平鹿地域振興局における森林林業に関する学習会

2018年10月25日 | コンテンツ番号 38159

〇学校林を整備しました〇

平成30年10月18日、横手市立山内小学校で学校林の整備を行いました。

この学校林は、昭和50年代にかつての山内小学校生がキハダの木を植樹して誕生したものです。

しかし、時代の移り変わりとともに、人々が山へ入る機会が少なくなると、林内には下草が繁茂して藪化、一時は学校林の所在も分からないという状況にまで陥りました。

作業前の藪化した森林
〈鬱蒼と藪化した学校林〉

 そのような中、「学校林を生徒らが気軽に散策できるような森林にしたい!」ということで始まったのが今回の整備活動です。
当時の山内村役場職員の方などに学校林の場所を案内していただき、横手市森林組合の皆さんにもお手伝いいただき、5,6年生による下草刈りや除伐、枯死木の伐倒が行われました。

除伐を試みる児童
〈うまく伐れるかな?〉

慣れない刃物の扱いや足下の悪い林内の作業に、最初のうちは戸惑っていた子どもたちも、しばらくするとコツをつかみ出し、友達と協力し合いながら次々と作業を進めていました。

整備後の学校林
〈整備後の学校林〉

 この活動は来年以降も継続する予定で、高学年の生徒が学校林を整備し、低学年の生徒も木の実や枝葉拾いができる、全校生徒が自然に触れあえるような森づくりを目指します。

 

〇山の帳簿を作成しています〇

雄物川町二井山地区で、所有山林の帳簿作成に係わる研修会を開催しました。

林業の現場では、木材価格の低迷等により、多くの所有者の山林への興味関心が希薄化することで、所有者不明森林や境界不明森林が増加することが危惧されています。

そこで、平鹿地区林業後継者協議会では、今ある森林資源をしっかりとした形で後世に引き継ぎたいとの想いから、デジタルデータを活用したオリジナルの山の帳簿を作成することにしました。

まずはデータベースとなるフリーGISソフト「QGIS」の基本的な使い方について、平成30年9月13日に平鹿地域振興局森づくり推進課職員による研修を行いました。

QGIS研修会
〈QGIS研修会〉

そして、平成30年10月22日、実際にスマートフォンやタブレットを活用し、現在地や机上の森林情報を確認しながら林内の情報を収集しました。

タブレットを用いた踏査
〈タブレットによる踏査状況〉
タブレットによる踏査データ
〈アプリ内踏査データ〉

また、ドローンによる空撮を行い、沢向かいの森林や全体的な林相などを俯瞰的に確認することができました。

ドローンによる空撮画像
〈ドローンによる空撮画像〉

次回研修では今回取得した情報をデータベースへ取込作業を行います。
踏査して得た情報を繰り返し集積することで、精度の高い帳簿の作成を目指します。