災害廃棄物の試験溶融処理に係る事前調査結果について

2012年10月18日 | コンテンツ番号 6188

 岩手県野田村の災害廃棄物処理を予定している秋田市の処理施設で試験溶融処理を行うに当たり、受入基準や処理の安全性を確認するため、本日、岩手県野田村新山グラウンド仮置場(岩手県九戸郡野田村第29地割)で事前調査を行いましたので、その調査結果についてお知らせします。

 岩手県野田村新山グラウンド仮置場の仮設破砕施設において、次の調査を実施した。

 破砕処理エリアにおける空間放射線量率、災害廃棄物の遮蔽線量率については、次のとおり問題のないレベルであった。

 なお、災害廃棄物の放射性セシウム濃度、アスベスト濃度、PCB濃度については、5月16日までに取りまとめて公表する。

破砕処理エリアにおける空間放射線量率

 災害廃棄物の破砕処理エリア周辺の4地点において空間放射線量率を測定した結果、次のとおり、災害廃棄物の影響を受けない十分に離れた地点(バックグラウンド)の空間放射線量率と同じレベルであった。

破砕処理エリアにおける空間放射線量測定結果
(単位:マイクロシーベルト/時)
地点1 地点2 地点3 地点4 バックグラウンド
0.03 0.06 0.06 0.03 0.07

※秋田県における地上高1mにおける空間放射線量(0.03~0.09マイクロシーベルト/時)。

災害廃棄物の遮蔽線量率

 災害廃棄物の遮蔽線量率からバックグラウンド遮蔽線量率を除いた値は0.001マイクロシーベルト/時であり、搬出に当たっての目安値となっている0.01マイクロシーベルト/時を大きく下回った。  なお、放射性物質濃度の測定には日数がかかるため、搬出時の確認には、放射性物質濃度との相関が見込まれる遮蔽線量率を測定する。

災害廃棄物の遮蔽線量率
(単位:マイクロシーベルト/時)
災害廃棄物の遮蔽線量率※1 バックグラウンド遮蔽線量率※2 災害廃棄物の遮蔽線量率からバックグラウンド遮蔽線量率を差し引いた値
0.036 0.035 0.001

※1「遮蔽線量率」:外部の放射線の影響を低減させるため、災害廃棄物を鉛製の遮蔽体内で廃棄物に接触させて線量率を測定した値。
※2「バックグランド遮蔽線量率」:遮蔽体内に廃棄物を入れない状態で測定した値。

リンク

秋田市のホームページ(「災害廃棄物試験溶融に係る放射能測定結果について(報告)」のページへジャンプします)