令和3年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者の決定について

2021年11月18日 | コンテンツ番号 61271

 この度、令和3年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者2名を決定しましたので、お知らせします。

 本賞は、若手研究者の研究開発意欲を喚起することにより、優れた若手研究者を持続的に輩出するため、平成19年度に創設したものです。今年度は、7月7日から8月20日の期間に募集を行いました。

 県内の大学及び公設試験研究機関の推薦を受けた応募の中から、審査委員会による審査の結果、増田 寛志 氏、山田 学 氏の受賞を決定いたしました。(氏名50音順)

受賞者

増田 寛志(ますだ ひろし)氏 

  

秋田県立大学 生物資源科学部 助教

研究テーマ:「鉄・亜鉛栄養価を高めた、健康に良いイネの新品種の開発」

研究概要:

 国内では多くの人が、鉄欠乏貧血症や亜鉛欠乏症を患っている。主食であるコメの鉄分や亜鉛の栄養価を高めることで、これらの予防・改善への貢献が期待される。これまで遺伝子導入や変異処理により、イネの鉄・亜鉛栄養価を高める研究を進めてきたが、現在では鉄・亜鉛栄養価の高いイネの新系統を「あきたこまちR」や県育成系統等と交配し、秋田県内向けの新品種の育成を秋田県農業試験場と共同で取り組んでいる。

受賞者

山田 学(やまだ まなぶ)氏

  

秋田大学 大学院理工学研究科 附属革新材料研究センター 講師

研究テーマ:「脂肪族炭化水素の効果的な分離を目指した形状認識特性を有する有機結晶の創製」                  

研究概要:

 本研究では、脂肪族炭化水素であるアルカンを効果的に分離できる超分子有機結晶の開発に成功した。直鎖や分岐、環状の構造に違いがあるアルカンは、燃料や石油化学製品などに使用される重要な出発原料である。開発した有機結晶は、ガソリンなどの燃料に含まれる分岐アルカンを精度よく吸着することが可能であることから、ガソリンの高品質化をはじめ、石油やプラスチック、医薬品などの生産に役立つことも期待される。

 

※今年度の募集に関する詳細、これまで(H19~R2)の受賞者については下記のダウンロードファイルをご覧ください。

ダウンロード

 令和3年度秋田わか杉科学技術奨励賞募集要領 [126KB]

これまでの受賞者と研究テーマ [126KB]