不安を抱える妊婦の方への分娩前の新型コロナウイルス検査について

2022年04月01日 | コンテンツ番号 53913

 新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、妊婦は一般の方々以上に感染への不安を抱いて生活されている方が多いと思われます。
 秋田県では、そのような不安を抱いている妊婦の方が希望する場合に、秋田県内の分娩取扱医療機関において、次のとおりウイルス検査を実施しています。

 なお、県内の分娩取扱医療機関によって検査を実施する対象者の範囲が異なる場合や、一部の分娩取扱医療機関では院内体制等の状況により検査を実施していない場合がありますので、検査可能かどうかは、分娩予定の医療機関にお問い合わせください。

1 対象となる方

    新型コロナウイルス感染症に関して不安を抱えている方又は基礎疾患を有する方で、新型コロナウイルスの検査を受けることを希望し、次のアからウのいずれかに該当し、県内の分娩予定医療機関の医師から検査前の説明を受け、了承した方

 ア 秋田県内に居住している妊婦
 イ 秋田県外に居住しており、里帰りにより秋田県内で分娩予定の妊婦
 ウ 秋田県以外の東北各県に居住し、里帰り以外で秋田県内で分娩予定の妊婦

 ※上記ア・イのうち、秋田市居住者及び秋田市への里帰り分娩予定の方は、秋田市が実施する事業の対象となります。
 (ただし、上記イの対象者の方が2回目の検査を受ける場合は、秋田県の事業対象となります。)

 ※上記ウのうち、秋田市内の医療機関で検査説明又は検査を受ける方は、秋田市が実施する事業対象となります。

2 実施期間

 令和5年3月31日までに実施する検査を対象とします。

3 回数及び検査実施時期

(1)上記1のア・ウの方
   1人1回・分娩予定日の概ね2週間以内を目安(分娩予定医療機関の医師が決定)
(2)上記1のイの方(県外からの里帰りで分娩予定の妊婦)
   1人2回まで
   ※分娩予定日の概ね2週間以内のほか、里帰り時も対象(分娩予定医療機関の医師と相談して決定)

4 検査方法

 鼻咽頭ぬぐい液(鼻から綿棒を入れて鼻の奥の粘液を採取)又は唾液による検査

5 申込み

 分娩予定の医療機関にご相談ください。
 検査をされる場合には、添付のリーフレットをよくお読みになり、医師の説明を受けた上でお申込みください。

6 検査実施場所

 検査申込みを受け付けした医療機関からお知らせします。

7 費用

 検査及び検査説明に係る費用は無料です。(医療機関の窓口での自己負担は原則ありません。)

8 検査の結果、陽性がわかった場合

 産科のある新型コロナウイルス感染症の治療を行う病院へ入院する場合があり、分娩が必ずしも予定した医療機関で行えない事があります。
 詳しくは、分娩予定の医療機関にご相談ください。

9 検査申込みの前に

 事前に次のリーフレットもお読みください。
 申込みの相談をされた場合は、医師からも説明がありますので、不明な点などは医師にお尋ねください。

 ◇リーフレット1(寄り添い型支援・新型コロナウイルス検査のご案内) [592KB]

 ◇リーフレット2(秋田県内で分娩される妊婦の皆様へ) [200KB]

10 里帰り出産などで、県外の医療機関で検査を受けられた場合

 県内(秋田市を除く)に住民票がある方で、里帰り出産により秋田県外の医療機関で本事業に相当する検査を受け、窓口負担がある場合、秋田県に申請することにより検査費用を一部助成します(1回限り、上限2万円)。令和4年度に限ります。他の自治体から助成を受けた方は対象外です。

 【申請方法】
  別添の助成申請書(B-4)に記入し、添付書類とともに令和5年3月31日までに郵送にて申請ください。
  (日中連絡がつく電話番号を必ず記載願います)。

  〇添付書類 ・本人の住所が確認できるもの(運転免許証等の写し)
        ・検査時の領収書及び内訳書(原本)
        ・振込先口座が確認できるもの
        ・検査時に妊娠中であることがわかるもの
         (母子健康手帳の「妊娠中の経過」のページの写しなど)

 【郵送先】 〒010-8570(住所不要)
       秋田県健康福祉部 保健・疾病対策班 母子保健担当 宛

 ◇助成申請書(B-4) [72KB]
 ◇助成申請書(B-4)記載例 [79KB]