平成30年度国際交流員(CIR)紹介

2018年09月03日 | コンテンツ番号 34216

 国際交流員(CIR:Coordinator for International Relations)は、「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」により外国から招致され、地方公共団体に配置される外国青年のことです。主に、地方公共団体の国際交流担当部局等に所属し、外国からの訪問客の接遇・通訳や、海外事業の事務補助に従事しています。
 秋田県国際課では、本県との交流や縁のある地域等から、5名のCIRを招致しています。

  • 国際課(CIR)
    • チャオ・ジョセフィン
    • パク・ヤナ
    • 柳 小靖(ユ ソジョン)
    • 羅 旭(ラ キョク)
    • 黄 超旭(コウ チョウキョク)

1.名前とその意味 2.出身地 3.経歴 4.趣味 5.CIRから一言・秋田の印象

国際課

チャオ・ジョセフィン(米国)

チャオ・ジョセフィンさんの写真 [78KB]

  1. こんにちは!チャオ・ジョセフィンと申します。「チャオ」は中国語の名字で、漢字で「喬」と書けます。「ジョセフィン」(Josephine)はフランス由来ですが、「若草物語」の主人公の「ジョー」と同様に、私も自分の夢を常に追うようにと、母の希望で名付けられました。
  2. 出身地はアメリカ東部、大西洋に面するバージニア州ですが、両親は台湾人で、台湾系アメリカ人の2世です。バージニア州の北部に位置する郡、「フェアファックス カウンティー」(Fairfax County)に住んでおり、首都のワシントンD.C.郊外です。バージニア州はイギリスと独立戦争をした13州のうちの一つで、長く豊かな歴史があります。例えば、アメリカの第5代までの大統領のうち、4名(ワシントン大統領、ジェファーソン大統領を含む)はバージニア州出身でした。実は、母校のバージニア大学はジェファーソン大統領によって創立されたのです。
  3. 日本語学習を中学時代から始めましたが、全力で力を入れ始めたきっかけは、高校2年生の夏休みにバージニア州政府による日本語アカデミー(集中合宿)に参加したことです。その後、バージニア大学でコンピューターサイエンス及び日本語を専攻し、2018年全米日本語教育学会(AATJ)の日本語名誉学生団体—大学支部(JNHS—CC)に入団させて頂き、「古事記」の詩を解釈する卒論を書き、学科のうち最優秀の論文を認める「Michiko N. Wilson」賞を頂きました。そして2018年の春に卒業しました。
  4. 様々な趣味がありますが、絵を描くこと、ダンス、美食はメインです。子供時代から絵を描くことが大好きで、現在はグラフィックデザイン、特にタイポグラフィへの興味が強いです。また、大学時代にK-POPダンスチームに入っており、ズンバなどのようなダンスフィットネスもたまに試します。日常的な趣味としては、新しいレストランやカフェを探すこともよく楽しみます。
  5. 卒業したばかりで、初めての仕事で、来日も初めてなので、地元から随分遠い所で暮らし始めるのはやはり怖かったです。しかし、来秋後すぐ、職場でも日常生活でも手伝ってくれた人のおかげで、ここでの生活に少しずつ慣れてきて、本当にありがたいです。秋田、これからもよろしくお願い致します!

パク・ヤナ(ロシア)

パク・ヤナさんの写真

  1. こんにちは。ロシアから来たパク・ヤナと言います。「ヤナ」という名前は両親が付けてくれましたが、ヘブライ語から「冥加」だと訳すことができるようです。
  2. 朝鮮系の4世で、いわゆる精神的なハーフでもある私はサハリンという島で生まれ育ちました。自然に恵まれた地方で気候は北海道に似ていると日本人によく言われます。ロシアと日本の経済協力の重点項目の一つはサハリンでのLNG開発で、日本企業も深く関わっています。また、国際交流も盛んで、例を述べると北海道フェアー・日本文化祭などのイベントが定期的に行われ、地元民にも大人気です。そして、サハリンは冬が綺麗で様々な活動ができます。スキー場が営業していて、ロシア極東の主要都市として知られるウラジオストクやハバロフスクから訪れるスキー客や外国人の来客も見られます。
  3. 子供の頃は何よりも外で友達と遊ぶのが好きでしたが、小学生になってからは読書するのが楽しみの一つでした。小学校2年生からダンス部に入って8年間も活躍しました。高校を卒業し、韓国のソウルでの留学生活を体験しながら世界各地の人と知り合いになって、いい思い出になりました。そしていつの間にか日本語を勉強することになりました。それはなぜかというと知的な好奇心を満たしたかったので学習し始めたのだと思います。日本が近くにあるのにも関わらずその国・社会・日本式の考え方などについての知識を得にくかったからです。
  4. 自分はどんな人物かと聞かれると、時にはよそよそしく、無反応に見なされるかもしれませんが、それはあまり親しくない人の前での感情表現は苦手だからです。趣味は特にありませんが、読書・音楽・心理学・情報の分析・研究等が好きです。最近はヘルシーライフスタイルに対しても興味を持つようになりました。
  5. 今回、国際交流員として来日したのも秋田県に来たのも初めてです。自分が何よりもロシアの代表者として来県したのを理解し、日露両国間関係をより深めるよう頑張りたいと思います。

柳 小靖 (ユ ソジョン)(韓国)

ユ・ソジョンさんの写真

  1. はじめまして!柳小靖と書いてユ・ソジョンと読みます。韓国で「柳」という名字は「ユ」と「リュウ」の中で選ぶことができますので私は「ユ」を選びました。名前は父が付けてくれましたが、小さい安らぎを求めつけたらしいです。大きい安らぎは人を怠け者にする恐れがあるため、誠実に働きながら少しだけ楽な人生を送りなさいという意味でつけたそうです。
  2. 韓国の首都、ソウルで生まれ育ちました。地元は明洞(ミョンドン)からだと地下鉄で30分距離のベッドタウン蘆原区(ノウォン)という町です。ノウォンは教育熱の高いところで塾や学生も多く、とても賑やかな町です。また、犯罪率がソウルで一番低い安全で平和な町でもあります。最新の流行を先取るところなので、ソウルにいらした際にはぜひ寄ってください。
  3. 秋田に来る前はK-POPアイドルの記事を日本語で作成し、ホームページに掲載するお仕事に就いていました。韓国のバラエティ番組を見て記事にしたり、最新ニュースを日本語で翻訳する仕事をしました。日本の人に情報を発する中で、芸能だけではなく、いろんな分野で活躍したいと思い、国際交流員に挑戦しました。
  4. 野球観戦と旅行、グルメツアーなど趣味は色々ありますが、最近できた趣味はスノーボードです。スリルが味わえてハマってしまいました。上達のためにこれからも練習していきたいと思います。秋田にはスキー場がいっぱいありますので冬がとても楽しみです!あと、作家の東野圭吾さんが好きで、推理小説を読むことも好きです。
  5. 今まで秋田に関して知っていたのは佐々木希、きりたんぽくらいでしたが、秋田駅で降りたときの第一印象は、空が低くて綺麗!ということでした。あと、平和で静かな町だと感じています。自然豊かなこの秋田に来ることができ、とても嬉く思っています。国際交流員として秋田にいる間、ハイキング、スノーボード、温泉など秋田の自然を制覇(?)して秋田通になりたいと思います。来てすぐきりたんぽを食べましたが、とても美味しかったです!色んなところで色んな美味しいものを堪能しながら沢山の日本の方々と触れ合い、韓国を伝え、秋田の魅力も感じていけたらと思います。

羅 旭(ラ キョク)(中国)

ラ・キョクさんの写真

  1. みなさん、こんにちは。羅旭(ラ キョク)と申します。羅という名字は火の神から継承したものであり、紀元前690年から使われ、歴史が非常に長いですが、多くは見られない名字なのです。「旭」は朝日を意味します。生まれてきてすぐ朝を迎え、自分の世界を照らしてくれたと父が言っていました。もっとこの世界を照らしてほしいと父が思い、名付けたそうです。今まで明るく成長してきたこともこの名前のお蔭だと私は思っています。
  2. 出身地は中国天津市の河北区です。天津市は首都北京と隣り合わせており、中国北方最大の国際港湾都市です。天津から北京まで車で3時間、高速鉄道列車なら一日に80本、最速で29分ほど到着できます。「天津」という名前は「天子(皇帝)が渡した港」を意味し、明朝に設けられた都市です。名勝である「古文化街」の近くに住んでいたので、小さい頃からよく通っていました。書道、古書、玉の器などに触れ合い、古典文化の魅力を感じ、深く興味を持ちました。それゆえ、漢言語文学を大学の専攻にしました。
  3. 私は師範大学文学部漢言語文学(中文)学科を卒業し、教育学の知識の不足を感じ、日本へ留学しに来ました。日本へ来てゼロから日本語を勉強し、一年半後に大学院に進学しました。教育学を研究し始め、同年、中国語講師になり、中国語を外国語として教え始めました。僅かな2年間ですが、国際漢語教師としての貴重な経験を獲得し、楽しく異文化の交流が実現できる国際漢語教育のやりがいも感じました。大学院修了後、中国へ帰国し北京の大学で日本語教師として勤め始めました。そのほか、日本語スピーチコンテスト(北京首都師範大学と提携した広島大学主催)の指導や日本留学生との交流活動、日本への修学旅行の指導教員も担当していました。また、大学以外に、日中通訳と中国語の非常勤講師もしていました。
  4. 趣味はいっぱいあります。絵画、旅行、読書、ピアノ、映画、手工芸など数えきれないほどあると思います。一番好きなのはやはり絵画です。描ける程度で上手ではありません。小さい頃からずっとやってきたので、描くのも楽しいし、見るのも好きです。二番目は旅行です。旅に出ることで、学校で得られない知識が獲得できるので好きです。そして、ハーマン・メルヴィルの跡を追いかけ、白いクジラを見ることが私の夢です。
  5. 秋田とのご縁は深いと思います。子供の頃大好きなアニメ「クレヨンしんちゃん」によく秋田のおじいさんが出て、お米の美味しい所へ一度行ってみたかったのです。映画の大好きな私は「忠犬ハチ公」を見て何回も感動して泣きました。いつもその映画を思い出すたびに、涙目になります。ハチ公の故郷を訪ねることも夢でした。今年JETをきっかけに秋田に参りました。留学時にお世話になった恩師が秋田の出身とのこともつい最近知りました。どんどん秋田が好きになった私は本当に鈍感でした。いつも私のことを心配してくださった心の優しい先生の故郷である秋田は本当に憧れになり、自分もこの美の国で心の美人になり、活躍していきたいと思っています。それから、日中両国の文化交流の為に、秋田県と天津市の交流の架け橋にもなって、頑張っていきたいと勇気が湧いてきました。

 

 

 

黄 超旭(コウ チョウキョク)(中国)

 

こう・ちょうきょくさんの写真

  1.  皆さん、こんにちは。黄超旭(コウ チョウキョク)と申します。史料によると、「黄」は周の時代(紀元前1046年頃 - 紀元前256年)に中国にあった一つの小国です。春秋戦国時代(紀元前648年)に楚国に滅ぼされた後に、元国民が黄という名字を使ったことに由来していて、非常に長い歴史を持っていますが、今は色彩の一つの種類として用いる場合も多いです。「超」は超える意味を持ち、飛び抜けて優れる人間に向いて生きていくようにと父が教えてくれました。「旭」は生まれた時間が8時頃なので、朝に昇った太陽のように、活力が溢れて、自分の人生を照らしていくようにと母の願いで、名付けられました。
  2. 出身地は甘粛省の敦煌市です。敦煌とは「大きくて盛んな」町の意味です。かつてシルクロードの分岐点として栄えたオアシス都市でした。近郊に千年にわたって築かれた砂漠の大画廊と呼ばれている莫高窟(ばっこうくつ)の存在により、世界的に有名な観光地となっています。仏教の伝来により、紀元前3世紀から紀元11世紀にかけて、断崖の表面にたくさんの洞窟を掘り出して、その中に残った仏像や壁画などの規模が大きいため、仏教芸術の聖地となっています。1987年に世界遺産に登録されました。特に1900年に「蔵経洞」という洞窟の発見により敦煌莫高窟は再び世界に注目され、その洞窟から4世紀から11世紀の間の古文書、絹の絵や仏教の経典などは五万点ほどの文化財が保存され、これらのものは中国の歴史や仏教美術史だけではなく、過去のシルクロードの貿易活動などの研究に対して、貴重な史料となっています。皆さんがシルクロードの魅力や文化を体験したければ、是非、敦煌に来てください。
  3. 姉が日本に留学していたのがきっかけで、高校を卒業した後に日本へ留学に来ました。2010年に大阪の日本語学校で日本語を学び、1年後に大阪産業大学経営学部の商学科に進学して、物流についての知識を学習しはじめ、専攻はサプライチェーンマネジメントを選択しました。大学を卒業した後、故郷に帰って、敦煌研究院接待部に勤めて、解説員として、石窟の内容を観光客に案内しています。
  4. 趣味があまり多くないと思っていますが、休みの時、料理を作ったり、ドライブしたりすることが好きです。最近は日本のドラマが好きになって、よく見ています。
  5. 今回、JETプログラムに参加することにより、再び日本に来て、特に自然の豊かな秋田に来て、非常に嬉しいです。これからも、魅力たっぷりの秋田の色々な文化・民俗を体験したり、東北地域の絶景を見たりすることで、秋田の一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思っています。