令和元年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者の決定について

2019年11月14日 | コンテンツ番号 45863

 この度、令和元年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者2名を決定しましたので、お知らせします。

 本賞は、若手研究者の研究開発意欲を喚起することにより、優れた若手研究者を持続的に輩出するため、平成19年度に創設したものです。今年度は、7月16日から8月15日の期間に募集を行いました。

 県内の大学及び公設試験研究機関の推薦を受けた応募の中から、審査委員会による審査の結果、関 信輔 氏、松本 和也 氏の受賞を決定いたしました。(氏名50音順)

受賞者

関 信輔(せき しんすけ)氏

秋田大学 バイオサイエンス教育・研究サポートセンター 助教

研究テーマ:「生殖幹細胞の凍結保存と代理親への移植による絶滅危惧種の復元」

研究概要:

 絶滅の恐れがある魚の細胞を別種類の「代理親」の魚に移植し、元の種を誕生させる研究を秋田大や東京海洋大などのグループが行っている。関助教は凍結生殖幹細胞から東京めだかなどの絶滅危惧メダカの復元に成功した。日本発の実験動物であり、絶滅危惧種でもあるメダカの遺伝資源を未来永劫絶やさない方法を開発することに成功した。両生類や爬虫類は遺伝資源を保全する方法は皆無であるが、本研究と同様の戦略でその方法を開発することが可能になると思われる。

受賞者

松本 和也(まつもと かずや)氏

秋田大学大学院理工学研究科 准教授

研究テーマ:「第一級アミン化合物を用いた白金族金属の選択回収技術の開発」                  

研究概要:

 白金族金属は触媒や宝飾品などに用いられる価値の高い金属であるためリサイクルが必須であり、選択的な回収技術の開発が求められている。本研究では、これまで選択的な回収ができないとされてきたロジウムが第一級アミン化合物と特異な構造体を形成し、優先的かつ選択的に回収可能であることを明らかにした。現在は、ロジウム以外の白金族金属の選択的な回収法の確立を目指して研究を進めている。

※今年度の募集に関する詳細、これまで(H19~H30)の受賞者については下記のダウンロードファイルをご覧ください。

ダウンロード

  令和元年度秋田わか杉科学技術奨励賞募集要領[119KB]

これまでの受賞者と研究テーマ[223KB]