第1期計画における農業集落排水施設の対応

 第1期計画では、事業場等の排水に新たに上乗せ排水基準(COD 30mg/L、窒素含有量20mg/L、りん含有量2㎎/L)が適用となりましたが、平成18年度時点で、八郎湖流域内の農業集落排水施設 13施設はこれに対応していませんでした。
 そこで、農業集落排水施設建設予定の2施設を含めて15施設について、すべての施設を窒素及びリンの高度処理に対応した施設とすることとしました。(高度処理によりCOD 20mg/L、窒素含有量15mg/L、りん含有量1㎎/L達成予定)

平成25年3月までに改修を完了

 計画見直し等により15施設のうち、9施設は個別処理から公共下水道接続し、流域外の処理場で対応することとなり、6施設は高度処理型に対応することにより、放流水の水質は上乗せ排水基準を達成することができるようになりました。
 また、こうした対応により農業集落排水施設からのCOD、全窒素、全リンの排出負荷量は従来に比べ約7割削減が見込まれています。

表:農業集落排水施設