Q 暴力をふるう男性は特別な人では?
A 加害者男性には、特別なタイプというものはなく、年齢・学歴・職業にかかわらず、あらゆる階層で発生していることが明らかになっています。
また、家庭の外では温和で人当たりが良く、社会的信用もある男性が加害者であることも珍しくありません。
Q 暴力をふるわれる女性にも問題があるのでは?
A 「言うことをきかないから」など、女性にもそれなりの原因があるかのような理由づけは、女性が男性の意に従わなければ暴力をふるってもよいという考え方を前提にしたものです。どんな理由でも、暴力は絶対に許されません。被害を受けた女性が「自分が悪いのでは」と思い悩む必要はないのです。
Q なぜ、暴力から逃げないの?
A 暴力を繰り返し受けた女性は、身も心も傷つき、逃げる気力も体力も失ってしまいます。
また、逃げ出しても生活していけないという経済的な理由、子どものために家庭を壊してはならないという親としての責任感、見つかって連れ戻された時の報復への恐怖などのために逃げるきっかけを失ってしまうのです。
Q 子どものために我慢した方がいいのでは?
A 父親から母親への暴力を目撃する子どもは、大きな衝撃やストレスを受けており、子どもの心身の発達、成長過程に大きな影を落とします。
また、暴力が子どもに向けられることも少なくありません。
子どもには暴力のない安全な環境で安心して暮らす権利があります。「子どものために・・・」と我慢する必要はありません。
「男女平等」と「いかなる暴力も許されない」という意識を持ちましょう
DV根絶のためには、「女性は男性に従属するもの・女性は男性より劣った存在」という男尊女卑的な意識にとらわれた考え方をなくし、人間として男女に優劣はなく平等であることや、人権をもっと大事にすること、「いかなる暴力も悪である」という意識を社会全体に根付かせることが不可欠です。
夫婦、恋人間に限らず、社会のあらゆる場面で、男女が対等なパートナーとして互いに尊重し合い、自立した人間同士として認め合い、協調した関係を築いていくことが、DVのない社会の実現につながります。
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