⼤仙市⽴太⽥東⼩学校児童が⽥植えを⾏いました

2022年06月01日 | コンテンツ番号 65583

     
        
学校田の看板「なかよし田んぼ」と田植えをする児童たち
 令和4年5月30日、大仙市立太田東小学校の学校田「なかよし田んぼ」で、3年生から6年生までの児童56名が田植えを行いました。
 この行事は、児童たちにお米を作る体験を通じて農家の努力や苦労を知ってもらい、また、食料生産への関心を持ってもらうことを目的として毎年行っています。
 児童たちは保護者と秋田県田沢疏水土地改良区(理事長 髙貝久遠氏。以下「田沢疏水」。注1)の職員に手伝ってもらいながら、農事組合法人アグリフォー太田(代表理事 小松一男氏。以下「アグリフォー太田」)(注2)から借りた10a(注3)の水田に「あきたこまち」の苗を植えました。
 
お話しをする小松校長先生 苗を持って説明する山手課長

 小松校長先生から「地域の方々の協力で田植えをすることができる。皆さんも大きくなったら地域に貢献してほしい。」ほかについてお話を聞きました。(写真左)
 田沢疏水の山手施設管理課長が苗の植え方の説明をしてくれました。(写真右)
 

苗を手に持ち田んぼに入る児童たち 晴天の下、苗を植える児童たち
 最初は田んぼに足を入れることにためらっている児童もいましたが、保護者の方々の指導を受けながら頑張って苗を植えていました。
 
投げられた苗を受け取ろうとしている児童1 投げられた苗を受け取ろうとしている児童2
 苗の受け渡しでは、飛んでくる苗をうまく捕れるかどうかみんなが注目していました。
 
尻餅を搗く児童1 尻餅を搗く児童2
 泥に足を取られて尻もちをつく児童が続出しました。
 
達成感のある表情の児童たち 笑顔の児童たち
 顔まで泥だらけになりながら、とても楽しそうな児童たちの顔が印象的でした。
 
終わりの会で整列する児童たち 差し入れのイチゴと小松氏
 終わりの会では児童たちからは「みんなで協力して植えることができた」「お米がたくさん実ってほしい」などの感想を聞くことができました。
 児童たちはアグリフォー太田の小松代表理事からイチゴの差し入れをもらって帰途につきました。
 秋には稲刈りと収穫感謝祭が行われるそうです。
 
 
 
(注1 秋田県田沢疏水土地改良区は愛称を「水土里ネット田沢疏水」といい、仙北平野の東側4,620haに農業用水を供給している「田沢疏水幹線用水路」と「第二田沢幹線用水路」の基幹施設の維持管理を行っている組織です。
 また、洪水時には関係機関と連携して迅速な対応を行っているほか、農業用水路が持つ多面的機能を知ってもらうため啓発活動を行っています。)
 
(注2 アグリフォー太田は、地区内の農家4名が中心となって平成19年度に設立した農事組合法人です。
 経営体育成基盤整備事業の東今泉地区(H23~H30)を契機に、農地を集約して大規模農業を始め、農地の効率的な活用と省力化を積極的に行っています。)
 
(注3 「a」は面積の単位で「アール」と読みます。1aは100m2です。また、別の面積の数え方で「反歩」(たんぶ)がありますが1反歩は約10aです。)
 
 
 
補足
大台スキー場からの眺望
大台スキー場から見た仙北平野です。田植えもそろそろ終盤のようです。