ナンヨウカイワリ(秋田県では初報告)
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- 第二背鰭、臀鰭の前部は鎌状に突出。
- 尾鰭は深く湾入。
- 眼は比較的小さい。脂瞼が発達。
- 体高は高く、吻端は短い。
- 稜鱗(ぜいご)は尾柄にあり未発達。
- 体側に、中心が黒色の黄色斑紋が散在。
ナンヨウカイワリ Carangoides orthogrammus
- 採捕年月日:2005年11月4日
- 採捕場所:男鹿市北浦地先
- 採捕漁具:定置網(丸大漁業部)
- 全長:314mm
- 体長:268mm
- 尾叉長:281mm
- 背鰭条数:Ⅸ+29
- 臀鰭条数:Ⅱ+23
サンゴ礁など沿岸浅所。南日本のほかインド・太平洋域、東部太平洋に分布する(中坊1993)。沖縄、紀伊、伊豆などで漁獲され、刺身、塩焼きなどに利用される。
2000年10月に新潟県及び青森県大畑で採捕記録があるが、秋田県からは初報告である。