H30年度 アオコ対策実施状況(河川遡上防止フェンス)

2018年09月27日 | コンテンツ番号 36287

 八郎湖では、夏期になると植物プランクトンのラン藻類が大量に増殖した「アオコ」と呼ばれる現象が発生しています。

 アオコの発生によりさらに水質が悪化するほか、悪臭等の被害が生じるおそれがあることから、秋田県では「八郎湖アオコ対応マニュアル」を策定し、発生状況の公表や河川遡上防止フェンスの設置などのアオコ対策を実施しています。

 本年度は、7月10日にアオコレベル1~2(昨年は7月25日にアオコレベル2)の初期発生が確認されており、流入河川8河川において、アオコの遡上防止及び悪臭被害防止対策として、アオコ遡上防止シルトフェンスを設置しました。各河川では、フェンスの働きによって水面に漂うアオコの遡上が止められ、悪臭被害の防止・軽減が図られました。

 今年度は、9月下旬までにアオコの異常発生は確認されておらず、例年はこれからアオコの発生が収束に向かうこと、また八郎湖において9月21日からシラウオ漁が解禁になることから、9月25日までにすべてのフェンスを撤去しました。

アオコ遡上防止フェンスの設置状況

 

 河川遡上防止シルトフェンス設置状況

 

アオコ発生時の河川状況