平成30年5月21日知事記者会見

2018年05月23日 | コンテンツ番号 34232

●知事発表
 (1)中国へのトップセールスについて

●幹事社質問
 (1)イージス・アショアについて 

●その他質問
 (1)5月18日からの大雨への対応について
 (2)ザギトワ選手への秋田犬の贈呈について


(幹事社)
 定刻になりましたので、記者会見を始めさせていただきたいと思います。
 初めに、知事の方から発表事項があるということなので、よろしくお願いいたします。

(知 事)
 はい。今週の24日から来週の28日まで、中国の大連市を訪問いたします。「北前船寄港地フォーラム」の開催は、今まではずっと日本海側の都市でやっておりましたが、今回は中国の大連市で行うということで、県内から私、10市町の市長、町長さん方、また商工団体、あるいは民間事業者など、秋田県から総勢90名程度参加する予定でございます。
 今年の2月頃に、2月でなかったかな、大連市の副市長と東京でお会いした時に、北前船の関係者が集まった席で、大連市の港湾整備も進んでいて、日本へ観光のためのクルーズ船を出したいというお話がありました。その際、西日本の方は満杯でなかなか受け入れする港が混んでいるということでしたので、私が、秋田はクルーズ船のかなり大きいものも受け入れられるので、是非秋田においでくださいという話をいたしました。大連市には、日本のTDKの主要工場があります。
 そういうこともあって、是非この時期の大連市に秋田の観光関係の皆さんがおいでになって、大いに観光の宣伝をしていただければ可能性が広がるということでございました。この北前船寄港地フォーラムとあわせて県単独で観光のセミナーを行って、秋田へのクルーズ船を中心に観光のインバウンドのPR、こういうことも行ってきたいと思ってございます。
 また、アカシア祭りというものがあって、これは小坂町のアカシアと非常に共通しています。特にこのアカシア祭りは非常に有名な祭りで、この場において秋田市の竿燈を披露しながら、本県の認知度を広めて、インバウンドにつなげてまいりたいと思います。
 全国の北前船フォーラムの日本海側、あるいは内陸部も少しありますけれども、そういうところの会員の市町村からかなりの人数が行く予定でございます。
 私から以上です。


(幹事社)
 この件に関して、各社さん質問がある方はお願いします。細かいことは担当課の方に聞いていただければと思います。
 幹事社質問の方に入らせていただきたいと思います。
 先週の月曜日に防衛省東北整備局から、秋田県にイージス・アショアについて説明したいということで連絡があり、1週間経ちましたそれまでの間に何かこうイージス・アショア関係で動きがありましたら、教えていただければと思います。

(知 事)
 今のところ、先日の(NHKの)報道も踏まえまして、NHKさんのウエブニュースを見て、今日、(防衛省側に)「決まったのか」という電話を入れたのですけれども、まだ正式には決まっていないと。
 ただ、私ども、できるだけ議会の前に、5月の末から6月までという話で、ただ、5月は私も秋田市長も大部忙しいということで、県は6月21日から議会ですけども秋田市の方が7日から開会します。そういうことで非常に日程が詰まっていますので、そういう中で、我々としてはできるだけ早い方がいいなという希望は言ってございます。
 そういう中で、多分、何か山口県も同じ日に説明したいという話もあったようで、そこら辺であの日程調整が行われるのかなと。
ただ、いずれ政務三役は、国会中でございますので、政務三役が公務で東京を離れる場合には国会の承認が必要だということで、多分その承認を得て正式に決まるのかなと思います。
 ああいう報道もございましたので、6月1日だとすればどの時間帯なのかということで、正式に来ていませんけれども、ああいう報道を受けて6月1日の場合はどうするのかということで、日程等々の調整、あるいは、その準備をしているところでございます。

(幹事社)
 それまでの間に質問、県民を代表して、県民の不安が一部であるわけですから、それを代表するような形でそういう不安を払拭するような質問というのを練り直したりとか作り直したりとか、そういうような考えというのはあるのでしょうか。

(知 事)
 話を聞いてみて、その場の話の中で幾つか、どういう話の内容かは分かりませんので、話の内容について確認することはございます。また、その話によって、県と市で連携をしながら、いずれその場では多分細かい話はなかなか出ないと思うんです。ですから、大枠の話はその場で必要があればお聞きしながら、いずれまとめた形で質問事項があればまとめて回答を求めると。
 また、その状況によっては住民説明会の必要性も訴えていく必要があると思いますが、今の時点でどういうことを聞くということは、まだ相手の話がございますので、これはその時点でフレキシブルに対応します。

(幹事社)
 各社さん、このイージス・アショアの関係で質問がある方、挙手でお願いします。

(記 者)
 確認ですけれども、先週の14日午前に連絡があってから、日にちの調整についての電話連絡というのは防衛省側からあったものでしょうか。事務的な話ですけれども。

(名越総務部長)
 先週の月曜日に事務的に進めていきたいというお電話がありまして、それを先週発表させていただいたのですけれども、その後に日程の調整をしているという状況です。電話をいただいてから日程を確認して先方にお伝えをしているというところです。

(記 者)
 それは東北防衛局ではなく本省の方でよろしいでしょうか。

(名越総務部長)
 私の方から東北防衛局を通じて、当然東北防衛局の方は本省の方に連絡をしてその作業を進めているというふうに理解しています。

(記 者)
 ちょっとしつこいですけれど、どのくらいの頻度で、何日にわたって連絡があったとか、やりとりしたというのは。

(名越総務部長)
 そこは必ずしも正確に記憶はしてないですけれども、秋田市長の日程のご都合もありますので、うちの知事の日程とを見比べて、向こうの方に提案をしているという形になっています。

(記 者)
 秋田市の日程についても、名越部長が窓口となって調整をとっているということですか。

(名越総務部長)
 そうですね。もちろん私だけではなくて、総務部が担当ということで私も含めて総務部で担当しているということです。

(記 者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 この件でほかにありませんか。
 すいませんNHKで再質問させていただきたいのですけれども、国会議員の方に防衛省の方から説明が、県より、別にどっちが先かということを言いたいわけではなくて、国会議員にも説明がもう既にあったと思うのですけれども、その内容について、例えば国会議員を通じてとか知事の方は何か把握されたりとかするのでしょうか。

(知 事)
 報道にもあったとおり、昨日国会議員の方と、公明党のパーティーで会ってお聞きしましたけれども、いずれ今まで防衛省が一般的に言っている内容から出るような話ではないのかなと。そんなことで、一方的に国会議員に説明したのかなと。ただ、国会議員からは十分にしっかりとした説明を丁寧にしてくれということを言ったと聞いています。

(幹事社)
 あとごめんなさい、正式にまだ6月1日で決まったわけではないというようなことではあるとは思うのですけれども、県としては6月1日というのは一応候補日として一応向こうの方には伝えている。別にそれが候補日としという意味ですけれど。

(知 事)
 要するに私と秋田市長の両方がいる日ということで、例えば秋田市長の方は7日から議会が始まりますし、私は6日から東京へ出張ですので、そういうことからすると、秋田市長の方が非常に急いでいると。
 そして私と秋田市長がどちらも庁内にいるときは1日、最短では1日だということは伝えています。

(幹事社)
 この件に関してほかに質問がなければ。ほかの話になった後にまた追加で質問していただいてもかまいませんが、今ありませんでしょうか。
イージス・アショア関連も含んでいいですけれども、それ以外で質問がある方は、どうぞ挙手でお願いします。


(幹事社)
 雨の関係で2点お願いします。
 人事異動を含めて、この春、副危機管理監を増やすなどして対応を強化したと思うのですが、それがあっての今回の雨だったのですけれども、対応を含めて去年と比べて変わったところがあれば教えてもらいたいというのが1点。
 もう1点、秋田市の穂積市長が避難勧告が出ているときに、個人的な用事でちょっと東京に離れていたということがあったのですが、知事自身この対応の是非についてどう思われるかという2点をお願いします。

(知 事)
 まず、去年の反省を踏まえて、かなり、危機監理監もやっていますので、肉体的にも危機監理監が徹夜でということは非常に苦しいわけですので、そういう意味で仮眠もできるように(副危機管理監と)2名でということで、今回、メール以外に、LINEみたいなトークで、あれで全体の、本部員は全部同じ情報が一斉に流れて、誰がこれを見たかすぐ分かるようになっています。 
 ですから、リアルタイムで情報が関係者に全部伝わると。それをいちいち、これを見ましたかと言わなくても開けば送信した方に既読で出ますので、そういう意味で非常にそういう体制を整えていますので、私も、前回の反省もございますので、18日の夜はずっと公舎で待機していましたし、災害対策本部も早めに立ち上げました。
 今までは、市町村の災害対策本部の立ち上げがある程度多くなった時点で行っていましたが、市町村の対応はバラバラですので、いずれかなりの被害も想定されましたので、県がいち早く災害対策本部を立ち上げるという指示をして、そういうことで今回は非常にスムーズに(災害対応が)いっていたのではないかなと思います。
あとは職員の方も緊張感が随分ある中で、スピーディーに対応したというふうに感じています。
 秋田市長の件については、昨年の私の場合は全面的に100%私の責任ですけれども、ただ(今回の秋田市の場合)災害対策本部になっていませんでしたから、(秋田市長が)災害対策本部長ではございませんので、そういうことでそれをどう考えるか。
 あとは、東京に発ったのが19日の午後ということで、避難勧告は出ていましたけれども雄物川の水位は下がっていましたので、そういう点を確認してというお話でしたので、できれば、可能であれば、ある程度地元にいた方がいいかもしれませんけれども、個人的にもそういう用事がある場合、必ずしも全部これを、一定の確認の上、これは水かさ増している状態ではちょっと(対応として)まずいでしょうけれども、水かさが低下している状況を確認の上ということですので、致し方がないのかなと思います。

(記 者)
 市民の間でも意見が色々とあるようですが、問題なかったのかなということでしょうか。

(知 事)
 うん。本部長であれば別ですが、対策本部長になっていませんので、この場合、他の市町村も本部長でない場合は、動いている可能性はありますので、一概にこれはだめだということにはならないのかなと思います。

(記 者)
 分かりました。ありがとうございます。

(幹事社)
 すいません、今の質問の関連で、本部長でないのでと今知事おっしゃられましたけれども、去年の知事のゴルフ問題のときも、知事も別に本部長ではなかったと思うんです。そういう組織の仕組みでその責任がないからどうのこうのということではないのではないかなと思う部分があるし、知事も去年の反省というのは、まさにそういう自分が本部長じゃなかったから良い悪いということではないというようなことをおっしゃられていたと思うのですけれども、そこの部分もう少しどういうふうに考えるかというのを教えていただきたいのですけれど。

(知 事)
 例えば本部長でなくても、これから本部になりそうな増水の状況等であれば、私の去年の場合は、本部長でないけれども実際に私が帰ってすぐ本部に格上げしようと、被害が増している状況でしたので、それとちょっと今回は違うのかなという。
 ただ、先ほど言ったとおり、望むべきはできれば、余り遠くに行かない方が多分いいというのは一般論としてはそうだと思います。

(記 者)
 今のお話で確認ですけれども、昨年は被害が増えるだろうということだったので戻られてということだと思うのですけれども、今回のケースの場合は、穂積市長が被害が今後増えないだろうというようなその想定のもとで上京をされたというふうに解釈されているのですか。

(知 事)
 はい。実際に詳しくは聞いていませんけれども、発ったのは19日の午後で、午前中にあと水はどんどん減っていましたので、あの後の気象状況も安定していましたし、あの段階ではあれ以上増水は無いという状況であったようです。ですから、それを判断した上で、副市長もいますので、そういう判断で行ったのかなというふうに思っています。


(記 者)
 分かりました。ありがとうございます。
 あとすいません、政府がザギトワ選手に秋田犬を贈呈する式典に首相が臨席するということで、大分政治色が強まってきたのかなという印象ですけれども、知事は何か、かなり保存会とあちら側のスケート連盟の方のやりとりを静観されていたような印象でしたけれども、ここに政府が入ってきたことについてどのように思われますか。

(知 事)
 前回の県からプーチン大統領への秋田犬の贈呈は、東日本大震災のお礼ですから、これは完全な政府間の公的な贈答です。 
 今回は、民間からプライベートな贈呈ということですけれども、やはりそういう意味からすると民間ということでしょうけれども、せっかく安倍総理が行くときに、例えばよくあるのは、私なんかも民間の贈呈の際に、県知事が立ち会ってくれという話もたまにあるのです。
 ですから、そういうことからすれば、私は総理が出ても、これ逆に言えば日本のザギトワ選手に対する尊敬の念もありますし、私どもにしてみれば秋田犬、お犬様ですから、総理が出席されても逆に秋田犬の評価が上がりますので。ただ、秋田犬にとっては余り政治的な中で翻弄されるのは不本意でしょうから、あくまでも犬が主役ですので、犬を大事にしていただけるということが一番の根本であろうと思います。

(記 者)
 ありがとうございます。


(記 者)
 イージス・アショアの関係で、国会議員の方に対して防衛省から説明があったという話が、さっきありましたけれども、知事は、一般論としてみんな分かっている話だったという話はあったのですけれど、県民の中では、とはいえ何で秋田なんだという説明をしてほしいと思っている方々はたくさんいると思うのです。
 その中で、県としてしっかりと防衛省から情報をあげてしっかり説明を聞いた上で、その防衛省はこういうふうに説明しているんだということを県として県民に知らせる役割もあると思うのですが、そこら辺についてはいかがお考えでしょうか。

(知 事)
 いずれそこら辺は、そもそも論ですので、これはしっかり聞く必要がございます。それを説明するのが県なのか防衛省か、やはりそこにプラス色々なことが引っ張り出ますので、県が代行して県民に説明するということはおかしいと思います。
 誘致企業の場合は別ですけれども、やはり国が直接やってもらうと。ただ、その段取りは、やはりこれは市、町内会であれば市でしょうから、県と市が連携しながら。ただ、県が中間の斡旋役ではないですから。ただ、当然、そういう点はどういうことを聞いて、こういう回答があったということはオープンにするという。それは当然聞いたことはオープンにします。伝わるように県民に。
 ですから、それからまた県民の方が疑問を感じるということで、また直接防衛省に聞きたいということが出てくるでしょうから、いずれしっかりした説明会の開催は必要であろうと思います。

(記 者)
 はい、ありがとうございます。


(記 者)
 雨の話に戻って恐縮ですけれども、先ほど知事がおっしゃった早めに(災害)対策本部に格上げをされたりと、早め早めの対応をされたということでしたが、知事もおっしゃいましたけれど市町村にとって対応がちょっとバラバラだったという話がありました。
 秋田市長の関係もありましたけれども、秋田市はなかなか(災害対策)本部には上げないという状況で、大仙市は早めに(災害対策)本部を立ち上げたり、そのような足並みが揃わなかったということに対して知事はどうお考えでしょうか。

(知 事)
 これはその市町村の独自の判断ですので、これを県がどうこう言うことはできませんけれども、結果から見ると、床上浸水も田んぼの方も秋田市が多いです。ですから、結果から見ると大仙市の方は床上浸水があまりなかったという。ですから、やはり大仙市の方は去年の経験がありますので早めに手を打ったと。
 秋田市の方はかなり面積が大きいものですから、そういうことで前例を見ながらということでしょうけれども、(災害対策)本部に上げてもよかったのかなと思います。結果論ですけど。
 被害状況から見ると秋田市一体多いんです。ですから、その判断は、これをどう考えるかというのは市の判断でしょうけれども。県は昨年の状況から、単純に市町村の数ではなくて全体的な広がり、この災害の広がり、これを見ながら判断しようということで、単に例えば(災害)対策本部を立ち上げても、小さな町や村が幾つかやっても、被害の数は少ないという。
 ただ逆に言えば、だから非常に被害の数が、対策本部の数だけであれば少ない。それで県がやってもこれちょっと空振りと。ですから、状況を余り固定しないで、何(市)町村がというよりも全体の広がり。今回も雄物川の氾濫がありましたから。
 やはり雄物川の氾濫というのは、あれ以上水かさが増すとまたかなり広い面積に被害が及びますので、やはり雄物川が氾濫するということは、一級河川ですので、やはり県としては(災害)対策本部のレベルかなという判断だったです。

(記 者)
 ありがとうございました。


(記 者)
 すいません、話何回も行ったり来たりで申しわけないですけれど、イージス・アショアの件、何かこう今のやりとりを聞いていて、何ていうか知事がちょっと他人事のように話してるように聞こえてしまって、そもそも国が県の方にお話しするからというような話だったですけれど、知事としては調査は受け入れる、受け入れざるを得ないみたいなお話、先週ありましたけれども、実際自分としてどういうふうに今後判断していこうというふうにお考えなのかをお聞かせいただきたいなと。

(知 事)
 今から余り言うと、政府はいつも何かあれば想定質問をくれと言うんです。これはやりません。ぶっつけ本番です。ですから、よく政府の方、ほとんど政府とやると想定質問が来るんです。そうすると、あらかじめ全部セットされる。そうすると、これは逆に言えば、馴れ合いになるんです。
 ですから、私としては当日、いわゆる当日以外もかなり本質論も含めて、しっかり県民の思いを受け止めながら、しっかり遠慮しないで質問を、あるいは申し入れは行うつもりです。

(記 者)
 現状、その知事の賛否が一つの焦点にもなってくるような話になっておりまして、知事はその県民の思いは今の時点でどういうふうに受け止めているのですか。

(知 事)
 何というか、信念的に反対の人もいます。あとは、配備は賛成でもやはり人家が近いところは不安だと。そういうところは、どのように説明ができるのか。単に、例えば電波の問題も大丈夫ですではだめでしょう。こういうことであるのでこうですよという。ですから、私の方もレーダーの勉強をしていますので、、専門的まではいきませんけれども、一定のそういうところはかなり知見を持っていますので、一般論としての聞き方よりも、かなり具体的にお聞きしたいと思います。
ただ、今からお話しますと相手が全部先にそれを。ですから馴れ合いは嫌ですから、ええ。

(記 者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 そろそろ時間なので、質問があれば最後の質問でお願いします。なさそうなので、会見の方は終了させていただきたいと思います。

(知 事)
 はい。

(幹事社)
 ありがとうございました。