美郷町立六郷小学校5年生による清水の水質と水生生物の自然観察会が行われました!
2013年12月02日 | コンテンツ番号 7580
平成25年9月30日(月)、美郷町内の清水で、「清水の水質と生き物調査をしよう」として、美郷町立六郷小学校5年生51名による水生生物の自然観察会が行われました。
この観察会は、「ふるさと水と土」地域住民活動の一環として、清水や水生生物の観察を通して、児童たちが自然との絆を醸成するとともに、住んでいる地域の恵まれた自然環境と、その大切さを認識してもらうことを目的に、秋田県七滝土地改良区が主催しました。
出発の前に、七滝土地改良区 藤岡事務長より、清水の水源について説明がありました。
児童たちは資料をじっくり見ながら真剣に聞き入っていました。
観察用具を持って、御台所清水コース、諏訪清水コース、ニテコ清水コース、藤清水コースの4つのグループに分かれ、清水を目指します。
まずは水温調査を行います。(藤清水コース)
次に生き物調査を行いました。実際に足を入れ、清水の冷たさを感じながら楽しそうに調査していました。(藤清水コース)
イバラトミヨも多数確認されました。生息条件が厳しいイバラトミヨがこれだけ確認されるということは、それだけ清水が綺麗ということですね。
各清水から持ち帰った水で、pH測定、NO2測定、CoD測定、pO4測定をし、水質調査を行いました。
試薬に入れた水の色の変化に児童たちも興味深そうでした。調査結果から、清水の綺麗さを再確認しました。
最後は児童の元気な挨拶で終わりました。お疲れ様でした。
自然と触れ合う機会が減ってしまった今、このような行事は非常に大切だと思います。児童たちも進んで取り組み、非常に楽しそうでした。これからもこのような行事を絶やさず、自然の楽しさ、大切さを実感し、守っていってほしいものです。