令和4年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者の決定について

2022年11月16日 | コンテンツ番号 68786

 この度、令和4年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者2名を決定しましたので、お知らせします。

 本賞は、若手研究者の研究開発意欲を喚起することにより、優れた若手研究者を持続的に輩出するため、平成19年度に創設したものです。今年度は、7月4日から8月19日の期間に募集を行いました。

 県内の高等教育機関、公設試験研究機関及び企業に所属する若手研究者(※)を対象に公募を行い、審査委員会による審査の結果、李 雪 氏、後藤 育壮 氏の受賞を決定いたしました。

 ※令和4年4月1日時点において40歳未満の研究者

受賞者

李 雪(り せつ)氏

  李雪氏の写真

秋田県立大学 システム科学技術学部 助教

研究テーマ:「鳥海山山麓における農業近代化遺産としての混構造堆肥小屋に関する研究」

研究概要:

 明治末期から昭和中期にかけて行われた「乾田馬耕」という農業改革によって、秋田県では腰壁が石積みで作られた堆肥小屋が一気に広がるなど、この堆肥小屋は日本農業近代化の重要な物的証拠である。本研究では堆肥小屋の現存状況と構法の特徴を実測調査で把握するとともに、建設技術と生産組織の実態解明を行うことによって近代化遺産としての価値を再評価し、地域資源として、まちづくり、地域づくりの重要な基礎資料とする。

受賞者

後藤 育壮(ごとう いくぞう)氏

  

秋田大学 大学院理工学研究科 准教授

研究テーマ:「異種材料界面の挙動に着目した鋳造時の現象解明及び環境調和熱電 モジュール・高効率ローターの低コスト製造への応用展開」                  

研究概要:

 液体状態の金属を鋳型に流し込んで凝固させる鋳造は、自動車のエンジンなど、様々な金属部品の製造に役立っている。本研究では鋳造工程で異種材料が接触する際に生じる様々な現象のメカニズム解明を行い、その制御による問題解決や有効活用のための研究に取り組んできた。これらの取り組みは熱電変換モジュールや高効率モーター用部品の低コスト製造に繋がり、再生可能エネルギー関連産業における高付加価値製品の実現が期待される。

 

※今年度の募集に関する詳細やこれまで(H19~R3)の受賞者については下記のダウンロードファイルをご覧ください。

ダウンロード

 令和4年度秋田わか杉科学技術奨励賞募集要領 [127KB]

これまでの受賞者と研究テーマ [131KB]