泡沫分離装置は、水中の汚濁物質(排泄物、残餌など)が気泡(アワ)に吸着する性質を利用して、飼育水槽中から汚濁物質を除去します。
 汚濁物質が除去された飼育水は、カキ殻を使用した生物ろ過槽へ導かれ、さらにアンモニアなどの有害物質が分解除去されます。
 その後、紫外線殺菌装置により殺菌されて再び飼育水槽へ給水されます。
 このように海水を再利用することにより、新たな海水を供給するコストと海水の加温コストの抑制が期待できます。


写真左上:生物ろ過槽(前)と、円筒形の泡沫分離機(奥)。
写真左下:泡沫分離機の拡大写真。
写真右上:生物ろ過装置に入れるろ材のカキ殻。
写真右下:紫外線殺菌装置。

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