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トピックス

新型コロナワクチンに関する情報 

 新型コロナワクチンについて

ワクチンごとの情報

  • 薬事承認され、予防接種法に基づいて接種できるワクチン(令和5年3月8日現在)

 

市町村の情報(リンク:随時更新します)

市町村名をクリックすると外部サイトへ移動します。

 

令和5年度の新型コロナワクチン接種について

令和5年度も、自己負担なしで新型コロナワクチンを接種いただけます。

 厚生労働省:令和5年度新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(2023年3月版)より 

よくあるご質問

Q1. 65歳以上の高齢者は令和5年度は必ず2回ワクチンを接種しなければならないのでしょうか。

A1. 65歳以上の高齢の方など重症化リスクが高い方については、国の審議会においてワクチンの効果や持続期間等を踏まえて通常、秋から冬に1回のところを前倒しで1回追加することが望ましいとされました。
接種は義務ではなく個人の判断によるものですが、令和5年度は、春から夏の時期(5月8日~8月末まで)と秋から冬の時期(令和5年9月~)の2回の接種をお勧めしています。

 

Q2. なぜ5月から令和5年度の接種が始まるのですか。最後にワクチン接種を受けてからどれくらい間隔をあけて受ければよいですか。
A2. 65歳以上の方には、春から夏の時期(5月8日~8月末まで)と秋から冬の時期(令和5年9月~)の2回の接種をお勧めしています。これは、新型コロナの流行が見込まれる時期等を勘案し、一定期間の間に、接種を行うものです。
 ここ数年、年末年始に流行がみられることから、5歳以上のすべての方を対象として令和5年9月から年末までの間に令和5年秋開始接種を行うことに加え、ワクチンの重症化予防効果は高齢者等では6か月程度で低下するとの報告もあることや、令和4年秋に開始された高齢者の方のオミクロン株対応2価ワクチンの接種のピークは令和4年11月~12月であったことから、高齢者の方等を対象に令和5年春開始接種を5月に開始します。
 いずれの方についても最終接種からの接種間隔は少なくとも3か月以上あけることとなっていますが、必ずしも3か月後後に受けることをお勧めしているものではありません。接種を希望される方は、国が推奨している時期に接種を受けるようにしましょう。

  
厚生労働省:令和5年度新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(2023年3月版)より 

 

現在接種が行われている12歳以上を対象とした令和4年秋開始接種(オミクロン株対応2価ワクチン等接種)は令和5年5月7日で終了します。

まだ令和4年秋開始接種を受けていない方のうち、令和5年春開始接種の対象者でない方(健常な12歳以上65歳未満の方)で令和4年秋開始接種を希望される場合は、必ず令和5年5月7日までに接種を受けてください。

 外部リンク

 

令和4年秋開始接種(オミクロン株対応2価ワクチン等)について

現在、「令和4年秋開始接種」として次のワクチン接種がすすめられています。いづれかのワクチン接種を1人1回に限り、受けることができます。

  • ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン【BA.1対応型】
  • ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン【BA.4-5対応型】(※1
  • モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン【BA.1対応型】
  • モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン【BA.4-5対応型(※1
  • 武田社ワクチン(ノババックス)【従来型】(※2)

 (※1)現在、県内においては[オミクロン株対応2価ワクチンBA.1対応型]に加えて[オミクロン株対応2価ワクチンBA.4-5対応型]の供給が開始されています。ワクチンの供給状況などにより、[BA.4-5対応型]の予約を取ることや接種を受けることができない場合がありますが、どちらのワクチンも「従来型ワクチン」を上回る効果が期待されますので、接種時期が来た際は、その時点で接種可能なワクチンの接種を受けることをお勧めします。

(※2)令和4年秋開始接種においては、基本的にはファイザー社又はモデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン接種をおすすめしますが、ファイザー社及びモデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチンを何らかの理由で接種できない場合などは、武田社の新型コロナワクチン(ノババックス)接種を選択することも可能です。接種を迷う場合にはかかりつけ医等にご相談ください。
なお、秋田県内でノババックス接種を希望される場合は、お住いの市町村にご相談くださるようお願いします(市町村によっては取り扱いがない場合があります。)。

(※3)初回(1・2回目)接種で「オミクロン株対応2価ワクチン」接種を受けることはできませんので、ご注意ください。初回接種をご希望の方はこちらをご覧ください。  

対象者

 次のすべてを満たす方が対象になります。

  • 12歳以上の方
  • 追加接種(3回目又は4回目)の実施の有無にかかわらず、日本国内で少なくとも初回接種(1回目・2回目)が完了している方又はそれに相当する接種(※1)が完了している方
  • 前回の接種から、一定期間が経過した方 
    ▷ファイザー社及びモデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン:3か月以上
    ▷武田社(ノババックス)の従来ワクチン(1価):6か月以上

(※1)次の方が、初回接種(1回目・2回目)に相当する接種を受けた方となります。ただし、日本で該当する回の接種について薬事承認されているワクチン(※2)を接種している場合に限ります。

(ア)海外在留邦人等向け新型コロナワクチン接種事業で初回接種を完了した方
(イ)在日米軍従業員接種で初回接種を完了した方
(ウ)製薬メーカーの治験等で初回接種を完了した方
(エ)海外で初回接種を完了した方

(注)ヤンセンファーマ社のワクチンにおける初回接種の回数は1回です。海外で1回接種が完了している場合、日本では2回目接種が完了しているものとみなし、海外で2回接種が完了している場合、日本では3回目接種が完了しているものとみなします。

(※2)下表の右欄に記載されている海外製のワクチンは、左欄に記載されている日本で薬事承認されているワクチンと同一のものとして取り扱います。

 
日本で薬事承認されているワクチン 海外製のワクチン
ファイザー社製「コミナティ筋注」 複星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社
が製造する「コミナティ(COMIRNATY)」
ストラゼネカ社製「バキスゼブリア筋注」 インド血清研究所が製造する「コビシールド(Covishield)」
武田社(ノババックス)製「ヌバキソビッド筋注」 インド血清研究所が製造する「コボバックス(COVOVAX)」

初回接種(1・2回接種)がまだお済でない方 (初回接種をご希望の場合はお住いの市町村にお問い合わせください)

従来型ワクチン(①または②)による初回接種を完了してください。

①新型コロナの従来株に対応したファイザー社の1価ワクチン
②武田社ワクチン(ノババックス)(従来型)

※モデルナ社のワクチン(1価:従来株)は、令和5年2月11日をもって接種が、終了しました。

新型コロナの従来株に対応した1価ワクチンの初回接種を受けると、接種から3か月が経過した後に、オミクロン株対応2価ワクチンの追加接種を、または接種から6か月が経過した後に武田社ワクチン(ノババックス)追加接種を受けることが可能になります。

初回接種に使用されるワクチン 接種間隔 令和4年秋開始接種に使用されるワクチン

①ファイザー社の1価ワクチン
②武田社ワクチン(ノババックス)(従来型)

(3か月)→ ファイザー社またはモデルナ社の2価ワクチン
(6か月)→ 武田社ワクチン(ノババックス)(従来型)

初回(1・2回目)接種がまだお済みでない方へ(年内の初回接種完了をご検討ください)(2022年10月版)[PDF:503KB]

使用するワクチン

  • ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン【BA.1対応型/BA.4-5対応型】
  • モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン【BA.1対応型/BA.4-5対応型】
  • 武田社ワクチン(ノババックス)【従来型】

(ワクチンの種類によって接種可能対象年齢が異なりますのでご注意ください。)

令和4年秋開始接種に使用されるワクチンの種類 1・2回目接種対象者 3回目以降の接種対象者

ファイザー社ワクチン【BA.1対応型/BA.4-5対応型】

✖(使用不可) 12歳以上

モデルナ社ワクチン【BA.1対応型/BA.4-5対応型】

✖(使用不可) 12歳以上
武田社ワクチン(ノババックス)【従来型】 12歳以上 12歳以上

(令和4年12月14日からモデルナ社ワクチン【BA.1/BA.4-5対応型】の対象接種者年齢が「18歳以上」から「12歳以上」になりました。) 
(令和5年3月8日から武田社ワクチン(ノババックス)の3回目以降の接種対象者年齢が「18歳以上」から「12歳以上」になりました。)

接種を受ける場所・方法

  • 場所について
    接種場所は原則、お住いの市町村になります。
    やむを得ない事情がある場合、住民票所在地以外において接種を受けることができます。

    (やむを得ない事情)
    ・出産のために里帰りしている妊産婦
    ・単身赴任者
    ・遠隔地へ下宿している学生
    ・ドメスティック・バイオレンス、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者
    ・入院・入所者 ※
    ・通所による介護サービス事業所等で接種が行われる場合における当該サービスの利用者 ※
    ・基礎疾患を持つ者がかかりつけ医の下で接種する場合 ※
    ・コミュニケーションに支援を要する外国人や障害者等がかかりつけ医の下で接種する場合 ※
    ・副反応のリスクが高い等のため、体制の整った医療機関での接種を要する場合 ※
    ・市町村外の医療機関からの往診により在宅で接種を受ける場合 ※
    ・災害による被害にあった者 ※
    ・勾留又は留置されている者、受刑者 ※
    ・国又は都道府県等が設置する大規模接種会場等で接種を受ける場合(会場ごとの対象地域に居住している者に限る) ※
    ・職域接種を受ける場合 ※
    ・船員が寄港地等で接種を受ける場合
    ・複数市町村が連携して広域で接種体制を構築する場合 ※
    ・市町村が他市町村の住民の接種の受け入れを可能と判断する場合 ※
    ・その他やむを得ない事情があり住民票所在地外に居住している者
    ・その他市町村長が真に必要と認める場合

    ※印以外は「住所地外接種」の届出が必要です。
    (ドメスティック・バイオレンス等で現在の居住地に避難している者については、加害者等に所在を知られる危険を避けるために、接種券を現在の居住地で再発行するなど、被害者等の安全確保に十分配慮した対応がなされます。)

    住所地外接種は、各市町村にお問い合わせいただきますが、コロナワクチンナビから届け出ることも可能です。(コロナワクチンナビからの届出を受け付けていない市町村もあります。)

  • 方法について
    お住いの市町村に事前予約が必要です。市町村から接種券と一緒に送られてくる「お知らせ」又はウェブサイトによりご確認ください。

  • 使用する接種券について
    ▷4回目及び3回目の接種券がお手元にあり、まだ未接種の方は、そのまま「オミクロン株対応2価ワクチン」接種の予約・接種にご使用いただけます。
    ▷まだ「オミクロン株対応2価ワクチン」が未接種で、お手元に追加接種用の接種券がない方には、順次接種券が送られて行きます。前回接種から3か月以上経過しても接種券が届かない場合は、住民票が登録されている市町村にお問い合わせください。

ワクチンの有効性

【オミクロン株対応2価ワクチン】

  • オミクロン株対応2価ワクチンの種類と特徴
    2種類の2価ワクチン(BA.1対応型/BA.4-5対応型)が使用可能ですが、いずれも従来型ワクチンを上回る効果が期待されています。
    ▷BA.1、BA.4-5 は、いずれもオミクロン株の種類(亜系統)です。そのため、BA.1 対応型であっても、BA.4-5  対応型であっても、現在流行の中心であるオミクロン株に対しては、1価の従来型ワクチンを上回る効果が期待されています。
    ▷また、BA.1 対応型であっても、BA.4-5 対応型であっても、従来株とオミクロン株の2種類の成分があることにより、誘導される免疫も、より多様な新型コロナウイルスに反応すると考えられます。

  • 2価のワクチンであることにより、様々な新型コロナウイルスに対応します。
    異なる2種類の抗原があることにより、誘導される免疫もより多彩な新型コロナウイルスに反応すると考えられます。そのため、今後の変異株に対して有効である可能性がより高いことが期待されています。

  • 従来型ワクチンを上回るオミクロン株への効果が期待されています。
    オミクロン株対応ワクチンの追加接種には、オミクロン株の成分が含まれるため、従来型ワクチンと比較した場合、オミクロン株に対する重症化予防効果、感染予防効果、発症予防効果それぞれに寄与する免疫をより強く誘導します。

【武田社ワクチン(ノババックス)】

  • 新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。本ワクチンの接種を受けた人は、受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。
    初回接種における臨床試験の結果、オミクロン株が流行する前のデータではあるものの、臨床試験を通じて、約80~90%の発症予防効果が確認されています。また、オミクロン株に対する知見は限定的ではあるものの、接種により中和抗体価が上昇したとの報告があります。追加接種については、本剤を初回接種(1回目・2回目)した18歳以上の健康成人を対象に実施された臨床試験では、初回接種後に上昇した中和抗体価はその後経時的に低下するものの、本剤の追加接種(3回目接種や4回目接種)により、2回接種後に比べて高い中和抗体価(3回目接種後は3.5倍、4回目接種後は3.7倍)が得られることが確認されていることから一定の有効性が期待できるとされています。初回(1回目・2回目)接種で本剤以外のワクチンを接種し追加接種で本剤を接種(交互接種)した場合の知見は現時点で限られていますが、海外で実施された試験では、日本で薬事承認されている接種間隔と異なることに留意する必要があるものの、交互接種においても抗体価が有意に上昇したことが報告されています。また、オミクロン株に対する知見は限定的ではあるものの、本剤を3回接種することで中和抗体価が上昇し、4回接種することで中和抗体価が再度上昇したとの報告があります。ただし、追加接種を受けても、発症等を完全に予防できる訳ではありません。ワクチン接種にかかわらず、引き続き、適切な感染防止策を行う必要があります。
     

安全性

オミクロン株対応2価ワクチン】 

ファイザー社及びモデルナ社の2価ワクチンの薬事承認において、どちらのワクチンも従来型ワクチンとおおむね同様の症状が見られました。

接種後7日間に現れた症状

 【武田社ワクチン(ノババックス)

主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります(こちらもご覧ください。)。
また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

外部リンク

 

初回接種(1・2回目接種)について

 

現在、追加接種が進められておりますが、初回(1・2回目)接種も引き続き実施されております(使用されるワクチンは「従来型ワクチン」になります)。希望される場合はお住いの市町村にお問い合わせください。

初回(1・2回目)接種では「オミクロン株対応2価ワクチン」接種を受けることはできませんが、接種から一定期間が経過した後に、追加接種として受けることが可能です。

 

対象者

 原則、日本国内に住民登録がある12歳以上の方。(国籍は問いません)

使用するワクチンについて

ファイザー社ワクチン(12歳以上用)12歳以上の方が対象です。3週間隔で2回接種します。
武田社ワクチン(ノババックス)12歳以上の方が対象です。3週間隔で2回接種します。
※モデルナ社のワクチン(1価:従来株)は、令和5年2月11日をもって、接種が終了しました。 

接種を受ける場所・方法

接種場所は原則、お住いの市町村になります。
やむを得ない事情がある場合、住民票所在地以外において接種を受けることができます。

(やむを得ない事情)
・出産のために里帰りしている妊産婦
・単身赴任者
・遠隔地へ下宿している学生
・ドメスティック・バイオレンス、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者
・入院・入所者 ※
・通所による介護サービス事業所等で接種が行われる場合における当該サービスの利用者 ※
・基礎疾患を持つ者がかかりつけ医の下で接種する場合 ※
・コミュニケーションに支援を要する外国人や障害者等がかかりつけ医の下で接種する場合 ※
・副反応のリスクが高い等のため、体制の整った医療機関での接種を要する場合 ※
・市町村外の医療機関からの往診により在宅で接種を受ける場合 ※
・災害による被害にあった者 ※
・勾留又は留置されている者、受刑者 ※
・国又は都道府県等が設置する大規模接種会場等で接種を受ける場合(会場ごとの対象地域に居住している者に限る) ※
・職域接種を受ける場合 ※
・船員が寄港地等で接種を受ける場合
・複数市町村が連携して広域で接種体制を構築する場合 ※
・市町村が他市町村の住民の接種の受け入れを可能と判断する場合 ※
・その他やむを得ない事情があり住民票所在地外に居住している者
・その他市町村長が真に必要と認める場合

※印以外は「住所地外接種」の届出が必要です。
(ドメスティック・バイオレンス等で現在の居住地に避難している者については、加害者等に所在を知られる危険を避けるために、接種券を現在の居住地で再発行するなど、被害者等の安全確保に十分配慮した対応がなされます。)

住所地外接種は、各市町村にお問い合わせいただきますが、コロナワクチンナビから届け出ることも可能です。(コロナワクチンナビからの届出を受け付けていない市町村もあります。)

市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きますので、そちらをご確認ください。

 

外部リンク

・厚生労働省
  
初回接種(1回目・2回目接種)について
  新型コロナワクチンQ&A
  情報提供資材

 

 

 5~11歳の子どもへの接種(小児接種)について

令和5年3月8日よりオミクロン株対応2価ワクチンの接種を受けることができるようになりました。

 

接種を受ける際の同意

 新型コロナワクチンの接種を受けることは強制ではありません。予防接種の効果と副反応のリスクの双方についてしっかり情報提供が行われた上で、接種を受ける方の同意がある場合に限り、自らの意思で接種を受けていただいています。16歳未満の方の場合は、原則、保護者(親権者または後見人)の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。 

秋田県新型コロナワクチン小児接種専用相談センター 

秋田県新型コロナワクチン小児接種専用相談センターを設置しています。
子どもへのワクチンの副反応など医学的な情報を必要とする場合はご相談ください。

秋田県 新型コロナワクチン小児接種専用相談センター
※乳幼児接種のご相談も受付けています。
電話番号:0570-022567
受付時間:8時から17時まで(毎日)

 

【よくある質問】

Q1. なぜ、小児(5~11歳)の接種が必要なのですか。
 A1. 小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。また、今後様々な変異株が流行することも想定されるため、小児を対象にワクチン接種を進めることとされました。
→詳しくはこちら(外部リンク)

Q2. 子供が最近コロナに感染しました。ワクチン接種を受けることができますか。
 A2 新型コロナウイルスに感染した方もワクチンを接種することができます。→詳しくはこちら(外部リンク)

Q3. 新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、どのくらい間隔をあける必要がありますか。
 A3. 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。→詳しくはこちら(外部リンク)

Q4. 1回目の接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日がきました。どうしたらよいでしょうか。
 
A4. 2回目も1回目と同じ5~11歳用のワクチンを接種します。→詳しくはこちら(外部リンク) 

Q5. なぜ小児(5~11歳)の接種に「努力義務」が適用されるようになったのですか。
 
A5. 小児の接種について、オミクロン流行下での一定の科学的知見が得られたことから、小児についても努力義務の規定を適用することが妥当であるとされました。ただし、接種は強制ではなく、ご本人や保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。→詳しくはこちら(外部リンク) 

Q6. 3回目接種には、どのような効果がありますか。
 A6. 3回目接種(従来型ワクチン)により、現在流行しているオミクロン株に対して、感染しにくくなる効果が期待できます。
 米国において、5~11歳の子供を対象とした研究で、従来型ワクチンの初回接種の効果は徐々に低下し、9か月以上経過すると大幅に低下すると報告されていますが、従来型ワクチンを追加で接種して3~5か月経過すると、新型コロナへの感染があってもなくても感染予防効果は50~60%程度であったと報告されています。
(厚生労働省:令和5年度新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(2023年3月版)より)

Q7.子供用のオミクロン株対応2価ワクチンは、海外で使用されていますか。
 A7. 子供用のオミクロン株対応2価ワクチンは米国で既に使用されており、安全上の大きな問題はないと報告されています。
 米国においては、2022年10月から子供用に使用されており、米国CDC(疾病管理センター)の報告によれば、80万回以上接種された実績に基づいて、安全性の評価が行われています。米国で接種を受けた方や親などの報告に基づくデータによると、発熱は約19%、疲労感は約30%、頭痛は約20%の方に現れたとされています。また、医師等による報告に基づくデータによると、接種後の死亡や心筋炎と報告されたものはないとされています。
(厚生労働省:令和5年度新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(2023年3月版)より)

 

 令和5年度の接種スケジュール 

  • 令和5年3月8日からオミクロン株対応2価ワクチンの追加接種を受けることが可能になりました。
  • オミクロン株対応2価ワクチンは、少なくとも1・2回目接種を完了した5~11歳のお子様が対象です。従来型のファイザー社ワクチンによる3回目接種を受けた方も、接種を受けることができます。
  • 最後の接種から3か月以上、間隔をあけて接種します。ファイザー社の5~11歳用のオミクロン株対応2価ワクチンを使用します。
  • ワクチンの供給状況により、すぐにオミクロン株対応2価ワクチン接種の予約を取ることができない場合があります。接種可能時期等についてはお住いの市町村にお問い合わせください。

 厚生労働省 令和5年度新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(2023年3月版)より 

接種の対象

次の方が対象になります。

原則、日本国内に住民登録のある5~11歳の方です。(国籍は問いません)

 

  特に接種をお勧めする方

慢性呼吸器疾患、先天性心疾患等、重症化リスクの高い基礎疾患(※)を有する方
接種にあたっては、あらかじめかかりつけ医等と、よく相談してください。

 (※) 日本小児科学会で新型コロナウイルス感染症の重症化リスク高い疾患の一覧表を公表しています。

 

  使用するワクチンについて

【初回接種(1・2回目接種)】

ファイザー社製の小児用ワクチン(従来株):5~11歳の方が対象です。

  • 初回(1回目・2回目)接種の場合:通常3週間隔で2回接種されます。
    (接種対象年齢は1回目の接種日に5~11歳。1回目に小児用ワクチン接種を受けて、2回目の接種前に12歳になった場合は、2回目も小児用ワクチンを受けることになります。)

【追加接種】

ファイザー社製の小児用オミクロン株対応2価ワクチン:5~11歳の方が対象です。

  • 2回目接種または3回目接種(従来型ファイザー社ワクチン)の接種を受けてから3か月以上経過後から接種を受けることができます。
    (接種日に5~11歳である方が対象です。)

※ファイザー社製の小児用オミクロン株対応2価ワクチンを初回(1・2回目)接種で受けることはできません。

接種を受けられる場所・方法

接種場所は原則、お住まいの市町村になります。
市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きますので、そちらをご確認ください。  

 

外部リンク

 

 

生後6か月から4歳の子どもへの接種(乳幼児接種)について

 接種を受ける際の同意

  新型コロナワクチンの接種を受けることは強制ではありません。予防接種の効果と副反応のリスクの双方についてしっかり情報提供が行われた上で、接種を受ける方の同意がある場合に限り、自らの意思で接種を受けていただいています。16歳未満の方の場合は、原則、保護者(親権者または後見人)の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。  

秋田県新型コロナワクチン小児接種専用相談センター 

秋田県新型コロナワクチン小児接種専用相談センターを設置しています。
子どもへのワクチンの副反応など医学的な情報を必要とする場合はご相談ください。 

秋田県 新型コロナワクチン小児接種専用相談センター
※乳幼児接種のご相談も受付けています。
電話番号:0570-022567
受付時間:8時から17時まで(毎日)

接種の対象

次の方が対象になります。

原則、日本国内に住民登録のある生後6か月~4歳の方です。(国籍は問いません)

使用するワクチンと接種回数・間隔

  1. 使用するワクチン
    ファイザー社の生後6か月から4歳用の乳児用ワクチンを使用します。
  2. 接種回数
    3回で1セット(1回0.2mL) ※乳幼児接種の場合は3回1セットで初回接種となります。
  3. 接種間隔
    1回目接種後、通常3週間あけて2日目接種を受け、2回目接種後、8週間あけて3回目接種を受けます。通常の間隔を超えた場合には、なるべく速やかに接種を受けてください。

             

  • 初回接種については、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。1回目の接種時に4歳だったお子様が、3回目の接種時までに5歳の誕生日を迎えた場合、3回目接種にも1回目と同じ乳幼児(6か月~4歳)用ワクチンを使用します。
  • 1回目の接種からの間隔が3週間を超えた場合または2回目の接種からの間隔が8週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目または3回目の接種を受けてください。

接種が受けられる場所・方法

  1. 接種が受けられる場所
    接種場所は原則、お住まいの市町村になります。
    なお、地域によっては隣接する市町村と広域的に接種体制を整えている場合もございますので、お住いの市町村にご確認ください。

  2. 接種を受けるには(予約の方法)
    お子さんの接種時期に合わせて、接種に関するお知らせがお住いの市町村から送られてきます。
    お手元に接種券が届きましたら、ウェブや電話にてご予約ください。詳細な方法については接種券と同封されている「お知らせ」をご覧いただくか、市町村のウェブサイトをご覧ください。
    乳幼児の接種は3回で1セットです。この点がほかの初回接種と異なるため、ご注意ください。
    種会場等によっては、2回目接種及び3回目接種の予約方法が異なる場合があります。詳しくは、1回目の予約時にご確認ください。

  3. 注意事項
    (接種当日)
    ・予診・接種に同席ができる保護者(親権者または後見人)の同伴が必要です。
    ・37.5度以上の発熱や、体調不良の場合は、ワクチン接種を受けられません。予約先にお電話で取消のご連絡をお願いいたします。
    ※保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。
    ・当日は、すぐに肩または太ももを出せる服装で来てください。特に1歳未満のお子様の場合は太ももに接種しますので、服装の工夫をしてください。
    ・次のものを忘れずにお持ちください
     ▷ 本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)
     ▷ 市町村より郵送されてきた封筒(接種県や予診票が送られてきた封筒)の中身一式
     ▷ 母子健康手帳(接種を受けるお子様の接種履歴を管理しているため)

    (接種後)
    ・接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、接種部分を強く擦ったりしないようにしてください。接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。大部分は12歳以上のワクチン接種後のものと同様に、数日以内に回復していきますが、特に小さなお子様の場合、おうちの方が様子を観察し、症状に合わせた対応をとっていただくことが大切です。苦しそうにしている、むくんでいる、食欲がない、元気がない等普段と違う様子がつづくようであれば、速やかに医療機関を受診させてください。
    ・ワクチンを接種した後も、石けんでの手洗いや手指の消毒など、感染予防対策の継続をお願いします。

外部リンク

 

 

若い世代の方々へ

若い世代・働き盛り世代の方々へ

  • オミクロン株は従来株より重症化率は低いものの感染力が強く、感染拡大による重症例の増加が懸念されています。若い方であっても、新型コロナに感染した後、重症化することや長引く症状(いわゆる後遺症)が生じることがあります。
  • 新型コロナウイルス感染症感染前のワクチン接種が、罹患後症状の発症を減少させる可能性を示唆するという研究が報告されています。
     また、罹患後症状が既にある人へのワクチン接種については、症状の変化を示すデータもあれば、示さないデータもあり、一定した見解が得られていないという報告があります。
     いずれも今後、更なる検討が必要とされています。
    詳細は、「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント」のP.9をご参照ください。
    新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント:https://www.mhlw.go.jp/content/000952747.pdf
    (厚生労働省 「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するQ&A」(外部リンク)より

  

妊娠中・授乳中・妊娠を計画中の方へ

 

 

新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について

新型コロナワクチン接種後に、ごくまれに、心筋炎・心膜炎を発症した事例が報告されています。特に10代・20代の男性の接種後4日程度の間に多い傾向があります。

現時点においては、接種によるベネフィットがリスクを上回っており、ワクチン接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています。

 10代・20代の男性も、引き続きワクチンの接種をご検討ください。

  • これまでも、新型コロナワクチンの1・2回目の接種後については、ごくまれではあるものの、10代・20代の男性でより多くの心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されたことをお知らせしてきましたが、今般の報告により、3回目接種(従来株)後は2回目接種後より頻度が低い傾向であることが確認されています。
    3回目接種後は2回目接種後より頻度が低い傾向であることが確認されています
    「新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について」リーフレット【561KB】より>
  • 12歳以上における、ファイザー社及びモデルナ社のワクチン1~3回目接種後の、心筋炎や心膜炎を疑う事例の報告状況については、こちらに掲載されています。(審議会(令和4年8月5日開催)報告時点)
  • 令和4年8月5日開催の審議会以降は、ファイザー社(小児用ワクチン、乳幼児用ワクチン及びオミクロン株対応ワクチンを含む)、モデルナ社(オミクロン株対応ワクチンを含む)または武田社(ノババックス)のワクチン接種後の心筋炎や心膜炎と評価された事例(※)が公表されており、最新版はこちらに掲載されています。
    ※当該事例における症状が心筋炎や心膜炎であることを評価したものであり、ワクチン接種との因果関係を評価したものではないことに留意が必要です。

ワクチン接種後4日程度の間に胸の痛み、動悸(どうき)、息切れ、むくみなどの症状が見られた場合は、速やかに医療機関を受診してワクチンを受けたことを伝えてください。

こうした症状は、心筋炎・心膜炎の典型的な症状です。ただし、そのほかの原因でもこれらの症状となることがあります。医師の診察を受けましょう。

心筋炎・心膜炎と診断された場合は、一般的には入院が必要となりますが、多くは安静によって自然回復します。

厚生労働省からのお知らせ

 

相談窓口

医学的知見が必要となる専門的な相談など

秋田県 新型コロナワクチン相談センター(総合)
電話番号:0570-066-567
受付時間:8時から17時まで(毎日)

秋田県 新型コロナワクチン小児接種専用相談センター(小児)
※乳幼児接種のご相談も受付けています。
電話番号:0570-022567
受付時間:8時から17時まで(毎日)

具体的な接種の案内など、住民や医療機関からのお問い合せ

コロナワクチン施策の在り方などに関するお問い合せ

厚生労働省 新型コロナワクチンコールセンター
電話番号:0120-761770(フリーダイヤル)
受付時間:9時から21時まで(土日・祝日も実施)

 各ワクチンの製品情報にかかる個別具体的なお問い合せ

ファイザー社 ファイザー新型コロナウイルスワクチン専用ダイヤル
電話番号:0120-146-744(フリーダイヤル)
受付時間:平日・土曜 9時から20時まで(日祝祭日を除く) 

武田薬品工業(株)くすり相談室COVID19ワクチンモデルナ専用ダイヤル
電話番号:0120-793-056(フリーダイヤル)
受付時間:平日 9時から17時30分まで(土日祝日・休業日を除く)

くすり相談室(ノババックスワクチン)
電話番号:0120-566-587(フリーダイヤル)
受付時間:平日 9時から17時30分まで(土日祝日・休業日を除く)

差別やいじめに関する相談窓口

  • 職場におけるいじめ・嫌がらせなどに関する相談窓口はこちら
  • 人権相談に関する窓口はこちら
  • (子ども)学校等におけるいじめ・嫌がらせなどに関する相談窓口は「子どものSOS相談窓口」
  • (子ども)いじめ・嫌がらせなどについての人権相談に関する窓口はこちら(電話やメールで相談を受け付けています)

 

 ワクチン接種実績

  • これまでのワクチン総接種回数(令和5年3月19日まで) 首相官邸の公表より(詳細はこちら
 
  接種回数 内1回目 内2回目 内3回目 内4回目 内5回目
接種回数 接種率 接種回数 接種率 接種回数 接種率 接種回数 接種率 接種回数 接種率
全国 382,836,404   104,681,751 81.25%  103,341,373 80.27%  86,269,586  68.51%  58,233,048 46.25% 30,310,646 24.07%
秋田県 3,364,475 864,032 87.77% 855,016 86.93% 765,622 80.05% 593,634 62.07%  286,171 29.92%


<オミクロン株対応ワクチン接種の実績>

  3回目 4回目 5回目 総計
接種件数 接種率 接種件数 接種率 接種件数 接種率 接種件数 接種率
全国 3,019,511 2.40% 22,614,552 17.96% 30,309,365 24.07% 55,943,428 44.43%
秋田県 18,142 1.90% 266,799 27.90% 286,166 29.92% 571,107 59.71%


*接種率の計算に用いる人口データは令和4年1月1日現在の住民基本台帳に基づくデータになります。また、接種率の算定にあたっては、死亡した方の、接種日が令和3年中の接種回数を除いています。
*毎週月曜日(祝日の場合は翌日、年始は4日)に更新します。

  

ワクチンの有効性

新型コロナワクチンは発症を予防し、重症者や死亡者の発生をできる限り減らすことを目的に接種が進められています。

オミクロン株に対する新型コロナワクチン(従来型ワクチン)の有効性

  • 発症予防効果
    新型コロナワクチンのオミクロン株に対する発症予防効果は、2回目接種直後からデルタ株に対する発症予防効果より低く、ファイザー社またはモデルナ社ワクチンを2回接種した2-4週後は65-70%であったが、25週後までに約15%まで低下した。ファイザー社ワクチンを用いて初回シリーズ(1・2回目)の接種を行った後、追加接種(3回目接種)2-4週後は60-75%と回復するものの、20週後以降はほぼ効果が見られなかった。
    [第32回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(令和4年4月27日)資料より](厚生労働省 外部リンク)
     
  • 入院予防効果
    米国のオミクロン株流行期におけるmRNAワクチンの入院予防効果は、ワクチン未接種の場合と比べ、2回目接種後14-179日で81%、180日以降で57%、追加接種後14日以降で90%であったと報告されている。
    [第30回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(令和4年2月10日)資料より](厚生労働省 外部リンク)

  • オミクロン株 BA.2に対する有効性
    オミクロン株に対する新型コロンワクチンの2回目接種後、3回目接種後の発症予防効果、入院予防効果はオミクロン株BA.1とBA.2に対して同様であったと報告されている。
    [第32回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(令和4年4月27日)資料より](厚生労働省 外部リンク)

 

 ワクチンの安全性

ワクチン接種後は免疫反応により、副反応が生じることがあります。
新型コロナワクチン接種後の主な副反応としては、接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、悪寒、下痢、発熱等がみられることがあります。このような症状の大部分は、接種後数日以内に回復していますが、症状が重かったり、長引く場合は、接種した医療機関やかかりつけ医にご相談ください。かかりつけ医等において、さらなる対応が必要と判断した場合、専門的な医療機関に紹介するよう体制を整備しています。
なお、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じた場合には、救済制度が設けられています。

ワクチンの副反応

接種後、すぐに現れる可能性のある症状

 
アナフィラキシー
  • 薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることのあるアレルギー反応です。
  • じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
  • 起こることは極めてまれですが、接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、ワクチン接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。
血管迷走神経反射
  •  ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。
  • 誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。
  • 倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子を見てください。

 

接種後、数日以内に現れる可能性のある症状


【初回接種(1・2回目接種)】

発現割合

ファイザー社ワクチン(従来型ワクチン)
(12歳以上)

モデルナ社ワクチン(従来型ワクチン)
50%以上 接種部位の痛み、疲労、頭痛 接種部位の痛み、疲労、筋肉痛
10~50% 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ 関節痛、悪寒、吐き気・嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅班
1~10% 吐き気、嘔吐 接種後7日以降の接種部位の痛み、腫れ、紅斑
(添付文書より)
  •  接種直後よりも翌日に痛みを感じている方が多いです。これらの症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
  • これまで、ごくまれですが、心筋炎や心膜炎を発症した例が報告されています。(こちらもご覧ください)

 

【オミクロン株対応2価ワクチン】

発現割合 ファイザー社ワクチン(オミクロン株対応型) モデルナ社ワクチン(オミクロン株対応型)
50%以上 注射部位疼痛 注射部位疼痛、疲労
10~50% 疲労、筋肉痛、頭痛、悪寒、関節痛 頭痛、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、悪心・嘔吐
1~10% 下痢、発赤、膨張、発熱、嘔吐 紅斑・発赤、膨張・硬結、発熱
(特例承認に係る報告書より)
  • 接種直後よりも翌日に痛みを感じている方が多いです。これらの症状の大部分は接種後数日以内に回復しています。
  • これまで、接種実績のある従来型ワクチンにおいては、接種後にごくまれですが、心筋炎や心膜炎を発症した例が報告されています。(こちらもご覧ください)

 

【5~11歳の子供への接種(小児接種)】

発現割合 初回接種(1・2回目接種) 3回目接種
50%以上 注射した部分の痛み、疲れた感じ 疼痛
10~50% 頭痛、注射した部分の痛み・はれ、筋肉痛、寒気 疲労、頭痛、筋肉痛、発赤、膨張、悪寒
1~10% 下痢、発熱、関節痛、嘔吐 発熱、関節痛、下痢、嘔吐
(特例承認に係る報告書より)
  • 接種直後よりも翌日に痛みを感じている方が多いです。これらの症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。

【生後6か月から4歳の子供への接種(乳幼児接種)】

年 齢 症状(発現割合:1回目接種後→2回目接種後→3回目接種後)
生後6か月~1歳

易刺激性(※1) 51.2%→47.4%→43.6%
食欲減退     22.2%→22.2%→20.2%
傾眠状態(※2) 27.0%→23.8%→19.9%
圧 痛      16.6%→15.0%→16.0%

(※1)機嫌が悪い (※2)眠たくなる様子

発 熱       7.2%→ 7.4%→ 6.8%
膨 張(※3)   3.9%→ 3.9%→ 2.7%
発 赤       10.6%→ 9.3%→ 7.1%

(※3)注射部位の腫れ

2歳~4歳 疼 痛      30.8%→31.0%→26.7%
疲 労      29.7%→25.7%→24.5%
発 赤        8.8%→11.4%→10.9%
下 痢        7.7%→  6.7%→  5.1%
発 熱        5.2%→ 4.9%→   5.1%
頭 痛        4.5%→ 4.6%→   4.9%

膨 張(※3)  3.7%→ 5.7%→ 3.1%
嘔 吐      3.0%→ 3.4%→ 1.6%
悪 寒      2.3%→ 3.0%→ 3.3%
筋肉痛      2.4%→ 2.6%→ 2.0%
関節痛      0.8%→ 1.4%→ 1.3%

(※3)注射部位の腫れ

(審査報告書より)

  • 接種直後よりも翌日に痛みを感じている方が多いです。これらの症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
  • ワクチンを受けた後の症状について調べた臨床試験で、1~3回目の接種後の具体的な症状を見ると、接種回数ごとの症状にはあまり変わりがなく、ほとんどの症状が軽度または中等度でした。
  • 現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められないとされています。

 

【武田社ワクチン(ノババックス)】

報告割合 1回目接種後 2回目接種後 3回目接種後 4回目接種
50%以上   圧痛 65.2% 圧痛81.4%、疲労 63.3%、
疼痛 54.6%、筋肉痛 51.0%
圧痛70.7%、疲労56.1%
疼痛53.7%
10~50%

圧痛 48.2%、疼痛 26.9%、
疲労 23.1%、頭痛 21.6%、
筋肉痛 20.0%、倦怠感 12.2%

疼痛 45.6%、疲労 35.6%、
筋肉痛 30.8%、頭痛 29.6%、
倦怠感 26.4%、関節痛 14.8%
倦怠感 46.9%、頭痛 45.9%、
関節痛 28.6%、発熱 17.3%、
悪心・嘔吐 13.3%、腫脹・硬結 11.3%、
紅斑 10.3%
倦怠感43.9%、頭痛43.9%
筋肉痛36.6%、関節痛19.5%
紅斑19.5%、悪心・嘔吐14.6%
膨張・硬結12.2%
1~10% 関節痛 6.7%、悪心・嘔吐 5.9%、発熱 2.4% 悪心・嘔吐 7.2%、腫脹・硬結 5.6%、紅斑 4.8%、発熱4.4%   発熱9.8%
(注)対象:1回目接種後253人、2回目接種後250人、3回目接種後97人、4回目接種後41人                  出典:審査報告書より改編
  •  海外で、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。(こちらもご覧ください)

 

新型コロナワクチン接種後の健康調査(国内調査)

新型コロナワクチン接種を受けた方々(医療従事者や自衛隊員など)を対象に、抗体価の推移や副反応の発生頻度などが調査され、公表されています。

  • オミクロン株対応2価ワクチンの追加接種についてはこちら(厚生労働省 外部リンク)
  • 4回目接種についてはこちら(厚生労働省 外部リンク)
  • 3回目接種についてはこちら(厚生労働省 外部リンク)
  • 1・2回目接種についてはこちら(厚生労働省 外部リンク)

副反応疑い報告

ワクチン接種後に生じうる副反応については、医療機関からの報告が収集され、厚生労働省の審議会にて専門家による評価が行われ、結果が公表されています。新型コロナワクチンの副反応疑い報告(厚生労働省 外部リンク)

厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)について

  • 令和5年3月10日開催(資料はこちら
     新型コロナワクチン接種開始後の令和3年2月17日から対象期間の令和5年1月22日までにおいて、ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン、小児用(5~11歳)ワクチン、乳幼児用(6か月~4歳)ワクチン及び武田社ワクチン(ノババックス)接種後の副反応疑いとして報告された事例について議論されました。
     いずれのワクチンも、これまでの報告によって、死亡、心筋炎・心膜炎、4回目・5回目接種、5~11歳の小児接種、6か月~4歳の乳幼児接種、オミクロン株対応ワクチン、ワクチン接種後健康状況調査に係る検討を含め、現時点でワクチン接種によるベネフィットがリスクを上回ると考えられ、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないと評価されました。

    12歳以上の死亡例の報告について(資料1-3-11-3-21-3-31-6
     対象期間までに、ファイザー社ワクチンについて1,782件(100万回接種あたり6.1件)、モデルナ社ワクチンについて215件(同2.6件)、武田社ワクチン(ノババックス)について1件(同3.5件)の報告があり、これまでの報告と比較して大きな変化はありませんでした。報告例のうち4回目接種後の事例については、ファイザー社ワクチンで53件、モデルナ社ワクチンで24件、武田社ワクチン(ノババックス)で0件であり、5回目接種後の事例については、ファイザー社ワクチンで38件、モデルナ社ワクチンで2件でした。また、報告例のうちオミクロン株(BA.1)対応ワクチン接種後の事例はファイザー社で4件、モデルナ社で4件あり、オミクロン株(BA.4-5)対応ワクチン接種後の事例はファイザー社で53件ありました。
     なお、死亡事例の報告のうち1件については、ワクチンとの因果関係が否定できないとされました。また、新型コロナワクチン接種後には、ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるため、接種前に問診を十分に行うとともに、接種後一定時間、被接種者の状態を観察するよう、引き続き注意喚起をしていくこととされました。
     これまでの死亡に係る副反応疑い報告の状況、国内外のmRNAワクチン接種後のリスク分析のエビデンスも踏まえると、現時点では、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な懸念は認められないとされました。

    12歳以上の心筋炎・心膜炎について(資料1-4-11-4-21-4-31-6
     心筋炎及び心膜炎を副反応疑い報告基準に定めた令和3年12月6日から対象期間までに、製造販売業者報告において、ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン、武田社ワクチン(ノババックス)について、心筋炎(ブライトン分類1~3)として評価された事例について議論され、4回目・5回目接種後やオミクロン株対応ワクチン接種後の事例も含め、現時点において引き続きワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な懸念は認められないとされました。

    小児接種後・乳幼児接種後の事例について(資料1-3-41-4-41-6
     小児(5~11歳)接種後の事例について、死亡例の報告は、対象期間までに3件(100万回接種あたり0.7件)であり、現時点において、ワクチンとの因果関係があると結論づけられた事例はありませんでした。また、乳幼児(6か月~4歳)接種後の事例について、対象期間までに死亡例や心筋炎・心膜炎の報告はありませんでした。
     その他の症状に係る報告状況も含め、小児接種後と乳幼児接種後の事例は、現時点においてワクチンの接種体制に影響を与える程の重大な懸念は認められないとされました。

    接種後健康状況調査について(資料1-71-8
     新型コロナワクチン接種後の健康状況調査の中間報告があり、副反応の発生頻度等について特段の懸念は認められないとされました。
     

  • 令和5年3月7~8日開催(持ち回り)(資料はこちら
     ファイザー社の5~11歳用オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)による追加接種が特例臨時接種の対象となったことを踏まえ、新型コロナワクチンに係る副反応疑い報告基準について審議を行い、 添付文書及び医薬品医療機器総合機構審査報告書の記載内容に照らし、現行の新型コロナワクチンに係る副反応疑い報告基準を適用することとなりました。

【過去に行われた審議の概要】

 令和5年1月20日開催/令和4年12月16日開催
 令和4年11月11日開催/令和4年10月21日開催/令和4年10月10日~20日開催(持ち回り)
 令和4年10月7日開催/令和4年9月14日開催/令和4年9月2日開催/令和4年8月5日開催
 令和4年7月8日開催/令和4年6月10日開催/令和4年5月13日開催/
令和4年4月13日開催
 令和4年3月18日開催/令和4年2月18日開催
/令和4年1月21日開催/令和3年12月24日開催
 令和3年12月3日開催/令和3年11月12日開催/令和3年10月22日開催/令和3年10月15日開催
 令和3年10月1日開催/令和3年9月10日開催/令和3年8月25日開催/令和3年8月4日開催
 
令和3年7月30日開催/令和3年7月21日開催/令和3年7月7日開催/令和3年6月23日開催
 令和3年6月9日開催/令和3年5月26日開催/令和3年5月21日開催/令和3年5月12日開催
 令和3年4月30日開催/令和3年4月23日開催/令和3年4月9日開催/令和3年3月26日開催
 令和3年3月12日開催/令和3年2月26日開催 
 

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ワクチン接種後の副反応等に対応する医療体制について

新型コロナワクチンの接種を受けた後、免疫反応等により、副反応が生じることがあります(上記「ワクチンの安全性」をご確認ください。)。
多くは、数日以内に回復していますが、症状が重かったり、長引く場合にはかかりつけ医等の身近な医療機関に相談・受診してください。
また、受診先の医療機関で診察の上、さらなる対応が必要とされた場合は、地域の基幹病院(救急告示病院等)や専門的な医療機関を紹介します。

すぐに受診するべきか迷う場合には、「秋田県新型コロナワクチン相談センター」「秋田県新型コロナワクチン小児専用相談センター」にご相談ください。

 ワクチン接種後の副反応等に対応する医療体制図

集団接種で受けた場合やかかりつけ医がいない場合は、お近くの医療機関を受診してください。
秋田県内の医療機関の検索は「あきた医療情報ガイド」(外部リンク)をご利用ください。

また、症状が発熱等の風邪様症状の場合は、県内の「診療・検査医療機関」(外部リンク)を受診してください。

 

 

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予防接種健康被害救済制度について

 一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
 救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
 新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。

 なお、現在の救済制度の内容については、こちらをご参照ください。(厚生労働省 外部リンク)

 

 

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新型コロナワクチンQ&A

厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A (外部リンク)

 

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県の取組み

      • 秋田県新型コロナウイルス感染症ワクチン接種支援本部
        新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を円滑に推進するため、「秋田県新型コロナウイルス感染症ワクチン接種支援本部」を設置しました。
        秋田県新型コロナウイルス感染症ワクチン接種支援本部会議(リンク)
      • 県が設置するワクチン(モデルナ)接種会場
        令和4年8月7日をもって終了しました
      • 企業・団体向けワクチン接種(3回目接種)
        令和4年6月19日をもって終了しました。
      • 武田社ワクチン(ノババックス)の接種
        予約の受付は終了しました。

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