県では、秋田銀行及び(株)あきぎんリサーチ&コンサルティングと連携し、台湾から2社バイヤーを招へいし、11月26日から29日にかけて、県内企業との商談、視察を実施しました。

合板や集成材を製造する矢島木材乾燥株式会社(由利本荘市)では、木材に対する台湾人の好みや日本製品に対する信頼度について意見交換した後、工場を見学し、導入設備や生産工程を確認しました。

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十和田石の採石、加工、販売をてがける中野産業株式会社(大館市)では、十和田石の効果・効能などについて意見交換した後、採掘場や加工工場を見学しました。また、実際の施工例として、湯瀬ホテルや大館市役所比内庁舎などを視察して回りました。

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中野産業からは、タイル材がサンプルとして提供され、のちに台北市内の住宅浴室に床材として使用されました。バイヤーからは、「吸水性に優れた十和田石は、湿気の多い台湾のほうがビジネスチャンスがある。そのPRの仕方が課題だ」との声が聞かれました。