「大人が支える!インターネットセーフティの推進」の概要
2015年04月21日 | コンテンツ番号 7340
取組の趣旨
スマートフォン等の普及により、子どもたちを取り巻くインターネット環境は大きく変わり、「ネットいじめ」や犯罪等、様々なトラブルに巻き込まれる危険性が問題となっています。一方、多くの保護者はこうしたネット機器やサービスになじみがなく、その便利さや怖さに対応できず、子どもとの向き合い方に自信がもてない状況にあります。
秋田県教育委員会では、平成25年度から、秋田県全域で保護者等を対象に、子どもたちの健全なインターネット利用環境づくりを進める「大人が支える!インターネットセーフティの推進」(事務局:生涯学習課)に取り組んでいます。
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外部リンク
取組の推進体制
この取組は、秋田県PTA連合会や民間による専門家会議「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」(座長:国立大学法人お茶の水女子大学教授 坂元 章、以降「子どもネット研」)等との協働が大きな特徴となっています。
取組の柱
家庭教育支援(保護者の教育啓発)
全県的体制の構築、複層的啓発手法で、「健全・活用」を地域ぐるみで支援
民間との協働による取組の推進
子どもネット研との協働により、明確で効率的な役割分担
「ネットに少し詳しい大人」の輪
中学校区程度のコミュニティで、インターネットセーフティの核となる人材の養成とネットワーク化

取組の方策
具体的な取組方策は次のとおりです。
(1)インターネットセーフティ推進委員会の開催(年2回)
インターネットセーフティを推進するため、各機関等と協議・情報共有を行います。
(2)県及び団体の会合等で啓発促進
「インターネットセーフティ」啓発促進のためのフォーラムや、地域サポーター養成講座のフォローアップ、取組の中間報告等を行います。
(3)「保護者に直接届く」教育啓発コンテンツの提供【メールマガジンの配信】
各学校・園の「一斉メール配信システム」を活用し、子どもたちのインターネット健全利用に関する情報を、保護者に直接届けます。(コンテンツ制作:子どもネット研)
(4)県庁出前講座の実施【随時受付】
主に保護者や教員等の要請に応じて、子どもたちのインターネット健全利用をテーマに講座を実施します。
(5)「ネットに少し詳しい」地域サポーター養成講座の開催【H27年度までに9地区で開催】
中学校区程度のコミュニティで、保護者や地域住民、教員等を対象に、インターネットセーフティの核となる人材を養成する目的で、120分×4回の連続講座をモデル実施します。