2022年度デビューの水稲極良食味新品種の候補を決定
2019年03月28日 | コンテンツ番号 41146
県では、2014年度から秋田米の旗艦品種(プライスリーダー)となる極良食味新品種の開発に取り組み、約800系統の中から食味を重視した絞り込みを進めておりましたが、今月28日、関係農業団体を含む「新品種デビュー推進会議」において、新品種の候補を「秋系821」に決定しました。
1 「秋系821」の特徴
(食味)
首都圏で実施した卸・小売業者や一般消費者を対象とした試食調査では、次の評価が得られました。
【外観】白く、ツヤがある。粒が大きく見栄えが良い。
【食感】ふっくらとしている。弾力がある。のどごしが良い。
【食味】粘りと甘みが強い。噛むことで甘みが出る。
(栽培特性)
2 今後の主なスケジュール
2019年5月に、ブランド化戦略の推進母体として、知事を本部長とする「新品種ブランド化戦略本部(仮称)」を設置し、「新品種ブランド化戦略」を策定します。
また、2020年度に新品種の名称を決定し、品種登録出願を行い、2022年度の市場デビューを目指します。