~アパート等の退去トラブル~

2021年02月17日 | コンテンツ番号 63502

 卒業・入学や就職・転勤と、引っ越しの多くなるこれからの季節、アパート等の退去に伴うトラブルの相談が例年増えています。
 その多くは「補修費用に充てると言われ、敷金が返金されない」「退去時に壁紙張替や清掃の高額な費用を請求され、納得できない」など原状回復の費用負担をめぐるものです。
こうしたトラブルの未然防止ため国土交通省が公表している『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』によれば、借主に入居した時と同じ状態に戻す義務はありません。借主の費用負担は、引っ越し作業で生じた傷や落書きなど借主の故意・過失や不注意によるものに限られ、日照による畳やクロスの変色、家具の設置跡など経年劣化や通常使用で生じた破損の補修は貸主の負担とされています。
 しかし契約書の特約事項などに、退去時に畳替えやハウスクリーニングなどの費用負担を定めている場合もあるので、内容を確認した上で契約しましょう。
また、入退居の際、家主や仲介業者などの貸主側の立会いで汚れや破損の状況を確認し、写真やメモなどを残しておきます。破損補修の費用を請求された場合は、その内訳を出してもらい、立会い時の内容と合っているか確認し、納得できない点は貸主側に説明を求めましょう。