秋田県子ども・子育て支援条例
2016年02月24日 | コンテンツ番号 1849
秋田県では、平成17年4月から「次世代育成支援行動計画 あきたわか杉夢っ子プラン」をスタートさせ、子ども・子育て支援についての新たな施策展開を図るなど、行政としての取組体制を強化するとともに、同年8月からは子育て負担感の軽減を図るため、経済的支援策全般を見直した新たな制度をスタートしました。
しかし、急速に進行する少子化や、子どもや子育て家庭を取り巻く環境の変化に対応し、一層の取組強化を図るためには、県民総ぐるみで子ども・子育て支援に取り組む体制を整える必要があることから、新たに「秋田県子ども・子育て支援条例」を制定することとしました。
条例では、子どもに関する施策を総合的に推進するため、少子・子育て問題に取り組む県の姿勢を明らかにするとともに、社会全体で子育てを支える環境づくりと、子どもが大切にされる社会づくりを推進するため、基本となる施策について定めました。
また、具体的な施策として、次のような内容を含んでいます。
- 子どもの権利擁護に関する仕組みづくり
「子どもが大切にされる社会づくり」を目指し、子どもの権利擁護を進めるため、「子どもの権利擁護委員会」を新たに設置し、意識啓発から権利侵害の救済まで、子どもの権利擁護に関する業務を行います。 - 推進体制の整備
- 子育てと仕事の両立支援
子育てと仕事の両立について、企業の責務を明示するとともに、経済団体の協力をいただきながら、県内企業への普及・浸透を図ります。 - 地域における支援活動の活性化
地域におけるネットワーク組織を設け、子ども・子育て支援活動団体の積極的参加を求め、地域における子育て支援活動の活性化と、子育て県民運動の盛り上げを図ります。
- 子育てと仕事の両立支援