がん患者医療用補正具助成事業を実施しています。
2019年09月11日 | コンテンツ番号 26803
秋田県では、がんの治療を受けながら、就労や社会参画につながることを目的として、がんの治療に伴い医療用補正具(以下「補正具」という。)を使用する方に対して、購入費用の一部を助成しています。(平成30年4月1日より、要綱の一部改正をしています。)
対象者
次の1~3の項目を全て満たす方が対象となります。
1 申請時点で、秋田県内に住所を有すること。
2 がんと診断され、がん治療を受けた又は現在受けていること。
3 がん治療に伴い脱毛又は乳房を切除し、補正具を購入していること。
※ 未成年者の場合は、親権者であること。
助成対象となる補正具
助成対象となる補正具は、次のとおりです。
①申請日の属する年度及び前年度に購入したものが対象です。
②他の自治体の助成等を受けたものは対象になりません。
③助成対象の個数は、一人につき、ウイッグ1個、乳房補正具1個です。
名称 | 内容 |
ウイッグ(かつら) |
全頭用。 ※毛付きの帽子などは対象外です。 ※付属品及びケア用品は対象外です。 |
乳房補正具 |
補正パッド又は人工乳房。 ※補正パッド又は人工乳房に合わせて購入した「固定する下着」も対象になります。 ※付属品及びケア用品は対象外です。 |
助成を受けるには
次の1~4の必要書類をそろえて、お住まいの地域を管轄する各地域振興局福祉環境部(県保健所)、秋田市の方は秋田県健康づくり推進課へ申請し、知事の承認を受ける必要があります。
県の審査を経て承認を受けると『承認決定通知書』が交付されます。
(審査の結果不承認となる場合がありますので、あらかじめ御了承願います。)
また、窓口に申請する前に、本人用チェックシートで必要書類の内容を確認してください。
本人用チェックシートは必要書類と合わせて窓口に提出してください。
本人用チェックシートは [98KB]←こちらです。
1 申請書
- 申請書様式は、各地域振興局福祉環境部、秋田県健康づくり推進課がん・生活習慣病対策班で交付しています。
- 申請書には申請者の押印と振込先の口座情報(支店名や口座番号など)の記載が必要です。申請の際は、申請者本人の印鑑と口座情報の分かる書類をお持ちください。
2 治療内容を証明する書類
- 薬物療法又は手術に関する説明書、診断書、治療方針計画書など。ただし、次の(1)及び(2)を証明する書類である必要があります。
(1)がん治療を受けた又は現に受けていること。
(2)がん治療に伴い脱毛又は乳房を切除したこと。
3 領収書
①補正具を購入した日、品名、金額が記載された領収書
②これらに加え、ウィッグは「全頭用」であることが、乳房補正具は「補正パッド」又は「人工乳房」であることが、備考等に記載されているもの。
※①、②の事項が記載された領収書の発行が難しい場合は、各販売元で発行する領収書のほか、必要記載項目が分かる(明細書やお客様控え等)書類を添付してください。
- 領収書の記載例は [293KB]←こちら です。
4 住民票
- 発行後概ね3か月以内であり、個人番号(マイナンバー)の記載のないもの。
- 対象者が未成年の場合は、住民票に加え、親権者の続柄が分かる書類(戸籍謄本等)を添付。
助成額
補正具の購入に要した費用を限度とします。ただし、助成限度額はそれぞれ次の金額となります。
補正具の種類 | 助成限度額 |
---|---|
ウィッグ | 15,000円 |
乳房補正具 | 10,000円 |
支払方法
- 申請書受付後、内容を審査し、結果を通知します。
- 助成が認められた方には、請求書を提出していただき、指定された口座に助成金を振込みます。
その他
- 平成30年度以降の申請は、申請日の属する年度及びその前年度に購入した補正具が対象となります。申請書は、必要な書類を添えて窓口に提出してください。
- 県内のがん診療連携拠点病院等では、脱毛や日常生活についての相談や情報提供を行っています。お悩みや心配ごと、補正具の選び方や購入方法などお気軽にご相談ください。
秋田県がん診療連携協議会(県内がん診療連携拠点病院等へのリンクがあります。)
- この助成事業の他にも、各市町村の助成事業があります。詳しくは、各市町村の担当窓口にお問い合わせください。
- 各市町村の助成内容一覧は、 [85KB]←こちらです。
問い合わせ・受付窓口
ご不明な点は、各保健所窓口 [58KB]←及び秋田県健康づくり推進課がん・生活習慣病対策班までご相談ください。
時間:平日午前8時30分~午後5時15分(土日祝日除く)