六郷東根 小水力発電所の発電開始式が行われました
2016年05月24日 | コンテンツ番号 10976
六郷東根小水力発電所は、一級河川雄物川水系丸子川に設置されている関田頭首工から関田円形分水工を経た、六郷東根幹線用水路の上流部に設置されています。
幹線用水路の約100m区間に3カ所の落差工がありましたが、用水路の敷設替えにより落差を一カ所にまとめ、2.8mの落差から落ちる水により水車を回し、発電します。
農業用水を活用した「マイクロ小水力発電施設(発電出力100kW以下)」は県内初となります。
最大発電出力は11kWで、年間発電量は一般家庭16世帯分相当の5.7万kWhを見込んでいます。
生み出された電力は電力会社に売電され、秋田県仙北平野土地改良区が管理する農業用施設の維持管理費に充てられます。
5月20日に開催された発電開始式の様子です。
