●知事発表
 (1)あきた若者プロジェクトについて

●幹事社質問
 (1)秋田県議会議員選挙の結果について 

●その他質問
 (1)知事就任10年の節目にあたっての所管について
 (2)次期知事選への出馬について


 (幹事社)
 幹事社の産経新聞です。よろしくお願いします。
 まず、知事の方から発表事項があるということで、よろしくお願いします。

(知 事)
 私から1点発表事項がございますが、その前に、秋田ノーザンハピネッツ、大変心配していましたが、B1に残留ということで喜んでいます。また、ブラウブリッツも先般社長に、まずは勝てとお話しましたが、その後ずっと勝っているということで嬉しく思っています。

 今日私から、「あきた若者プロジェクト」という新規予算、若者チャレンジ事業の募集を開始しますのでお話しします。
まず、これからの秋田の未来を切り開く上で、若い人を積極的に応援する活動が必要です。そのため、今年度から、この若い方の活動を積極的に応援する2つの事業をスタートします。
 まず、若者ならではの斬新なアイデアを生かした地域の元気をつくる戦略的な取り組みを支援する、「若者チャレンジ応援事業」であります。 
この事業では、国内外に通用するスペシャリストとして県内において活躍する取り組みや、先進技術等を活用した画期的な取り組みなど、我々が想像もつかないような挑戦的な、あるいは、ある意味で、今まで行政が想定したことがないような斬新なアイデアを提案してもらって、これを県の活性化に結びつけていきたいという事業でございます。今日から5月20日まで前期の募集を開始いたします。採択の状況を踏まえ、7月中旬にも後期の募集を予定してございます。

 次に、高校生の主体的な地域づくりの活動を支援する、「若者と地域をつなぐプロジェクト事業」です。
この事業は、高校生などが地域と主体的にかかわるきっかけづくりとして、若者ならではの地域活性化に向けたアイデアを地元企業や団体との交流を密にしながら一緒に考え、実践していくような業を想定しています。いずれ高校時代から一人一人が地域への理解や愛着を深め、ひいては県内への定着、あるいはふるさと回帰に結びつけることを目的としています。5月下旬から高校生等の事業計画の募集を開始いたします。
 この2つの事業の違いですけれども、まず「若者チャレンジ応援事業」の方は、やはり一定のスキル、計画性、そして斬新と言いながらも具体的な実現性、こういうものをしっかり見極めます。ですから、間口は広いけれども単なる思いつきのものというよりは、相当その最終的な目標までの段取りをしっかりまとめながら、そしてその中でもかなり熱意をもって、そして一定の知識、あるいは情報をしっかり捉えた上でチャレンジするということになります。
 「若者と地域をつなぐプロジェクト事業」の方は、高校時代からあまり枠をはめるというよりも、まずはとっぴ(な発想)でも、あるいは具体的にすぐ実現性がなくても、まず地域に、この秋田に愛着をもって、このふるさとを良くしようという壮大なものでもいいですし、あるいは、我々が思いつかないようなとっぴなものでも、まずこういうものを何とか今から前向きに高校生がこの地域を考えるということを狙っております。いずれ事業の詳細については、担当課にお問い合わせ願います。
私から以上です。


(幹事社)
 ありがとうございました。この件でご質問ある方お願いします。

(記 者)
 2つの事業ということで、特に一つ目の事業でお聞きしたいんですが、割とこうスペシャリストというか、そうした人材の育成につなげるような事業なのかなと理解しますが、知事としては具体的に何かこういうスペシャリストが秋田をこう、貢献してくれるこういう人材がこの費用を使って育成されればいいなとかというふうなお考えは何かありますか。

(知 事)
 今も、県内でそういう事例はありますが、東京ではかなり若い方がITやICTを利用して、我々が今まで考えたことがない事業を展開するとか、例えば、この食の秋田を単に今の状況では例えばインバウンドの皆さんに、これを提供しても、なかなかそう簡単にはいかない。ですから、例えばインバウンド向けに自分で、そういう国に行って、そういうところの料理をしっかり学んで、それと例えば秋田の食材を組み合わせて、その国の方向けにアレンジした、そういうレストランをつくるとか、そういうことで、今までの既存事業、既存の企業が、なかなかそう簡単に手をつけれなかったようなものについて、まず頑張ろうと。
 ただ、これはアイデアだけではどうしてもできませんので、やはり相当に自分の持っている情報やその論理構成、そういうものも必要だと思います。
 そのために全てについて自分でその知識を得るというのは難しいですから、まずその支援体制、採択されたものは専門家からのアドバイス、あるいはその後のファイナンスなど、一連で県も応援しながら、いいものについては伸ばすということです。最後に実現に生かすというふうな取り組みを想定しています。

(記 者)
 ありがとうございました。

(幹事社)
 この2つの事業は、知事の肝いり事業ということで、まずこれにようやく着手できたということのご感想をひとつお願いしたいのと、あと、かなり予算が内示されて発表された段階でも各紙大々的に取り上げてたと思うのですけれども、これまでに、この事業を利用したいという方からの問い合わせがあったかどうかなどありましたらお願いします。

(橋本地域づくり推進課長)   :
 市町村を通じてぼちぼち来てますけれども、まだ中身については、今日から募集なので。

(記 者)
 着手できる心境というかご感想については。

(知 事)
 やはり地域で、今までの制度色々あるけれども、なかなかその制度の趣旨からいって非常に制約がございます。私も色々なところで若い方と意見交換会をやりますけれども、なかなかその制度に乗らないというものがございます。ですから、この制度に乗らなくても、今までの、それをこれでとろうということで、きめ細かい、そういう制度をがちがちに運用するというよりも、その方のプラニングに合わせるという制度がないんです。ですから、こういうものをつくったということです。
 それから、やはりこういうものがあることによって、わくわく感。今の若い方は非常にスキルも能力もありますから、半分もしかしたら失敗するかもしれないけれども何とかやってみようというわくわく感、これを県内に醸成するということによって、この秋田をおもしろくするという、おもしろい事業がいっぱい欲しいと思います。最終的にはやはり実現してもらいたいですけれども、まずは、おもしろいなという目を引く、あるいは、若い人が俺だったらこうするという話題感、そういうものも、この県内に沸き起こるようなことも期待してます。

(記 者)
 本人だけで知識を集めるのは大変だということで支援体制ということをおっしゃっていましたけれど、私自身もこの事業を見ていると、いかにその若い人を支援できるかが非常にこの事業の成否に関わってるかなと思うのですけれども、支援体制はどういう形のものを準備してらっしゃるのか教えてください。

(知 事)
 今のところ何が出てくるか。あまり今から、固く考える必要はないと思います。ですから、ファイナンスなんかは最後ですけれども、例えば、身近なところで例えばねレストラン。県では色々なレストランと提携がありますので、フレンチの落合さんとか、やはりそういう今の世界を知ってるという方にやってもらわないと、単に地元の飲食店組合の会長さんという素人ではなくて、やはりそういう日本でもある程度その世界を知ってるというクラス、あるいはその技術的なことは大学の先生とか、民間の大手のそういうところとか、そういうことをフレキシブルに、何とか委員をいっぱいつくるというよりも、フレキシブルに相談するという、そういう体制がいいのかなというふうに思います。

(記 者)
 そういうふうにアイデアによってその県が最初の窓口になって色々な専門家を探していくという、そしてアプローチさせるというような流れでしょうか。

(知 事)
 ある程度のものは、県のセンターとか専門の研究機関でできますけれども、それ以外の民間のそういうところとは必要によって、色々なところの民間のアドバイザー、こういう方もいますので、そういうルートでいい方を紹介しながら、意見をいただくというふうに考えています。

(記 者)
 わかりました。ありがとうございました。


(幹事社)
 この件ではよろしいですか。
 では、幹事社から一つ質問させていただきます。

(知 事)
 はい。

(幹事社)
 統一地方選の後半戦が始まっております。前半の県議選の結果を含めてご所感をお願いします。

(知 事)
 まず県議選は無競争が多くて、さっぱり盛り上がらなかった。2つの激戦区はかなり盛り上がったようですけれど、あとは極めて低調だったかなと思います。
ですから全県的に見れば、無競争がいっぱいあったほかに、県と秋田市も、こういうことを言うと失礼だけれども有力な新人がいなかったという。新人もある程度一定の下地がある人で、そういうことで全体的に盛り上がりが少なかったなというふうに思っています。
 また、私が言うのもなんですけれども、全部私の予想どおりです。そのぐらいかな。全部当たった。順番までほとんど。

(幹事社)
 といったところですね。


(知 事)
 私、今回ずっと考えていたんです。秋田市議会議員はやはり給料(議員報酬)が高いから一定程度。他の市町村議会議員は、全く食えないもの。昔は、有力者の名誉職的(な職業であった)。でも今は、中小企業の地元での力がなくなっていますから、そうそう自分のうちの商売を投げて名誉職のようにやるという余裕がない。
それから、県議会議員も、村議会議員に至るまで、最近出馬する人がいないのは、私なりのあくまで持論ですが、小選挙区、私が県庁に入って地方課にいた頃は中選挙区でした。
 ですから、県議会議員も同じ党でも、自分の子飼いをつくるんです。ですから、自民党は自民党で、ものすごい競争です。中選挙区。それが秋田市なんか、自民党で潰し合い。今、何人も立っていますから。自分の子分を、子分という言い方は悪いけれども、取り消します。子分(の発言)は取り消し。自分の県議会議員、あるいは市町村議会議員に至るまで自分の系列をつくろうという。これをつくらなければ中選挙区で勝てませんから、そういうふうに、国会議員がそういうふうに、市長とか、あるいは有力者、自分の知人、これに当時は国の派閥もあったから選挙資金も上から下りてくる。ですから、選挙資金がなくても、上からのその政党サイドである程度出るという。ですから、中選挙区なったら、これが一番何か出る人が少なくなって、そういうふうな思いも最近ちょっと考えてます。

(幹事社)
 有力な新人が出にくくなったとさっきおっしゃいましたよね。
 それとあと、女性もほかの県に比べて少ないような気がしますけれども、その辺は何か解決策というのはあり得ますでしょうか。

(知 事)
 これ中選挙区にしないと無理だと思います。中選挙区になったら有力な新人、やはり国会議員が自分のシンパを増やすのに何としても後押しする。そうすると、結局国会議員のバックで一定の基盤がありますから、(票を)とるんですよ。ぼっと出て(出馬して)も、全く組織がないと大変だと思う。ですから、小選挙区になってますますこうです。そうだから、誰も競わないでしょう。ですから、例えば自民党が国会議員を新しい人を出すといっても、別の人が落ちているでしょう。ですからそれは意味ないんだ。ですから、中選挙区になったら大分違うのではないかな。

(幹事社)
 関連のご質問ある方お願いします。

(記 者)
 県議選が終わって新しい議会構成になって、またこれから県議会との議論が始まりますが、今年の議会での議論の課題、一番大きな課題は、知事としては何だというふうにお考えになりますでしょうか。

(知 事)
 全県的に見ますと、やはり一番多いのが人口減少問題、あるいは地域の活性化、あとは経済の安定化、そういうことが中心かなと思います。
ただ秋田市についてはプラスでイージス・アショアの問題。今回、このイージス・アショアについては、県、秋田市内、市外、国政野党も、街頭では私聞いておりませんのでわかりませんけれども、国政野党の選挙広報に載ってないんだな、秋田市以外は。載せている人もいるけれども、一番の、まあどことは言わない。一番の自民党と対局にある野党が載せてないんですよ。ですから逆に言えば、秋田市以外ではそれを話題にしても、ほとんど票が(取れ)ないと、別だと。
 秋田市は、地元ですから。ただ秋田市も、逆に言えば、この票も全部読めるんですよ。どういうことか。ですから、ほとんどこの票の、前回より増えた方、減った方、全部個別の要因があります。あまり政策に関係がない。そういうことで、やはり県の活性化という最大の問題の人口問題等々、これがやはりどこへ行っても全国、全県でその課題ですので、これが一番の重点かなと思います。
 ただ、秋田市議会議員選挙は、やはりイージス・アショアが相当なウエイトが出てくる。県は今回見ても、秋田市以外はほとんど取り上げてないと。ですから、そういうことで郡部の方はやはり人口減少と経済の低迷、これが本当にひしひしと感じているかなと思います。

(記 者)
 ありがとうございます。追加で、イージス・アショアの問題は秋田市だけの問題というようなことを知事も選挙前におっしゃっていましたけれども、ただ今度のこの4年間となると、今、国の方でもやっている延長調査の結果も出てきますし、県議会としても態度表明をしていかなければならないと思いますし、それは知事もしかりだと思いますけれども、そのあたりの間もなく迫られる態度表明について、改めてお聞かせいただきたいんですけれども。

(知 事)
 3つあると思います。そもそもイージス、軍備増強反対と。この方々は、どこに配備されるとしても反対です。ですから、秋田のどこでもこれは反対と。
 それから、やはりイージスが必要だけれども地元では嫌だと。住宅地、市街地に近いという。それから、一定の対策があればやむを得ないだろうという。
 あとは、県内全部を見ると、端に行くほど、全く無関心と。変な話、県というよりも、何かあったときは距離。そうすると、鹿角よりも酒田の方が近いです。でも県政となると、あっち(酒田)は関係ないです。ですから、秋田県といっても、県の施策でないですから、そういう意味からするとやはり距離が遠いほど無関心となります。
あとは、政治信条、政党支持。最後は政党支持で、これが相当左右するから。最後はどこでもそうですよ。
 日本中どこでもこの種の政党支持で大体最後は決着がつくんです。そうはいっても、当然政党、与党も、今のままでは何かの対策が十分にとられ、これは私も言っていますから。
 私も、信条的には、ある程度非常に困ったものだと。私自身は、自衛隊のことを考えれば、米軍とは別です、自衛隊の装備です。そうすると、県内に自衛隊がいっぱいいるでしょ。
 例えば救難隊。あのときも大変な反対運動だった。イージスは違いますけれども、やはり自衛隊というのは我々国民を守る集団です。その自衛隊の存在を、その存在のために必要なものについて、頭から反対という立場を私はとりませんので、ただ、条件はつけると。条件が納得できないと、これには賛成しないということになります。ですから、そこら辺が、完全に反対の人と、態度がどちらともとれないというと、例えば、どちらかといえば反対というと絶対に反対ではないですから。そうしますと、一定の相当な措置があれば、もしかしたら若干変わるというふうにも出てきますから、やはり今の段階で決めろと言っても、これはそう簡単に決まりませんよね。これ論理構成ですね。


(記 者)
 質問少し逸れて恐縮です。佐竹知事、就任から10年になりますけれども、この10年になるに当たって所感をお聞かせいただければ、実績も踏まえてです、お聞かせください。

(知 事)
 私が知事に就任したとき、リーマンショックの影響が2,3年続いて、製造業ががたっと落ちた。 
 ようやく、2017年の工業統計では、秋田が東北6県で生産額、あと雇用者数、伸びは東北で一番だと。あと、農業。私、一番やはり農業県で、農業の構造改革に一番力を入れた。その結果、今のところ、まだまだ課題はあります。でも少し、そういう面ではいい面も出てきているかなと。あと製造業も、そういうふうに少しずつ良くなっています。ただ、人口減少問題については、私の力不足もあるし、また、なかなかその思うようにいかないと。 
 これをどのようにやるかというのは、まだまだ課題あります。あと、何というんですか、国と市町村と県との一体感。これによって公共事業も、例えば秋田道の四車線、あるいは秋田港の改修、こういうものは色々な意味で国からの支援を受けやすくなったということで今、県、市町村、あるいは国の関係は非常にスムーズにいっていると思います。
 そういうことで、ただ、なかなかその思いどおりにいかなくて、私もまあ悩みが深いという。残り任期一生懸命頑張らなければならないということで、今ちょうど10年ですから。
 ただ、自殺率も、そういう面で少しずつ見えてきているのもある。ですから全てがマイナスというよりも、見えてきているものは頑張った成果、私というよりも県民の皆さんと関係者が一生懸命やってもらったと。こうしたいい傾向を、どういうふうに伸ばしていくかということが一番今必要かなと思います。
何かよくなると、とも連れで、ほかのものもよくなるんです。ですからその流れを何とか止めないように、頑張っていきたいと思います。

(記 者)
任期残り2年ですけれども、県政の中・長期的な知事のビジョンの中では、次の知事選いかがですか。

(知 事)
 まだ2年ある。ただ、現実に余り、同じ人が余り長くやるものではないな。今回も、あそこはどこだ、西川さん、福井県か、あれはちょっとね。あと県内は自民党が一本化してるものですから、島根のようなああいうことにはならないかな。島根も大庭さん、私と一緒に仕事したものだから残念だったけれども、ただ、今の首長選挙で、そんな上からは通じないよ。自分の候補者の熱意と、その訴え方がやはり中心ではないかな。昔は上からドスンで、今はそうはいかない。

(記 者)

 先ほど県議選の結果について、およそ予想どおりだったと。順位も含めて予想どおりだったというお話しだったのですけれども、秋田市選挙区では40代の方が1位、当選順位1位、2位となっていましたけれども、こちらについては予想等はいかがでしたか。

(知 事)
 言ったらいいかな。健太君、一生懸命やって、あの方、頭もいいし、非常に交友範囲も、秋田県人ではないんですけれども広いと。あの地域で2位の沼谷君と首位争い。相当、どっちも若い、同じぐらい。ですから、やはりあの年代が競うと、やはり集まりますよ。
 あの2人、いい意味のライバルですから、ただやはり日頃の活動というかそういうことを、あのやはり若いですから非常にフットワークがいいし、また、健太君は非常に理路整然と頭いいですから、それで自衛隊出身ということで、どちらかというとスポーツ会系、そういうことで非常に人柄もいいし、そういうふうでファンは非常に多いと。
 一方で沼谷君の方は、完全に野党ですけれども、野党でもホープですから、秋田市の与野党の代表、若者の代表ということで、両方にいい票がいったかな。

(記 者)
 そこではイージスに関する訴え、あるいはそれぞれの立場というのは何か影響はあったかどうか。あるとすればどの程度あったかっていうのはどう思われますか。

(知 事)
 余りないのではないか。一部、あることもあるけれども、そんな、逆に言えば一番反対の政党の方が票を落としているでしょう。 
 一方で反対でも女性候補で、あれはまた別の意味があるんです。応援の、前とバックアップする団体が違った。ひととおり、全部分かりましたから。

(記 者)
 先ほど今の関連で、結果というのは色々と要因が分析できると。政策は関係ないんだというお話しでしたけれども、そうすると、選挙でどういうことを訴えるかというのは、今の選挙では余り意味がないということをお感じになってるということですか。

(知 事)
 秋田市では、要するに新人が2人。この新人が今の県政に対して相当批判的、あるいは全く今の流れについてものすごく反対ということであれば、違うけれども、そんなに違わないんだ。
 イージス以外はほとんど全部、活性化とか、個別の要因はあるけれども、全く同じようですから、これ政党推薦で相当に力のある人が出れば、これはまた違ってくるんですよ。
 ですから、若い方が2人出ても、立候補の発表も遅いし、一方で由利本荘と南秋、県庁出身。これは県庁出身ということで相当政策も詳しいし、フレッシュ感もある。そういうことで、そっちの方は、逆に言えばそういう政策、あるいはスタンス、県政に望むスタンス。
 秋田市は、ほとんど現職でしょう。ですから現職のうちで選ぶということですから、やはり投票率が48%(確定投票率は46.7%)か、そうなってしまうんだな。有力な新人が政党の関係で、もう一人でも出れば、全然違ってくるんですよ。

(記 者)
 政策関係ないっていうのは、選挙全般についてのことではなくて、秋田市選挙区についてはそうだったということ。

(知 事)
 うーん。イージスは、一定の程度あります。ただ、そんな秋田市の場合、特に秋田市は、ほかと違うんですよ。中核市。ですから、私も市長やって、中核市ですから秋田市が直にやっていることがいっぱいあるでしょう。建築関係、都市計画、それから福祉、医療、全部直です。ですから、そんな秋田市に限った政策展開というのは、あまり県会議員はないんです。ですから市民も、市会議員の選挙の方が燃えるんですよ。

(記 者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 お時間迫ってますので、あと1問でお願いしたいと思いますが。


(記 者)
 またちょっと戻ってしまいますが、さっき知事の任期のところで、同じ人がそんなに長くやるものではないみたいな話をされたと思うのですが、一般論として知事はどれぐらいの任期が適当と思われますか。

(知 事)
 あえて5期も6期も、5期、6期は、私が、うん。3期と言えば、あと辞めるということでしょう。まだわかんないよ。

(記 者)
 4期はあり得るという理解でよろしいでしょうか。

(知 事)
 あるかもしれないよ、うん。ぼければだめ。やはり年ですから。この間も風邪ひいて抜けないんだな。でも、まだゴルフは100切るから大丈夫です。

(幹事社)
 では、これで終わります。ありがとうございました。

(知 事)
 はい、どうも。

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