青少年教育施設を活用したネット依存対策事業

2020年06月25日 | コンテンツ番号 50585

1 事業の趣旨

 青少年教育施設を活用し、ネット依存傾向にある児童生徒を対象にした宿泊体験プログラムの実施を通じて、日常生活を改善するきっかけとなる場(うまホキャンプ)を提供する。

2 事業の概要

 (1)プログラム検討会議の開催(年2回)

 「うまホキャンプ」について、実施前のプログラムの企画・検討や実施後の検証等

(2)うまホキャンプの実施

 ①メインキャンプ
  ネット依存傾向の児童生徒を対象に、長期宿泊体験プログラムを実施
  [会場]秋田県立岩城少年自然の家
  [日時]8月(夏休み中 6泊7日)
  [対象]小学5・6年生及び中学生のうち、
      ・ゲームに夢中で生活習慣が乱れがちな人
      ・スマートフォンが気になって、手放せずにいる人

 ②フォローキャンプ
  メインキャンプの参加者等を対象に、生活状況を確認
  [会場]秋田県立岩城少年自然の家
  [日時]12月(冬休み中 2泊3日)
  [対象]〇メインキャンプ参加者
                〇小学5・6年生及び中学生のうち、
       ・ゲームに夢中で生活習慣が乱れがちな人
       ・スマートフォンが気になって、手放せずにいる人

 3 「うまホキャンプ」プログラム(令和元年度実施プログラム)

キャンププログラム [84KB]

(1)体験活動

 ①自然体験活動
  秋田県内の豊かな自然を活用した体験活動を実施

 ②ステップ型プログラム
  ・子どもたちが自らの成長や変容をより実感できるよう、一つの活動について日々の課題を設定
  ・課題を一つずつクリアしながら継続し、ステップアップ
  ・体験活動や認知行動療法を連動させることで効果を高め、参加者の変容を促す

  〇「食」をテーマにしたステップ型プログラム
   ステップ1:簡易炊飯(切る、炒める、温める程度の調理)
           ↓
   ステップ2:食に関する一連の流れを経験(献立の作成→食材の買い出し→調理)
      ↓
   ステップ3:親子昼食会(キャンプの成果となる料理を家族にふるまう。)

  〇「和太鼓」をテーマにしたステップ型プログラム
   ステップ1:和太鼓演奏の基本を学習(バチの持ち方、太鼓のたたき方)
           ↓
   ステップ2:和太鼓演奏の練習(「土崎ばやし」の演奏に挑戦)
      ↓
    ステップ3:和太鼓演奏発表会(キャンプの成果となる演奏を家族に披露) 

 ③生活スキル向上プログラム
  日常生活に焦点を当て、基本的な生活習慣の更なる定着を目指し実施
   掃除(部屋、風呂、トイレ)、洗濯、ソロテント泊、身の回りの整理整頓 等

(2)認知行動療法

 ・今までの出来事や物事に対する認知を検討し、その認知を変えることで自身の行動や感情を改善しようとする治療方法
 ・これからの行動を考える機会になるよう実施
 ・秋田県医師会の医師、秋田県臨床心理士会の臨床心理士が担当

(3)カウンセリング

 ・自分の気持ちを整理し、日常生活を振り返ることができるよう実施
 ・秋田県臨床心理士会の臨床心理士が担当

(4)家族会

    ・保護者同士の悩みや思いの共有等ができるよう実施
 ・秋田県医師会の医師が担当し、キャンプの初日及び最終日に実施

 

4 リンク

令和元年度青少年教育施設を活用したネット依存対策事業 うまホキャンプ「メインキャンプ」の実施について
令和元年度青少年教育施設を活用したネット依存対策事業 うまホキャンプ「フォローキャンプ」の実施について


●事業の仕組みと特徴

 

 

 

 


認知行動療法
・医師と臨床心理士が担当、進行
・1日1~2回実施
メインキャンプ9回、フォローキャンプ5回実施
・日常生活を振り返り、これからの行動を考える機会
 ・担当医師と臨床心理士が久里浜医療センターの実践を参考に、
独自の資料を作成
・プログラムと連携した内容で構成

家族会
・医師が担当、進行
・メインキャンプ及びフォローキャンプともに初日と最終日の2回
実施
・親としての日頃の悩みや不安を話し合い、互いの状況を共有
 ・キャンプ中の子どもたちの様子を報告し、日常生活へアドバイス
 ・子どもたちのインターネット健全利用を目的にした講座の実施