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白神山地のふもと、八峰町八森地区にある松岡食品は4世代、8人家族の小さな豆腐屋さん。白神山地の伏流水と原料の大豆にこだわり、青大豆を使った豆腐などさまざまな豆腐をつくっています。豆腐屋2代目の松岡清悦さん(61)は、日常の豆腐づくりのかたわら、平成16年から工場奥の和室で「豆腐づくり体験」を実施。地元の小中学生や県外からの修学旅行生、観光客など年間500〜600人を相手に、原料の大豆や水、にがりなどについて説明しながら、小さな鍋で豆腐づくりを体験させてくれます。
3代目の松岡清也さん(37)は会社員を経て23歳から家業に従事。父の清悦さん同様、原料や製法に関するこだわりは強く、極上の大潟村産の茶大豆を使った最高級とうふを製造するなど、チャレンジ精神も旺盛です。八森小学校5年生、次男の松岡清汰さんと長女で4年生の松岡清かさんも時には白い作業着に着替え、豆腐づくりのお手伝いをしているといいます。
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絵・小西
由紀子
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