平成30年2月13日知事記者会見

2018年02月14日 | コンテンツ番号 31255

 ●知事発表
 (1)2018FISフリースタイルスキー・ワールドカップ秋田たざわ湖大会について 

●幹事社質問
 (1)2月議会に臨むに当たって
     ・平成30年度 当初予算について 

●その他質問
 (1)J2昇格に必要であった平均観客数の要件削除について
 (2)イージス・アショアについて


 (幹事社)
 今月の幹事社のAKTです。よろしくお願いいたします。
 初めに、知事の方から発表事項があるということですので、よろしくお願いいたします。

(知 事)
 2件ほど、私から発表事項といいますか、お話をさせていただきます。
 まず、台湾の東部地震でございます。このたび台湾東部を震源とする大変大きな地震があったわけです。あの地域、私も何回か行ったことがございます。被害の状況等はテレビ・新聞等で報道されてございますが、多数の死者、あるいは負傷者が出ております。犠牲になられました方に対して心から哀悼の意を表するとともに、負傷された方については、ぜひ早いご回復をお祈り申し上げます。
 本県と台湾は、観光あるいは経済分野で、近年大変深い交流がございますので、この災害に対しまして100万円の見舞金を、災害救援のために県からお届けしたいと思います。

 次に、オリンピックと3月に行われますモーグルのワールドカップでございます。
まず、現在、平昌でオリンピックが開かれておりまして、大会の5日目でございます。連日の報道で大変、熱く盛り上がってございます。3人の日本選手がメダルを取ったということで喜んでおりますが、本県からは、立崎幹人選手と立崎芙由子選手、ご夫婦お二人が出場してございますので、大変期待をいたしてございますが、現在のところご本人方にとって、不本意な成績であろうと思います。
ただ、明日以降も、戦いがまだ残ってございますので、明日以降の競技にぜひ全力を尽くしていただきたいと思います。私ども、成績のいかんにかかわらず大いに応援してございますので、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。
 そういう中で、モーグルのワールドカップ「秋田たざわ湖大会」が、3月3日・4日、TDKのオフィシャルスポンサーを初め多くの協賛をいただきまして、仙北市のたざわ湖スキー場で開催されます。今回で4回目でございますが、昨日の原大智選手がメダルを取られたということで非常に盛り上がると思います。
(金メダル獲得の)キングズベリー選手も、昨年までおいでになっていますので、今回は出場選手も参加国も大分多くなって、多分(オリンピック出場の)大半の選手が、韓国からそのまま秋田に入るという状況ではないかと思います。
 そういうことで、今回の平昌オリンピックのモーグルの上位の選手が一堂に会してこの田沢湖スキー場でワールドカップの競技をしますので、非常に盛り上がるのではないかと思います。この後の大会もまだありますので、ぜひこのメダリスト達のすばらしい滑りを直接見ることができますので、(大会の)盛り上がりを大いに期待をしてございます。
 雪の状況も今年は大変いい状況ですので、すばらしい大会になるのかなと思っております。オリンピックとは別でございますが、本当の意味の実力者が出ますので、大変楽しみにしてございます。
私からは以上でございます。


(幹事社)
 ありがとうございます。今の件に関して、何かご質問等あればお願いします。
 特にないようであれば、幹事社の質問に移らさせていただきます。
 明日から2月県議会が始まるわけですけれども、先週、新年度の当初予算案の規模等も発表されまして、今回の規模に関しては、佐竹知事が就任されてから最も少ない規模となったわけですけれども、今回の予算案の特徴ですとか、今回どのような議論が目玉になるとお考えなのか、そのあたりをお聞かせいただけますでしょうか。

(知 事)
 前にもお話ししたとおり、リーマンショック以降、中小企業の資金需要に対応するために、制度融資の枠が非常に多かった訳ですけれども、(来年度予算では)この分が非常に少ないということ。全体的に5,800億円ちょっとということで、当初予算では前年よりも83億円ばかり減ったということで、小粒の予算に見えますけれども、内容については、今の県の産業構造、アベノミクスの成果が地方に皆及んでいるということでは決してすべてではないですけれども、特に県内の製造業が、今大変元気がいいという、また、農業の方も、米依存からの脱却ということで若い皆さんも、後継者の皆さんも非常に積極的で前向きです。特にこういう若い力、あるいは新しい分野、こういうものを中心に予算の重点配分をしたつもりでございます。
 特に第4次産業革命、このイノベーションは、すべての分野に影響しますので、これからの地方の様々な産業ばかりではなく、暮らし、色々な面でかなり影響がございますので、そういうことも含めて、財源的には大変厳しい状況ではございますが、そういう分野については、特に新しい例えばEV、輸送機、その関係の設備投資、プラス大企業からも例えば航空機、あるいはEVのモーター、こういうものの中心になる技術、これについて産学官研究が秋田を中心に行われてございます。こういうことについては国の支援も求めながら、一定の積極的な予算をつけてございます。
 また、子育て支援は、来年から国の制度が大きく変わりますので、逆に言えば、その国の制度を補完するという意味と、これは国の制度が変わるという前提で、まず今回一定の枠の拡大、条件緩和等をやったわけですけれども、これについては、来年度、国の制度がしっかりしたものが明確に出て、その段階で再度見直しをしようということで、今のところまず、暫定とまではいきませんけれども、国の制度の最終版がまだ分かりませんので、その状況を見て対応したいと思います。
 あと移住・定住の方も一定の伸びがございますので、よりきめ細かくやろうということであります。
 もう一つは、やはり昨年の災害(に対応する予算)、この分が非常に多くなってございます。特に公共事業の予算が、昨年よりも126億円プラスになってございます。さらに、今月末に国からの補正予算が出ますので、これを加えますと、相当な公共事業、特に災害復旧ですね。
 災害については、私ども直轄河川中心に、国が一生懸命やりますけれども、やはり直轄河川に流入する地方管理河川、これをしっかりやらなければなりませんので、その分で県単あるいは県の補助事業が、かなり増えます。そういうことで、県民の要望が強い面について配慮したつもりでございます。
あと、健康寿命日本一運動、これは市町村と一緒にやるということで、この面について、これから色々な議論があると思います。ですけれども、まず大きな目標をつくってやろうということで、健康関係についても積極的に予算計上をしてございます。
 そういうことで、既に出ているようですけれども、単年度の予算を、あまりこう言葉で言っても、これ継続ですから、ただあえて言えば変革への対応、また、県民が様々な面でやる気が出ていますので、そういうものを応援しようということで、まあ「変革対応・県民応援予算」という、そんなところで理屈づけしたところでございます。

(幹事社)
 ありがとうございます。すいません、一つだけ。公共事業のところですけれども、補正予算を加えるとどれぐらいになりそうですか。

(知 事)
 はい。今、最終的には国からの内示を含めて、箇所づけ、あるいは算定今してございますが、この後、約200億円程度プラスなります。

(幹事社)
 ありがとうございます。これに関連してご質問のある社があればお願いします。

(記 者)
 2月県議会の議論という部分では、サッカーとか、健康寿命、色々あるかと思うのですが、そこら辺に向けてこう期待したい部分というか、もしあれば教えてください。
(知 事)
 1年後に、統一地方選挙、県議会議員選挙がございます。色々な面でかなり地域の問題、1年後の選挙を控えて、県議会レベルでは地域の問題、これは様々な問題がございます。そういうものが一つで、共通課題では、やはりサッカースタジアム、補正予算も含めて、こういうもの。あとは、新しい元気創造プランの人口減少に対する考え方、あるいはそれに対応する予算等々の県の支援、こういうもの。
 あと、非常にまだ不確定な要素がございますが、イージス・アショアの問題、こういうことが中心になるのかなと思っています。


(幹事社)
 他に何かありますでしょうか。無ければ、その他のことでも結構ですので質問があればお願いします。

(記 者)
 先日Jリーグ規約が改正されて、平均観客入場者数3,000人という(J2への昇格)要件が撤廃されたわけで、知事は、前回の記者会見等々でも、それはチームの努力で求めるというような話がありました。
 撤廃されても、ある程度の観客入場者数なりを求めるお考えはありますでしょうか。

(知 事)
 今の場所から陸上競技場に行くと(スタジアムが)大きいでしょう。また、ナイターがつくと。ビジョンがつくと。ということは経費がもっと掛かるんです。さらに、1万人規模の(スタジアムを)つくると、もっと経費かかる。ですから、やはり入場者数を一定以上に確保しないと、人数が少ないと、チームの経営が常に悪化します。ですから、やはり我々の希望としては、あのやはりJ2の全国の平均観客数、何千人だっけ。

(スポーツ振興課長)   :
 6,000人です。

(知 事)
 6,000人ぐらい。やはりJ2の全国平均は目指してほしいと思います。そうすると、やはり1万人のところに、いつも2,000人とか3,000人だったら、これは逆にチームの経営がおかしくなります。そうすると赤字になると、これはだめですから、やはり、そういうおのずと大きいところになると経費がかかりますから、やはり全国平均、これはチームとして努力してほしいと思います。

(記 者)
 それは、実際に改修が終わって陸上競技場の方が使える段階でそういう数字を求めていくということでしょうか。

(知 事)
 すぐ、なるかどうかは別にして、やはりその目標に徐々に。もし新しいものを造るとしても、まだ先ですから、5年ぐらいは八橋陸上競技場を使うという、その段階でどんどん増えないと、これ減ってしまうとなると、やはり世論、あるいは議会の方も納得しないでしょうから。開幕戦で1万人と言っていますから、うん。

(記 者)
 今の質問の関連で、開幕戦で1万人を集めるとブラウブリッツの方は言っていますけれども、県として何か応援することというのはあるのでしょうか。

(知 事)
 具体的に、何をするということではないですけれども、やはりチームが頑張っていますので、色々な広報、あるいは様々な声かけはしていくと思います。チームの方が、あまり行政頼りになっても困りますけれども、やはりホストタウンの秋田市、男鹿市、由利本荘市、にかほ市だけではなくて、チームにはホストタウン以外の全県の市町村に、もっときめ細かく網を張って、全県では、それ以外にも高校とかのチームがありますから、全県的にもっと各市町村、ホームタウン以外にもPRをきめ細かくしてほしいということは言ってございます。


(記 者)
 別の質問ですけれども、イージス・アショアの関係で、先週の木曜日、小野寺防衛大臣が衆議院の予算委員会で、その配備先を決める前提となる調査を行う前に自治体に丁寧に説明すると発言されたと思うのですけれども、秋田が明示はされてないですけれども、水面下でここが一つの候補地になっているというのはたくさんの報道が出ているわけですから、それについて、知事はそういう大臣の発言についてどういうふうに考えられておりますでしょうか。

(知 事)
 昨年末にあの報道があってすぐ、県と市から防衛省にどういうことかということを聞いています。その段階で、まず場所は決まっていないと。ただ、しっかり説明はしますと。そこまでは伺っています。
 ただ、その後、国会で議論も進んで、補正予算も通ったということで、私どもの方で再度防衛省の方に場所が決定してからではだめですよと。候補地としての決定はいいけれども、最終決定をしてから説明しても困りますから、候補地ということで調査前に、一定の説明は必要であろうと申し入れてあります。
 ですから、もし仮に候補地だったとしたらということで、今から我々も分かりませんから、仮に秋田が候補地になるとしたら、候補地の調査の前にしっかり説明願いますということは申し入れてございますので、それに基づいた答弁かなと思っています。

(記 者)
 当たり前かもしれないですけども、そういうふうに防衛大臣が公の場で、候補地の調査の前にちゃんと説明しますよと言ったことに対して、知事はどういうふうに受け止めてらっしゃいますか。

(知 事)
 それは当然、説明はしていただかないと終わりませんし、当然我々も説明があれば、内容について、ただ説明、色々な住民の不安、あるいは県や市の考え方もありますので、そういう点については疑問を投げかけながら、その回答を待つという、そういう回答をしてもらうということが必要ですし、色々な面で事前に説明が必要であろうということを言ったわけです。

(記 者)
 具体的に、いついつに知事のところに来るとか、この担当者を派遣するとか、そういうような打診というのは来ているのでしょうか。

(知 事)
 実際に今の段階でまだ候補地も決まっていませんと。そこは、今の段階でも場所はまだ未定ですよと。ただ、我々、あれだけ出れば、火のないところに煙は立たずで、全く秋田が入ってないというわけではないと思います。
 ですから、我々としては、秋田が多分候補地であるかもしれないという前提で話してございます。ただ、あちらの方から、秋田が候補地になっているということは、まだ1回も話されていません。

(記 者)
 逆に、いつ頃に説明に来てほしいとかそういう要望を出すとか、そういうのはないのでしょうか。

(知 事)
 それは、やはりあの予算が成立して、どういう調査をするか。当然、色々な説明の内容もあるでしょうから、我々からいつということは、今のところはまだ考えていませんけれども、当然予算が成立しますと、そういう事務的な準備に入ると思います。
 そういうところについて、色々な情報を可能な範囲に我々得ながら、必要であればこちらからもアクションを起こすということです。

(記 者)
 ありがとうございます。

(知 事)
 この問題、稲田さんの時に出ているんだよ。稲田さんの時は場所違うんだよ。

(記 者)
 どこだったんですか。

(知 事)
 うん?

(記 者)
 どこだったのでしょうか。

(知 事)
 あとで調べれば分かる。稲田さんが辞める前にこの問題、ちゃんと防衛省の中に資料あるんです。あれ公表されているんだ。調べれば分かります。場所が、どっちも違うんだな。ただ、なぜ違うか分かる。私も防衛の専門的に言えば分かるような気がします。ただこれ、個人のあれですから、中身は言えません。

(幹事社)
 ほかに。

(記 者)
 関連してなんですけれども、国の予算が調査費ということで2カ所載っているんですけれども、審議を見て、この前の小野寺大臣の答弁を聞いてると、予算が本当に成立するまで場所は出ないのかなみたいな印象を僕は聞いてて思ったのですが、実際県の予算とかでも、調査するとなれば、こことここの調査をするのでその分の予算を認めていただけますかというのが普通だと思うのですが。

(知 事)
 うん。

(記 者)
 そういった意味で、与党議員からも情報収集に努めるというふうにおっしゃっていましたけれども、今の国会審議をどう見ていますか。進め方も含めて。

(知 事)
 先般の予算委員会では寺田議員が、今度の参議院の方は、県選出の議員は入っているのかな。
いずれ、報道ですけれども、県の国会議員にも場所はまだ未定という話ですから、なかなかそこは、何カ所もあって、そのうちの1カ所というよりも2カ所と限定ですから、そうなれば、あれだけ秋田県と山口県となれば、多分そうだろうというふうで、これはナチュラルに思うでしょう。ただ、やはり、今のところまだかなりガードが堅いんですね。
(記 者)
先ほど、稲田大臣の頃は場所が違うふうだったというお話もありましたけれども、その進め方とすれば、地元首長的には、防衛なんでこんなものなのかなという印象なのか、やはり調査費を盛ったのであれば、ここを調査したいから予算審議をしてほしいというふうに言うべきか、どういうふうに見ていますか。

(知 事)
 例えば県の許認可を得るような問題であれば、例えば議会の議決とかそういう行政行為、これはないんですよね。
 ですから、やはりこれ、法的に、これを合意するとか、また市と県と両方あるでしょう。地域住民にはやはり市の方でどう考えるか。ただ県は、県内の設置ともなれば、県も色々な面でありますから、それはしっかり把握しておかなければならないですね。
 どういう調査をするのか、我々なりに、万が一調査になるとすると、色々な面で確認したいこともたくさんあるんですよ。これは一般的に、素人的に、感情的に確認したいものと、かなり厳密に科学的に、それはしっかり、一定の我々の知識もございますので。
 特に私の場合は、あまり言わないで、こっちの方が専門的な一定の知見がございますので。ただ、あのPAC3と海上イージス、それからイージス・アショアかTHAADか、3段階、これは必要ではないかと思うんですよ。だから全体構想を、これは否定はしません。ただ、これは、寺田議員も、今のイージス・アショアそのものについてはあまり否定的ではないけれど、次のPAC3は終末段階ですから、あれを東京でやったら、もう新宿に破片がバラバラ落ちるんです。ですから、PAC3は必ず、その周辺に相当被害があるんですよ。ただ、例えば核弾頭を積んでるものについて、弾頭を爆発させないことはできる。
 ただ、それはドンと落ちてきますから。ですからやはり成層圏でやっちゃう(迎撃する)という、これは普通のミサイル防衛では、PAC3と海上イージス、海上イージスも、相当イージスをしっかり船舶を整えてということで、これ非常に負担がかかりますから。
 あと荒天の場合、悪い天気になりますと、やはり今のでは3段階、本当は4段階、THAADも入れて4段階あれば大丈夫です。
 あと、5年後か6年後でしょう。どうなるのですかね。北朝鮮情勢、そういうことも全部、色々な方が色々な疑問が、あるいは聞きたいこといっぱいありますよ。ただ、私自身は、配備地は別にして、構想は決して否定するものでないけれども、ただ場所的に、やはりほかの場合、ああいう狭いところにあまりないものですから、それをどう地域住民の方に納得してもらえるか、合理的な説明ができるかどうかですよね。

(幹事社)
 ありがとうございます。すいません、最後にもしあれば。

(記 者)
 すいません、今の関連で2点お伺いします。
今、3段階必要だというお話がございました。政府は当初THAADを検討していましたけれども、途中からTHAADを断念してイージス・アショアに変えました。イージス艦の運用やあるいは乗組員の運用を理由に挙げていましたけれども、知事としては、多層化、ミサイル防衛の多層化を優先すべきだったというお考えでしょうか。
(知 事)
 多層化、THAAD、今でもTHAADの方がいいという人もいるんです。ただ、あのTHAADは費用かかるし、移動するということで、全体の何というかなパッケージが非常に大きくなるんです。だからそういうことではないのかなという。ただ、近接の場合は、THAADの方がいいんですよ。だからあの韓国もTHAADでしょう。だからそこら辺、よく分からないという、色々な説明があるようです。まあ考え方ですね。

(記 者)
 分かりました。あともう一点ですけれども、場所についてはもちろんまだ決まってないということではあるんですけれども、知事のお考えとして、この秋田県と山口県を比べた場合、これだけ市街地に近い場所が候補地に挙がっていることについてはどのような印象を今お持ちでしょうか。

(知 事)
 やはりあの、例えば最大限の防御をしても、やはり近いところは不安があると思うんですよ。それから、海岸部に近いというのは、あくまでも私の個人的な考えですけれども、短距離、短射程の携行ミサイル、あれほら、漂着船とか潜水艇から、沿岸から撃てば当たるんですよ、射程がね。
だからテロには非常に弱いかな。私が攻める時は。そういう時は、自分が攻める立場で考えるんですよ。ですから、今、携行型の肩撃ちのミサイル、あれでも4キロから5キロ飛びますから。
 そうしますと、漂着船をポッとやれば。だからそういう点、どういうふうに防ぐか。例えば、あの海岸部の全部ソナーをやって、ソナーとそういう場合の警備船、あれも配置しますとかね、そういうふうな答えがあるかどうかなんですよ。これ全部ね、軍事技術的に対応できるかどうかですよ。感情論でなくて。

(記 者)
 今、海岸線からの軍事的なお話をいただきましたけれども、じゃあ市街地の近くというのは、あまりこう問題ではないというか。

(知 事)
 いや。

(記 者)
 その議論すべきところではないというお考えでしょうか。

(知 事)
 やはり場所も、あれ結構広いですよ。市街地から狭く、遠くなると、県の施設に近いんですよ。カントリークラブのすぐ前でしょう。新屋側に行く方、こっちに来るか。大分違うんです。
 だからいずれ、そういう点も含めて、住民は不安があるのは当たり前です。これをどういうふうに解消するか。これはしっかりやってもらわなければ、それは住民が不安を抱えたまま暮らすというのは、これ非常に色々な面で困る面もあるでしょうし、やはり調査は、ちゃんとしてもらうという。ですから、そういう色々な物理的な場合どうなのかという、そういう質問はやはりきっちりしなければならないと思います。

(記 者)
 すいません、今の質問の関連で、先ほど、感情的に確認したいものと、もっと具体的に確認したいものがあるというような話をされていたと思うのですけれど、今の知事の答弁というかそのお話は、後者の方の部分に入るのかなと思うのですけれども、一応住民のリーダーとして、もし仮に防衛省が説明に来た時に、住民のリーダーとして何を確認しておかなければならないなと、代表として何を聞いておこうと思われますか。

(知 事)
 いっぱいあります。当然県に説明に来る時に、すぐ答えることはできないこともいっぱいあると、相当専門的に聞きます。これあの、これからちゃんと、色々な面で調べてますから、調査の上に何を聞くかというのは、やはりきっちり答えてもらうためには、きっちりした質問は必要ですから、これはやはり、住民の皆さんというよりも、我々中立の立場でしっかり考えて、公平に、あの立場で聞くものを整理して、当然行政としても県、市が一緒になって、そういうことちゃんと質問するという事項はまとめたいと思います。

(記 者)
 その中でも、その住民の不安を払拭するために何が特に一番重要な論点というか、質問になるかなというふうに考えてますでしょうか。

(知 事)
 やはり近い場所ですから、テロ等の攻撃、そういうものが中心ではないかな。あとはレーダーの、サイドローブという電波漏れ、あれをどういうふうに感知するか。あれは、そんなに難しくないですよ。Xバンドレーダーいっぱいありますから、今。
 ただそこは、そうはいっても、こういうふうにしてこれを防ぐとか、こういう物理的な対応をとるとかそれを言わないと、単に安心してくださいとか、ちゃんとやりますだけではだめでしょう。こういう装置をつけるとか、こういうふうに例えば、あの基地のあの周辺に電波計をつけて、常にその情報を公開するとか、そういうことがないと、やはりただ言葉だけではだめだと思うんですよ。例えばですよ、例えば。

(幹事社)
 時間も過ぎておりますので、ここで締めたいと思います。よろしいでしょうか。
 はい、どうもありがとうございました。

(知 事)
 はい。