に恵まれた秋田というところで、今後も推し進めていきたいという県の考えもあると思うのですけれど、そういった中で今回イージス・アショアの配備によって知事は今どういったことを風力発電の事業に関して懸念をしていらっしゃるでしょうか。

(知 事)
 あの周辺の古い風車、あれが更新時期になりますと、もっと大きくなると思う。あれ20年前に設置されたものですから、30年ぐらいで更新ですから、その可能性が出てくるときに、今調べてもそれより高くなるという、また、海側にまだ何基か建設の計画があるんです。そういうことを全部調べて、そういうことを加味した場合、これ逆に制限するということはできないでしょう。制限すると、補償が必要でしょう。
 あと、南の方に、県有地と市有地あります。福祉施設の計画があるんです。そうすると、そこに福祉施設をつくると入る人いるのかなと。そうしますと、そういう場合、この施設を別につくるとすると、これはやはり補償が必要でしょう。ということは、そういう細かいことが、まだまだあるんです。 
 ですから、やはり単なる説明でなくて、これから相当細かい、全てそういうことはちゃんとやっていかないと。例えばあの新屋、勝平地域の地価が下がりますよ。地価が下がれば、財産権の侵害でしょう。それを補償するかどうかですよ。そこまでいくんです、細かく言えば。ですから、単に丁寧な説明というよりも、どういう場合にどのような補償をするのかとか、安全性をモニタリングするのかとか、そういうことをしっかり、全部そこら辺を、100%といかなくても、少なくても、そういう基本的な細かいことも含めて、これが全部提示されて、それからでないと判断できません。

(記 者)
 はい、その風力発電、県にとって非常に重要な事業、風力発電の計画が今後イージス・アショアの配備によって、例えば今後、計画の変更を余儀なくされるとか、今稼働しているものが稼働できなくなるとかいう事態にもし陥った場合、知事として防衛省に対して何か態度を表明されるというお考えはありますでしょうか。

(知 事)
 今の状況で、一番なのは、例えば防衛省が経済産業省に手を回して秋田のものを認めるなという、そういうことはあり得るんです。でも、これは筋違いですよ。そういうことあったら、これますますそういう不信感が出てきますから、やはりそうであれば、そういう場合は、ちゃんと補償しますとか、そこははっきり言ってもらわなければ困るんですよ。変な政治的圧力をかけられることは、非常に私も、県として色々な面で国に支援を求めているものはたくさんありますので、こういうものを人質にとってやられると困りますから、やはり原理原則、いわば信頼というのはそういうことです。
 ほかのものとは切り離して、自衛隊は非常に理解あります。自衛隊と防衛省は違うんです。だから制服組、本当は、制服組が説明すべき。制服組は正直ですから、事務官が正直でないということはないけれども、制服組は一番現実をわかりますから、あの事務官の皆さんは、脅威、ああいうものを実際わかりませんから、現実に例えば噴射ガス、あれもイージス鑑に乗ってる人でなければわからないでしょ。あれだって、事務官に説明してもわからないわけですよ。あれ、イージス艦に乗っている担当だったらわかるんですよ。どういう音が出て、どういう噴射ガスが出て、それに対してこういう防御をしているとか。何か、統制と言いながら、兵器はやはり専門の制服組からその内容を、防御の仕方を聞かないことには、プロの世界ですから、アマチュアから説明を受けても、これどうしようもないです。そうは言っても調査は拒めないと思うんです。ただ、何を調査するか。住民への影響という調査、これを本当にするのかどうか、そういうところも今度は確かめながらこれから交渉に当たると思います。

(記 者)
 はい、ありがとうございます。

(記 者)
 2点程お伺いしたいんですけれども、22日に防衛大臣が来るのではないかという話がある中で、仮の話ですけれども、その調査の要請があった場合、知事として、国有地なので調査に同意しない権限というのはたぶんないと思うのですけれど、その意で、仮に要請があった場合、知事はどういう対応をされるつもりですか。

(知 事)
 逆に言えば、調査をしないとわからないということもありますので、調査はやはり許容しなければ、これ、私の方で権限ありませんから、やめてくださいと言ってもやると思うんです。
 ただ、調査の中に住民への影響、これはしっかり盛り込んでもらって、例えば防衛上の、防衛機密的なそういう調査結果は開示するは必要はないでしょうけれども、住民に対する、そういう電波の問題とか、ああいうものはしっかり調べて、これはやはり開示、少なくても、この結果を、もらわなければ、調査した結果、ただ安全ですでは、こういう方向でこうやれば住民の方には大丈夫ですとか、それは調査の中身はこちらから、やはりどういう調査をするか、それをどこまで開示するか、これは注文をつけたいと思います。

(記 者)
 確認ですけれども、昨日のそういった内容というのは、昨日の住民説明会であったような内容というのは当然考慮されるということですか。

(知 事)
 いずれ住民説明の中にあるような、ああいうものも含めて相当細かく、かなりの広範な質問状になります。

(記 者)
 22日に防衛大臣と面会されることが確定されたようにお話されてますけれども、それはそういうことでよろしいですか。話があったのですか。

(知 事)
 22日に、(国会の)採決とかあれば、国会日程上、前日でなければわからないと思います。 
 ですから、22日においでになるかどうかは、20日で国会が終わればいいですけれども、(国会の会期が)延長になれば、そこら辺はまだ不確定となります。
いずれ22日に防衛大臣が国会への出席がなければ、22日に来るということで最終的な連絡は21日にということで受けています。
 ただ、私の方は22日、何時でも受けるような準備はしています。

(記 者)
 前回、政務官がいらっしゃったときは、その場での回答を避けられましたけれど、同じような形だとはっきり言って意味がないと思うので、どのような答えを求める、どのような話をする、そのあたり、どの辺まで公開する、その辺お伺いできれば。

(知 事)
 両方(秋田県と山口県)への訪問となると、時間がほとんどないです。
 ですから、逆に言えば私の方から大臣が何を言うかはわかるから、大臣の言うことを聞いても、どうせ同じでしょうから、私の方からの時間を最大限とってくれと。 
それから、詳細な大臣宛ての質問状をやりますから、あれは防衛機密だとかそういうことを言わないで、しっかりこれに答えてくれと。やり取りの時間、本当ないんですよ。
 大臣の時間は、非常に限られるということで、まだ具体的に何時から何時までかは決まっていませんけれども、前回と同じように頭録りだけではなくて、最後まで記者の皆さんには公開したいということで、これでいいのかどうかということは伝えています。まだ返答はこれからです。

(記 者)
 以前、政務官がいらっしゃったとき、知事が小野寺大臣と知り合いで、非公式に依頼されたような話もあったと話をされていましたけれど、小野寺大臣とどういった関係なのかというのと、どういう意味のやり取りだったのかを教えてください。

(知 事)
 小野寺大臣は、宮城県の出身ですから、東日本大震災のときに、秋田県から宮城県におにぎりの食糧支援をした際にお会いしています。この件は、皇居ですれ違いざまにイージスの話について、「今後よろしく」という一言です。ですから、話し合ったとかではなくて、たまたま、すれ違った際にその話をちょっとされたという、私の方も、あの時点ですから、「いずれよろしくお願いします」ということを私から話しただけです。

(記 者)
 ありがとうございます。
 予想される短い時間の中で、知事としてはどういうふうに小野寺大臣に思いや話をお伝えしますか。

(知 事)
 あまり防衛大臣に細かいことを言ってもどうしようもない。議長、首長など全員一言ぐらいはお話する必要があると思いますし、細かいことよりも、基本的な地域住民の安全・安心を守れないことは、逆に言えば国民を守ることができませんし、日本の最重要防衛施設でありますから、これについてどういうふうに安全を担保するか、これをやはり真剣に考えて欲しいし、やはり安上がりだから秋田ということでは絶対に困るということで、色々な面で最大限の我々要求をしますので、これにどう答えるか。それによって住民の、あるいは我々地方行政の対応が異なってきますから、そこら辺は基本的なそういう話は短くしたいと思います。専門的なことは、やはり5時間、6時間、逆に言えば私一人でやってもいいんです。
 専門家を連れてきてまではやらないんだ、あっち(防衛省)の方は。専門家連れてくれば、全部本当のことをしゃべる、制服組がしっかり話しますから。制服組の回答でないと、本当のことがわからないでしょう。そこら辺も、これからのやり取り、いずれ、かなり専門的なことについて触れていますので、1回の質問状ではなくて、繰り返しやりますからということは言います。

(記 者)
 最後に、小野寺防衛大臣、国会の答弁で地元の理解は自治体の長の考えのような話をされていましたけれども、今回、知事、今、ストンと落ちていない的な話をされていましたが、その旨はお伝えする形になりますか。

(知 事)
 今のままでのやり取りでは、やはり理解までは至らないと。山口県も、今、回答が来たらしいけれども、山口県の知事も、何か随分、あまりにも抽象的で、あまりそう評価はしてないようですね。

(幹事社)
 何か時間がないみたいですので、これで記者会見終わらせていただきます。
 どうですか、広報、いいですか。


(記 者)
 ごめんなさい、ちょっとアショア以外の話になるんですけれど、今、大阪で大きな地震が起きています。知事の今現段階での受け止めと、今後、震災に対して何か県として支援する考えはあるのか。今の段階でないのであれば、今後の方針を聞かせてください。

(知 事)
 今、情報を取ってますけれども、大阪事務所や職員は大丈夫ですので。ただ、通勤が非常に不便だと。いずれ支援の要請があれば、色々な支援をする準備はしています。 
 ただ、今のところ、まだ現地の情報がわかりませんから。やはり、最近、千葉も(地盤が)動いている。千葉の沖合。あれも直下型です。地震、やはりちょっと不気味です。特に大都市でああいうことが起きれば、非常に大きな被害になりますから、今回もブロック塀、ああいう問題、仙台の地震のときも、あれで大分犠牲者が出ていますので、ああいう点は参考にすべきことであろうと思います。いずれ今情報収集中です。

(記 者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 終わります。どうもありがとうございました。