秋田県交流員の近況
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秋田県交流員は7か月間に及ぶ研修を終え、12月31日(日)に無事、秋田に到着しました。下の写真は秋田県交流員と甘粛省交流員の帰国にあたっての教育長訪問の様子です。
秋田県交流員は甘粛省博物館のリニューアル・オープン開館式典に、秋田県の代表として参加しました。甘粛省博物館の常設展示は「甘粛のシルクロード文明」、「甘粛彩陶」、「甘粛の古生物化石」があり、充実した展示品が揃っています。日本語による解説もありますので、蘭州にお立ち寄りの際はぜひどうぞ。
長城の調査が終わって、現在、甘粛省博物館にて再び仕事をしています。今は開館の準備作業として唐代の舎利容器石函の拓本とりや複製品の製作を行っています。(06年8月29日)
蘭州市は夕方になってもまだ明るく、夕涼みに街歩きをしている家族を多く見かけます。交流員も勤務終了後、蘭山公園で夕涼み。蘭州市が一望できて、最高の見晴らしです。
菊池・石井両交流員が3週間の調査・研修工程を終えて、蘭州市に戻ってきました。二人は甘粛省張掖市山丹県にある長城(総延長100km余)の調査に参加しました。この調査は、世界文化遺産である「長城」の保護計画と保護法を制定するため、甘粛省内の長城の現状を把握することを目的としたものです。調査主体は甘粛省文物考古研究所で、ほかに山西省・陝西省・内蒙古自治区・寧夏回族自治区・新彊ウイグル自治区からも研修員が参加しました。調査日程は、7月27日~8月5日までの8日間で、踏査距離は30kmに及びます。(06年8月24日)
調査から帰ってきて、石井交流員の誕生日を省博物館歴史考古部の方々が祝ってくれました。
現在、両交流員は7月25日から省内にある万里の長城の測量調査へ出かけました。万里の長城は風化などにより年々浸食が進んでおり、このままでは保存がはかれません。このため中国全土で長城の現況を把握し、保護策を講ずるためのプロジェクトが立ち上げられました。甘粛省で今回行う調査もその一環です。交流員から最新情報が入り次第、お知らせいたします。
焼き鳥のようですが羊肉です。甘粛省博物館職員に羊をさばくところから作り方を教えてもらいました。
甘粛省博物館職員に誕生日を祝ってもらう菊池交流員(中央の冠)と誕生日ケーキ
蘭州大学博物館学専攻の学生と研修する菊池交流員
秋田県交流員が省博物館で開く日本語教室はいつも大盛況。
県交流員は、6月10日中国文化遺産日オープニングセレモニーに出席しました。
甘粛省博物館歴史部での展示研修。さすがにシルクロード上の文明の交差点だけあって、洋の東西の文物がたくさん所蔵されています。
現在、県交流員は甘粛省博物館で開催するシルクロード展の準備と解説文の日本語翻訳や、職員を対象とした日本語教室を中心に行っています。
省博物館自然部門での展示研修。後ろに恐竜の模型がみえます。甘粛省では恐竜の化石も多く発見されます。画面右側の方は今年の甘粛省交流員(盧燕玲さん)です。
新鮮なキュウリと茄子です。中国はすべて量り売り。安くておいしい。
市場でイチゴを買う菊池交流員
昨年度交流員の葛雅莉さんと白塔山公園を散策
昨年度交流員の張俊民さんと昼食後の散歩
甘粛省博物館の韓書記に表敬訪問
白塔山から蘭州市街地を一望