令和3年1月4日知事記者会見

2021年01月07日 | コンテンツ番号 54965

●知事発表
   なし

●幹事社質問
 (1)新年の抱負について(今年の一文字について)

●その他質問
 (1)国の緊急事態宣言が発令された際の県の対応について
 (2)Go To トラベル事業の再開について
 (3)県南地域を中心とした大雪への対応について


(幹事社)
 1月幹事社の秋田魁報社です。知事、今年もよろしくお願いいたします。

(知 事)
 どうもよろしく。

(幹事社)
 知事から冒頭の発表事項はないということでしたので、幹事社質問に移らせていただきます。
 新しい年を迎えたということで、午前中に幹部職員向けのご挨拶もありましたが、新年の抱負と、新しい年への思いを込めた一文字の発表をよろしくお願いします。

(知 事)
 はい。まず、年末から年始にかけて、大分、県北中心にコロナの感染者が増加してます。今、収束に向かってると思いますが、まだ油断できませんので、コロナの関係に全力投球と。で、これからどうするかですが、今のところ、入院病床は十分に確保してますんで、同じ地域で全員を入院ということはできませんが、周辺地域の病院も含めれば、十分に入院が可能な病床はありますんで、今のところそっちの心配はございません。また、宿泊療養施設も大分陰性になって出てますんで、十分に余裕がありますんで、今のところ、受け入れ体制は逼迫という状況ではございません。ただ、帰省客に年末大分感染者が出てますんで、感染の確率からしますと、今後1週間から10日は要警戒と。この1週間から10日あたりにかけて、首都圏等からの帰省客の関係でまた増える可能性がありますんで、十分に警戒をするという状況です。
 また、今、横手市長と電話でやりとりしましたが、雪の方が大変な状況です。週末に爆弾低気圧も来るようで、今までにないような雪の降り方ですので、横手の方で雪捨て場が少ないと。で、屋根の雪下ろしも大変な状況ということで。ただ、なかなか屋根に上ってやる業者(の数)も限度がありますんで、今、非常に心配してます。ただ、一般の除排雪の方は、オペレーター付きで県の部隊も投入してます。そのほか、私が秋田市長の時の18豪雪の時には、全県の余裕のある重機を全部オペレーター付きで調達しましたが、今回は全県的に降っててそう簡単にはいかないということで、大変この後心配です。
 あと、コロナの方と、大雪の方で、今、同時並行でやってますんで、今日夕方、雪に対する(災害)警戒部の会議を開いて、この後の横手、特に雄勝方面の対策について検討して、方針を何とか決めて、国に対する要望も、当然、災害救助法の発令も必要ですんで、こういう点も含めて緊急に今、対応するということで決定したところでございます。
 最後に、今のところワクチンがあっても、このコロナの関係が落ち着くには、年末までかかるだろうと。様々な専門家の意見を聞きますと、年度いっぱいはかかるだろうと。で、その後に、一般的に落ち着くまでまだまだ二、三年。そういうことでそう簡単ではないと。オリンピックがどうなるか分かりませんが、非常に厳しい状況を想定しながら、今年1年は、コロナの対策について十分に踏まえながら、その後の経済の復興。こういうものも相当変わってきますんで、元に戻るというよりも、どういう形態で経済を立て直すかという方に注力しながら、非常に緊迫した1年になるんじゃないかと思ってます。
 ということで、昨年は全部止まったわけですが、何とか今年は何でもいいからいい方向に少しでも動いてほしいということで、今年の一字は、単純に「動」です。

(幹事社)
 ありがとうございました。幹事社から今の一文字に絡めて一問お願いしたいんですが、県政様々課題がある中で、まあ特に新型コロナのいろいろな影響があって大変な面もあると思うんですが、特にこう動いてほしい何かそのトピックスであるとか施策っていうのはございますか。

(知 事)
 まずはこの雪が消えますと、相当農業被害があります。多分、今までないくらい、果樹等については相当の被害があると思います。ただ、農業の方はうまくいってます。米の方も「サキホコレ」に代表されるように、今よくいってますんで、何とか県の一番得意な農林業が元気を取り戻すと。また、今のところコロナの関係で大分止まってますが、IT関係、あるいは様々な再生可能エネルギ方面の周辺産業について、県内への様々な波及、あるいは企業進出など、今水面下で動いてるものがたくさんあります。ただ、コロナの関係で首都圏との往来が余りできませんので、大分止まってますが、東京事務所を中心に今やってますんで、こういう点が年の後半、コロナの方が大分落ち着いてきますと大分動き出すという状況があります。何とかアフターコロナにおいて、いち早くいろんな面が動いてほしいということが一番なのかな。
 で、あとは、県内の企業の業態変換。「業態」です。これが相当厳しい状況です。コロナの関係が元に戻っても、例えば接待を伴う飲食店といったところは元に戻らないと思います。これをどう軟着陸させるか。また、これは特に秋田市の問題ですが、例えば川反や大町の飲食店ビルに相当空きが出ます。ああいうビルは、オフィスビルと違って、そう簡単に他に転用できませんので、空きビル対策。中期的にはそういう変化もありますんで、まちづくりをどうするかという非常に大きな問題をいっぱい抱えることになります。これは特に秋田市中心部の飲食店ビルが立ち行かなくなりますと、廃ビル(が増えて)、街が荒れます。この問題も非常に今心配です。ですから、こういうものをどう活用するかという点も今から想定して、いろんな面で動く必要があるんじゃないかなと思ってます。


(幹事社)
 分かりました。ありがとうございます。各社さん、この関連で質問があればどうぞ。
なければ他の質問でも構いませんので、いかがでしょうか。

(記 者)
 本日、菅義偉首相が1都3県に対して緊急宣言を発令する意向を表明されましたが、知事の意向と、あとこれから、今後の県の対策をお聞かせください。

(知 事)
 前の発令は大分緊張感(があった)。ただ、1都3県をどう抑えるか。学識経験者の話では、余り意味がないというのと、、特措法の改正によって、ある程度強制力を持ってやらなければ意味がないという両論あるんです。ただ、一般的に言えば、やっぱり発令しますと、1都3県、あるいはその周辺(との往来について)、我々もこれまでの注意喚起から自粛要請ができます。まず自粛要請ということになると思います、うちの方は。ですから、そういう意味では、強い注意喚起から往来の自粛要請になりますと、少しは効果があるのかなと思ってます。

(記 者)
 県民に対しても往来を控えるように要請をされるということで。

(知 事)
 はい。

(記 者)
 ありがとうございます。

(記 者)
 今の質問に関連してなんですけれども、大晦日には1,300人と東京で過去最多を300人以上更新するなど感染拡大してきた中で、このタイミングでの緊急事態宣言発令ということについて、そのタイミングの部分について、知事としてはどうお考えですか。

(知 事)
 やっぱり年末になる前が望ましかったでしょうが、問題は、そうなりますと、飲食店への休業要請(に対する)協力金。要するに国の財政。我々がやった時は、(臨時)交付金という担保があった。この担保が東京都にないんです。ですから、ある程度あってもそう簡単にいかないと。今、8時、10時の問題で、8時まで繰り上げますと、東京で商売にならないと。国の方で120万という枠がありますが、そう簡単にいかないということで躊躇したのかな。結果論からすれば、12月中旬ぐらいに発令しておけば、まだ少しはよかったかなと。ただ、東京とうちは違うんです。うちのクラスター(の発生は)、キャバクラとクラブ。この2軒以外の飲食店から出てないんですよ。ですから、首都圏と、本県のようにお店が広くて混まないところは違いますから、そこを全部一律というよりも、やっぱりああいう首都圏(のように)感染の拡大するところをちゃんと抑えると。東京周辺を抑えれば、当然地方も比例して少なくなりますから、やっぱり東京を何とか抑えていただきたいなと。それが我々地方の立場です。


(記 者)
 ありがとうございます。
 あともう一つコロナ関連で。以前、知事、Go To トラベルについて、全国一律で停止したことについて、停止は一律でいいけれども、解除については細かい状況を踏まえてやってほしいというお考えを示されました。まあですが、先ほど菅首相は、まあちょっと緊急事態宣言を発令するとなれば再開は難しいというようなお考え示されていましたけれども、知事としては今もそのお考えについては変わりないでしょうか。

(知 事)
 今の状況で東京とうちの方とのGo Toの再開は無理ですよ。だから県内同士、県内でできますから、本県のようなところは地域を限ってやってもいいと思うんです。県をまたがないとか、あるいは、感染の拡大が低いところ同士の県でやるとか。ただ、そうはいっても、東北では隣県も、周辺全部で増えてます。うちが今、日本で一番人口当たり(の感染者数が)少ないですから。そういう状況を見ながら、県内同士以外を12日以降にオープンにするというのはちょっと無理かなと思ってます。

(記 者)
 ありがとうございます。


(記 者)
 すいません、先ほどの質問と関連してなんですが、秋田県の対応としましては、その1都3県に緊急事態宣言が発令され次第、県からも県民にこう自粛を要請するというような形になるんでしょうか。

(知 事)
 1都3県プラスこの周辺。首都圏です。まずそこら辺かな。

(記 者)
 大阪とかの関西圏は。

(知 事)
 あっちの方は、大分減ってますんで。また数も少ないですから。まずあの1都3県と。本当は、1都3県プラスあの周辺、まあ首都圏。1都6県か。あそこら辺です。

(記 者)
 ありがとうございます。


(記 者)
 大雪の関連で、先ほど知事が今日の夕方に災害警戒部の会議が行われる予定だというお話おっしゃってましたけれども、今現在で何か具体的に決まっている、その雪が多い地域への支援策などはあるものでしょうか。

(知 事)
 先ほど言ったとおり除雪の余裕がないですが、県の(委託)業者を派遣してます。あと、自衛隊。ところが自衛隊は、今、昔と違ってトラックがないんですよ、ほとんど。全部装甲車ですから、自衛隊は人力でなければ(排雪が)できないんですよ。あと、雪下ろしはできませんから、あの方々は。雪崩とか、人家が埋まったとか、そういう人力パワー以外できませんが、そう簡単に昔のように自衛隊によってということができません。で、今、横手と今やってますが、雪捨て場がないもんですから、これをどうするか。まず民有地の確保、あるいは県有地がないか。民有地も借りるんですよ。相当復旧に金がかかるんですよ。ですから、国の方で災害救助法の発令を今しなくとも、発令について準備をするという担保があれば、財政的にできますんで、そこら辺を今、国会議員とも連絡を取ってやってます。

(記 者)
 分かりました。ありがとうございます。
 あともう一つ、知事、年頭挨拶の場面で、元日に登庁されて情報収集に努めたというお話もあったんですけれども、実際、雪のひどい横手とか湯沢とかそちらの方に実際に現地視察などは行われたものでしょうか。

(知 事)
 まだ行ってません。あの最中に行っても迷惑なんです。政治家が地元に行くと、非常に手間がかかる。行くんだったら自分一人。私は自分で運転して行くんですよ。でないと、あっちの方の対応が大変なんだな。だから自分で。私はどこに行くにも全部自分。それが一番なんです。自分で分かるから。車の後ろに乗ってやっても分からないでしょ。自分で運転するから分かるんですよ。

(記 者)
 今後行かれる予定とかはありますか。

(知 事)
 休みになれば。実家の方にも行ってますから。

(記 者)
 分かりました。ありがとうございます。


(記 者)
 すいません、少し前の質問にちょっと戻ってしまうんですけれども、政府の方で1都3県に緊急事態宣言再発令次第に往来自粛、県として要請するのを1都6県というふうなお話あったと思うんですけれども、今のところ緊急事態宣言検討されてる東京、埼玉、千葉、あと神奈川以外の3県はどちらになりますでしょうか。

(知 事)
 茨城県やあの周辺も。これは状況をまだ見てませんので不確定、決定でないです。状況見て。

(記 者)
 茨城周辺っていうと北関東3県っていうイメージで先ほどおっしゃいました。

(知 事)
 うん。

(記 者)
 分かりました。ありがとうございます。


(幹事社)
 すいません、私からもさっきの関連で、大雪の災害救助法の適用に関してなんですが、今すぐにしなくてもまず準備してもらえるようにということで、国会議員も通じてっていうお話ありましたけれども、どういう段階になればその国に適用を申請したりとか、どういうふうなお考えをお持ちでしょうか。

(知 事)
 北陸の新潟、福井、あっちと全部一緒ですから。で、県も二人死んでますから。そういうものが共通ですから、1県だけやるということでなくて、今、防災相の小此木さんと今やってます。で、前に私が(秋田)市長の時、発令を十分に検討すると、前向きに。この言葉があれば、財源措置がありますからできるんですよ。これがあれば、例えば、横手で市外の全県の民間のダンプを調達できるんです。私が秋田市長の時、全県からダンプ300台を集めた。これも担保がないとできないです。だからこれを早くやってほしいと。そうしますと、まずダンプ、オペレーターも含んで、場合によっては隣県はどっからでもこれで頼めますから。皆さん普通であれば、まず自前の基金(を活用しますが)、市町村も県も、コロナで使い果たしてますから。今、市町村も金がないんですよ。この面は担保があればできますから。

(幹事社)
 今のお話だと、じゃあそうした例えば自衛隊のその出動による人力作業とか、現状だとそれよりもやっぱりその機動的な対応をするための財政的な担保をしてもらうために、そうした適用とかっていうことが早め早めで対応してもらえるとありがたいなっていう、そういう形ですかね。

(知 事)
 うん。

(幹事社)
 分かりました。

(知 事)
 自衛隊とも当然連携を取ってますから。何かあればすぐに行ってもらうという連絡は取ってますから。両方ね、うん。

(幹事社)
 分かりました。ありがとうございます。
 それでは、そろそろお時間ですので、最後1問にしたいと思いますが、いかがでしょうか。
なければこれで終わりたいと思います。どうもありがとうございます。

(知 事)
 はい。