水質等の状況（平成２７年度）

平成２７年度も引き続き、下水道放流水、周辺環境、場内原水等の水質調査等を行いました。

水質等調査地点、調査回数

水質等調査地点、調査回数一覧表

区分			地点数	調査回数	調査項目
水質	下水道放流水		１	年１２回	生活環境項目(pH,SS,BOD等)、重金属類、ＶＯＣ等
	周辺環境	周辺集落井戸（浅内等４集落）等	１７	年１～２回
		公共用水域(大館沢･蒲の沢農業用水、寒堤、小野沢堤)	２６	年１～７回
	場内原水等	浸出水、周辺滲出水等	１０	年１～６回
		地下水（揚水井戸、観測井戸）	７９	年１～１２回
		調整池、水処理施設	８	年２～１２回
		処分場保有水	７	年３～４回	ＶＯＣ等
底質	寒堤、小野沢堤		２	年１回	重金属類、ＶＯＣ等
土壌	蒲の沢、南沢、大館沢		３	年１回	重金属類
汚泥	汚水処理施設脱水汚泥		２	年２～３回	重金属類、ＶＯＣ等

主な調査結果

下水道放流水 

場内の地下水や浸出水、蒲の沢等の滲出水は、１号、３号水処理施設及び新水処理施設で処理しており、その処理水の水質は下水道の受入水質基準値を満たしている。

周辺環境

小野沢、浅内、柏子所、逆川の４集落の井戸水、周辺農業用水、寒堤、小野沢堤においてすべて水質の環境基準値を満たしている。

場内原水等

処分場の浸出水、地下水揚水井戸、観測井戸で、１，４－ジオキサン等が環境基準値を超えて検出されている。また、蒲の沢、南沢、大館沢の滲出水においては、１，４－ジオキサンが環境基準値を超えて検出されている。

底質・土壌・汚泥

寒堤及び小野沢堤の底質、並びに蒲の沢、南沢及び大館沢の土壌においては、ＶＯＣの検出はない。３号及び新水処理施設における脱水汚泥は、管理型処分場の埋立基準値を満たしている。