秋田県公営企業の電気事業は、昭和31年の鎧畑発電所の運転開始に始まり、新規水力発電の開発を促進し、水資源の有効活用と電力の安定供給に寄与している。
 平成26年4月営業運転を開始した萩形発電所を加え、現在16発電所の営業運転を行っており、最大出力の合計は110,950kW、供給電力量約4億5千万kWhで、そのほとんどを東北電力(株)に売電している。
 近年地球環境問題への関心が高まる中、低炭素社会実現に向けて、二酸化炭素等を排出しない再生可能な水力エネルギーの重要性が再認識されており、設備の老朽化が進みつつあるものの、計画的な施設の更新や保守管理の徹底に努め、今後も安定的に電力を供給することに努めることとしている。

図:秋田県の電気事業施設一覧
下記のリンクから、県営水力発電所の動画をご覧いただけます。