令和3年12月10日(金)、秋田市「イヤタカ」において、土地改良区の職員を対象とした標記講習会が開催され、当課からも講師や講習生として数名参加させていただきました。
 本講習会は、「土地改良区職員として職務遂行に必要な知識を習得し、広い視野を養うこと」を目的に、秋田県土地改良事業団体連合会及び秋田県土地改良事業団体職員会秋田支部の主催で、毎年開催されています。これまで、土地改良法の概要やITツールの活用など様々な分野の講義が行われてきました。
 今回は、秋田県生活環境部八郎湖環境対策室の「農業用水と八郎湖等の水質、水質を保全する農法について」の講義により、農業農村整備における環境への配慮の重要性を再認識しました。
 他に、秋田県農林水産部農地整備課の「平成30年6月8日法律第43号の土地改良法の改正に伴う処理について」の講義により、貸借対照表の作成及び員外監事の導入等について、土地改良区が新たに取り組むべき内容を整理しました。
 当課からも、秋田地域振興局管内の農業農村整備事業の現状報告をさせていただき、非常に有意義な講習会となりました。
 農業農村整備事業や土地改良区運営を取り巻く環境も大きく変わっておりますので、このような講習会等の機会を通じてきめ細やかな情報提供に努めてまいります。

【講義】
「農業用水と八郎湖等の水質、水質を保全する農法について」
 講師:秋田県生活環境部八郎湖環境対策室

「平成30年6月8日法律第43号の土地改良法改正に伴う処理について」
 講師:秋田県農林水産部農地整備課

「秋田地域振興局からの管内農業農村整備事業の現状報告」
 講師:秋田県秋田地域振興局農林部農村整備課

「土地改良施設維持管理適正化事業の拡充 ほか」
 講師:秋田県土地改良事業団体連合会管理情報部