産学共同研究による十和田石及びその採石跡空間の有効利用
2006年02月14日 | コンテンツ番号 1067
産学共同研究による十和田石及びその採石跡空間の有効利用(中野産業株式会社)
「十和田石」は、日本三大地鶏で有名な「比内地鶏」発祥地である比内町で産出する緑色凝灰岩を、中野産業株式会社がブランド化したもので、保湿・保温・殺菌・消臭性に優れ、全国の温浴施設の浴槽・浴場のほか、住宅や店舗・ビルなどの内装材としても広く使用されています。また、近年の産学共同研究により、十和田石が高レベルのマイナスイオンを放出することが分かり、環境素材としても優れていることが判明しました。
平成13~16年度の産学共同研究では、秋田大学、秋田県立大学と共同して、十和田石を採掘した後の岩盤内地下空間を機能性貯蔵庫として利用するための技術開発を行っているほか、秋田大学、秋田大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーと共同で、石板加工時に発生する石粉材と有機微生物を複合した環境浄化資材の技術開発にも取り組んでいます。
詳細は、中野産業株式会社のホームページをご覧下さい。