近年、救急搬送件数は、高齢化の進展等によりほぼ一貫して増加しており、このような状況が続けば、真に必要な傷病者への対応が遅れ、救命率に影響が出る可能性があります。

 この度、消防庁では住民による緊急度判定を支援し、利用できる医療機関や受信手段の情報を提供するため、「Q助(きゅーすけ)」スマートフォン版及びWeb版の提供を開始しました。

「Q助」とは?

 急な病気やけがをしたとき、該当する症状を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応(「いますぐ救急車を呼びましょう」、「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」、「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」又は「引き続き、注意して様子をみてください」)が緊急性をイメージした色とともに表示されます。

 その後、119番通報、医療機関の検索(厚生労働省の「医療情報ネット」にリンク)、受信手段の検索(一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の「全国タクシーガイド」にリンク)を行うことができるようになり、住民が行う緊急性の判断を支援するものとなっています。 

「Q助」の使用方法

1 スマートフォン版

 「消防庁ホームページ」→「救急お役立ちポータルサイト」→「全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)」から、ダウンロード可能です。

 また、「Aps Store」や「Google play」で「Q助」で検索の上、ダウンロード可能です。

※ アプリは iOS 8.0以上のiPhone端末、Android OS 4.4以上のスマートフォン・タブレット端末で利用可能です。

2 Web版

 「消防庁ホームページ」→「救急お役立ちポータルサイト」→「全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)」のWeb版で閲覧可能です。

 総務省消防庁ホームページ 全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)

 全国版救急受信アプリ(愛称「Q助」)リーフレット