第14回北海道・北東北知事サミット(平成22年8月25日)

2016年02月24日 | コンテンツ番号 4715

今回の知事サミットは、仙北市角館において、「スポーツ」をテーマに開催しました。
地域のトップチームやトップアスリートを活用した地域活性化や冬季国体等における連携のあり方などについて意見交換を行い、4道県(又は3県)が連携して取り組んでいく合意事項を盛り込んだ北海道・北東北「北のスポーツ王国」行動宣言や、国に対し働きかけを行っていく決議事項をとりまとめ、発表しました。
また、現地見学では、地元の高校生らによる弓道の演武や飾山囃子の演奏を鑑賞した
ほか、人力車に乗って武家屋敷通りを見学しました。

画像:4道県の知事・副知事
(左から高井北海道副知事、三村青森県知事、高橋講師、佐竹秋田県知事、達増岩手県知事。グランデールガーデンにて撮影。)

サミットの概要

  • 日時:平成22年8月25日(水)11:00~
  • 会場:グランデールガーデンほか(秋田県仙北市)
  • テーマ:「スポーツ振興による地域の活性化と交流・連携の拡充に向けて」
  • プログラム

基調講演(11:00~11:55)

演題「スポーツの価値を高めるマネジメント~課題と解決策」
講師 筑波大学大学院人間総合科学研究科
スポーツ健康システム・マネジメント専攻 准教授 高橋 義雄 氏

画像:高橋 義雄 氏

意見交換(13:10~15:00)

画像:意見交換の様子

現地見学(15:05~15:55)

画像:弓道場で的に向かって矢を撃つ人たち
弓道演武
画像:人力車に乗る知事
人力車
画像:樺細工伝承館見学の様子
樺細工伝承館
画像:飾山囃子の演奏
飾山囃子の演奏

共同記者会見(16:05~16:30)

画像:共同記者会見の様子

サミットにおける決定事項

行動宣言

北海道・北東北「北のスポーツ王国」行動宣言

スポーツは、爽やかさや楽しさ、喜びとともに、健康の維持や体力の向上など、私たちの心身両面にわたり生涯を通じて大きな効果をもたらします。
また、スポーツにおける世代や地域を超えた交流は、コミュニケーション能力やリーダーシップをはぐくみ、ひいては、組織や地域における連帯や相互理解の促進、活力ある地域社会の構築にも大きな役割を果たすものです。

北海道・北東北地域は、四季を通じて多彩なスポーツに親しむことのできる豊かな自然環境や国際的なスポーツ大会の開催実績を有するほか、世界の舞台やプロスポーツで活躍する幾多のトップアスリートを輩出してきました。近年は、新たなプロチームや地域に密着しながら国民的な注目を集めるチームも誕生しています。
こうした、当地域を活動拠点とするチームや当地域出身のトップアスリートは、道県民に夢や感動を与えてくれるだけでなく、地域の誇り・財産として、地域の活性化やイメージアップなどに大きな役割を果たしています。

現在、少子高齢化や人口減少などにより、我が国全体の活力の衰退、地域の伝統文化の喪失などが懸念されていますが、スポーツを地域の活力と発展のシンボルとして最大限に活用しながら、当地域の元気と魅力を創出し国内外に発信していくことが、こうした課題の解決にもつながるものと期待されます。
このためには、道県民の参加の下、団体・企業、学校、行政などが一体となって、スポーツ文化の定着やスポーツ振興に取り組んでいくことが重要です。

北海道及び北東北三県は、このような認識を共有し、下記に掲げる事項を合意し、我が国における「北のスポーツ王国」として行動していくことを宣言します。

1 スポーツを通じた北海道・北東北の「元気」づくりの推進(4道県合意)

(1)ライフステージに応じてスポーツに親しむことのできる「意識」づくり

誰もが気軽にそれぞれのライフステージに応じてスポーツに親しむことにより、運動の習慣化を図り、健康の保持増進や体力の向上を目指すため、道県民がともに取り組むことができるイベントの開催を検討する。

(2)さまざまなスポーツ活動を支える「環境」づくり

豊かなスポーツライフを実現する環境を整備するため、地域住民のスポーツ活動の拠点となる「総合型地域スポーツクラブ」に関する情報交換や、地域スポーツを支える指導者の資質向上のための共同研修会などに取り組む。

(3)スポーツを活用した活力ある「地域」づくり

スポーツを活用した地域の活性化を目指す、自治体、スポーツ大会事務局、トップチーム等がネットワークを構築し、課題解決に向けた情報交換などに取り組む。

2 トップアスリートの育成に向けた取組の推進(4道県合意)

オリンピックを始めとする世界の舞台やプロスポーツで活躍できるトップアスリートを育成するため、4道県が連携し、スポーツ科学支援体制を整備するとともにスポーツ科学を活用した取組を推進する。

3 県有施設・用具・機器の相互活用(4道県合意)

各道県が所管する体育館やトレーニングルームといったスポーツ関連施設の利用に際しての相互支援について検討する。

4 冬季国体の連携開催等にかかる検討(3県合意)
3県連携によるスキー、スケート、アイスホッケー3競技会の分散した形での「競技別開催」の可能性及びその実施体制などについて検討を進める。

平成22年8月25日

北海道知事 高橋はるみ
青森県知事 三村 申吾
岩手県知事 達増 拓也
秋田県知事 佐竹 敬久

決議事項

スポーツ関係

  1. スポーツを核とした活力ある地域づくりの推進について

その他

  1. 地域医療の確保について
  2. 安全・安心な食料の供給と農業の持続的発展について
  3. 地方における高速交通ネットワークの構築について
  4. 大型クラゲ洋上駆除の強化について

第13回知事サミット合意事項関係 ※3県決議

  1. 北東北地域を「食料経済振興地域(フードバレー)」とするための新たな制度の実現について

発表事項

北東北3県による地方債の共同発行について