「よこて建設女子会リモート」が開催されました

2020年11月09日 | コンテンツ番号 54710

 令和2年11月7日(土)、建設業に興味を持っている女子高生を対象とした「よこて建設女子会リモート」が横手市と大仙市でオンライン開催されました((一社)平鹿建設業協会主催:秋田県委託事業)。

 今年度で5回目となった「よこて建設女子会」ですが、今回は新型コロナウイルス感染症対策としてMicrosoft Teamsを活用し3会場(横手清陵高校、大曲工業高校、平鹿建設業協会)をオンラインで結んでのリモート開催となりました。

 当日は、女子高生17名のほか地元建設企業の女性技術者や国・県・市の女性職員17名が3会場に分かれ、事前収録された工事現場見学の動画やリモート講演を視聴したり、意見交換を行ったりしました

【画面越しに交流する参加者】   【3会場とMCブースの様子】                                  【佐竹知事からのビデオメッセージ】

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 リモート講演会では、次の3講演が行われました。

  1. 「建設現場で活用されているICT・IoTについて」柴田千晶さん(株式会社渡敬)
  2. 「さまざまな働き方ができる建設業について」村岡洋平さん(MURAOKAGUMI design代表)
  3. 「建設業ってキツくない!?」小玉晴香さん(株式会社横手建設)

 

  工事現場リモート見学では、上溝川災害復旧工事と十文字小学校建設工事の様子を紹介しました。

 参加者からは、普段とは違う視点で現場を見ることができた、説明を集中して聞くことができたという声が聞かれました。(※この動画は、アキケンChに掲載されている動画「よこて建設女子会“リモート”工事現場見学『土木編』『建築編』」でご覧いただけます。)

 

 女性技術者と女子高生が「ホンネトーク」しました。 

 女性技術者と女子高生がグループごとに意見交換を行う「ホンネトーク」では、生徒から出た「給料面や仕事内容で男女の格差はないか」「夜間勤務について」「おすすめの進学先」などの質問に対し、女性技術者らが自らの体験などを交えながら和やかに回答する姿が見られました。

【ホンネトークと発表の様子】
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 女子高生による感想・意見などの主な発表内容は以下のとおりです。

・地図に残る仕事に関わることができるように、積極的に資格を取っていきたいと思った。
・(現場見学の事前収録)動画を見て、実際の現場に行ってみたい気持ちが強くなった。
・自分の希望進路に近い社会人の方からリアルな話を聞けて良かった。
・ICTなどの技術や職場環境の整備によって女性でも働きやすい環境になってきているのが分かった。

 例年、このイベントでは工事現場間と意見交換を行うメイン会場との移動があるのですが、今回はその移動がない分多くのコンテンツが提供され、参加者は有意義な時間を過ごすことができたようです。今回の学びや体験によって、建設業が進路の選択肢の一つになることを期待しています。