令和3年11月25日(木)、由利本荘市において由利建設業協会建設女子会が実技講習会を開催し会員19名が参加しました。この講習会は現場で役に立つ知識や技術を得ると同時に、中学校・高校への出前講座において活かすことを目的に行われ、参加者はドローン操縦と重機操作のVR体験の講習を受けました。

ドローン操縦

 はじめに、ドローンの種類・ルール・活用事例等を学習し、その後操縦に挑戦しました。ドローンを操縦するのは初めてという参加者がほとんどでしたが、ドローンと自分との距離感や操縦時の指の力加減などコツを徐々につかみ、講習後半は自信をもって操縦する姿が多く見られました。

ドローンの座学の様子  ドローンの画面説明の様子  ドローン操縦体験の様子

重機操作のVR体験

 バケットで土砂をすくいトラックの荷台に積むという操作方法を学習しました。参加者の一人がVRゴーグルを装着し、ほかのグループメンバーから助言をもらいながら、ゲーム感覚でショベルカーの操作体験をしました。スマートフォンの設定から操作までの一連の手順に少し苦戦する場面もありましたが、リアルなVR体験によって重機操作を楽しんでいました。

スマートフォンでVR体験の設定をする様子  VRゴーグルを装着する様子  重機操作のVR体験の様子

 講習後、参加者からは「今日学んだことを今後の活動に活かしていきたい」「普段女性と話すことがないので交流することができてよかった」「ドローンもVRも初めてながら楽しく学ぶことができた」などの感想が聞かれました。由利建設女子会にとって初めての実技講習会でしたが、会員同士の交流を深めながら有意義な時間を過ごすことができたようです。