画像:脱穀の様子

通称「草木谷」と呼ばれる地は、八郎湖に注ぐ豊川の上流域に位置します(潟上市昭和豊川山田地区)。明治期の農業指導者石川理紀之助翁が営農実践した場所でもあります。
翁は「聖農」とも「農業の神様」とも讃えられる郷土の偉人です。

近年、休耕田となっていたこの地を地元有志で作る「草木谷を守る会」が、「環八郎湖・水の郷創出プロジェクト」(事務局:県秋田地域振興局)の一環として、平成19年に蘇らせました。流域全体の健全な水循環を促し、八郎湖の再生に結びつけようというものです。

収穫の時期を迎えた今年もまた、地元、大久保小学校児童による脱穀・縄結い体験が行われました。

画像:石川理紀之助翁の山居跡1画像:石川理紀之助翁の山居跡2
石川理紀之助翁の山居跡に隣接する田んぼが農業体験の会場です。
画像:石川理紀之助翁の山居跡3
石川翁が営農実践した山居の外景
画像:石川理紀之助翁の山居跡4
山居の内部
画像:開会の挨拶をする石川会長
開会のあいさつをする「草木谷を守る会」の石川紀行会長
画像:杭掛けされた稲穂
杭がけによる天日干しで脱穀を待つ稲穂
画像:足踏み脱穀機
現在ではほとんど目にすることのなくなった「足踏み脱穀機」

脱穀作業

画像:子供達の脱穀体験の様子1 画像:子供達の脱穀体験の様子2
画像:子供達の脱穀体験の様子3 画像:子供達の脱穀体験の様子4

画像:コンバイン
脱穀の一部はコンバインでも行われました。
画像:小川で遊ぶ子供達
作業の合間に小川で遊ぶ

縄結い体験

画像:縄結い体験の様子1 画像:縄結い体験の様子2
画像:縄結い体験の様子3 画像:縄結い体験の様子4
画像:縄結い体験の様子5 画像:縄結い体験の様子6

画像:焼き芋を頬張る子どもたち
焼き芋を頬張る子供たち。作業後の旬の味覚はひとしお。
画像:山居跡に夕日が射す1画像:山居跡に夕日が射す2
作業の終わりを告げるかのように秋の早い夕暮れが近づいてきました。