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[2006年10月11日 更新]

秋田県北部エコタウン計画について

   秋田県と県北部18市町村(当初)では、「豊かな自然と共生する環境調和型社会の形成」を目指して、「秋田県北部エコタウン計画」を策定し、平成11年11月12日付けで国の承認を得ました。また、平成16年10月7日付けで変更計画が承認されました。
 現在、家電リサイクル事業やリサイクル拠点形成事業、廃プラスチック利用新建材製造事業、石炭灰・廃プラスチックを活用した二次製品製造事業など、地域の振興を図りながら環境と調和したまちづくりを進めていくための取り組みを行っています。

エコタウンとは

1 エコタウンってなあに?

ゼロ・エミッション構想を基本とした、自然にやさしい環境と調和したまちづくりが進められている地域のことをいいます。

※ゼロ・エミッション構想
 産業から出るすべての廃棄物を他の分野の原料として活用し、廃棄物をゼロにすることを目指す構想

2 国のエコタウン制度とは?

 ゼロ・エミッション構想に基づいて、地域の振興を図りながら環境と調和したまちづくりを進めていくために、平成9年度に設けられた制度です。
 この制度によりエコタウン計画が承認されると、計画された事業に対して国の補助が受けられることになり、リサイクル施設の建設やその他必要な事業に取り組みやすくなります。
 エコタウン計画は、全国ではこれまでに26地域で承認されていますが、秋田県北部地域は平成11年11月12日に承認されました。 (平成18年1月現在)

<参考:これまでの承認地域>
 
平成  9年度承認地域(4地域): 長野県飯田市、川崎市、北九州市、岐阜県
平成10年度承認地域(3地域): 福岡県大牟田市、札幌市、千葉県・千葉市
平成11年度承認地域(2地域): 秋田県北部18市町村、宮城県鶯沢町
平成12年度承認地域(4地域): 北海道、広島県、高知県高知市、熊本県水俣市
平成13年度承認地域(2地域): 山口県、香川県直島町
平成14年度承認地域(2地域): 富山県富山市、青森県
平成15年度承認地域(3地域): 兵庫県、東京都、岡山県
平成16年度承認地域(3地域): 岩手県釜石市、愛知県、三重県鈴鹿市
平成17年度承認地域(3地域): 大阪府、三重県四日市市、愛媛県

 3 なぜ秋田県北部18市町村で「エコタウン」なの?

 秋田県の北部地域は、東に「十和田・八幡平(はちまんたい)国立公園」、北には世界自然遺産の「白神(しらかみ)山地」、南に「森吉山(もりよしざん)県立自然公園」などが分布し、地域の中央部を東西に米代川(よねしろがわ)が貫流する自然環境の優れた地域です。
 この地域は、かつて世界有数の鉱山地域で、そこで採掘されていた黒鉱と呼ばれる複雑硫化鉱の処理技術については、世界のトップクラスで、これらの技術を確立させた鉱山や製錬所を活用した金属リサイクルの事業化を進めていました。
 また、秋田スギの産地として木材産業も盛んなほか、農業においても沿岸部は秋田県有数の野菜産地となっていて、これらの産業から出る廃棄物の処理についても各方面で検討されていました。
 このような背景の中で、米代川流域を構成する18の市町村が、お互いに連携を深めながら廃棄物対策に取り組んで、資源循環型産業への転換を図り、豊かな自然環境と調和したまちづくりを目指して、エコタウンの計画づくりを進めることになりました。
                              (平成18年4月現在 合併により9市町村) 

秋田県北部エコタウン計画の概要

 

1 対象地域

 秋田県北部9市町村 (米代川流域)

2 秋田県北部エコタウン計画の特徴

 1 エコタウンエリアの広域性

   県北部9市町村にまたがる広域での資源循環型社会を構築

 2 県北部地域基幹産業の活用

   ・製錬や選鉱などの鉱業関連技術や基盤を活かした金属リサイクル
   ・林業や木材木製品製造業、建設業などからの間伐材、樹皮、廃木材やおがくずなどの有効活用
   ・農業からの廃プラスチック、石炭火力発電所からの石炭灰や石膏などの廃棄物(副生物)の有効活用
   ・環境浄化機能を有し、大量に賦存する天然ゼオライトや珪藻土などの資源の活用

 3 自然との共生

   世界的な自然遺産の白神山地、十和田・八幡平国立公園、森吉山県立自然公園など豊かな自然環境との共生

 4 充実した研究開発機関等

     秋田大学工学資源学部、秋田県立大学、金属鉱業研修技術センター、木材高度加工研究所

3 基本コンセプト

 豊かな自然と共生する環境調和型社会の形成

  ・廃棄物の発生抑制・減量化と再資源化
  ・鉱業関連基盤を活用した新しい産業の創出
  ・地域産業の連携による新しい資源循環型産業の創出
  ・新エネルギー産業の導入

4 ハード事業の概要

 1 家電リサイクル事業

   鉱業関連基盤を活用したリサイクル事業で、施設については家電リサイクル法の本格 施行にあわせて本格稼働しており、断熱材フロンの完全破壊等、先進的な取り組みを行っています。平成13年度から稼働しています。

 2 リサイクル製錬拠点形成事業

   県北部地域を多種多様な非鉄金属のリサイクル拠点として確立するため、小坂製錬所などのリサイクル関連基盤の強化を進めています。自動車シュレッダーダストや特に処理困難物であるASRなどから有用金属を回収する金属蒸気回収炉を整備し、平成14年度から稼働しています。

 3 廃プラスチック利用新建材製造事業

   施設園芸農業の農業用フィルムや家電リサイクル工場から出る廃プラスチックなどと製材業の廃木材などの複合による高機能性新木材製造を製造しています。平成16年度から本格稼働しています。

 4 石炭灰・廃プラスチック活用二次製品製造事業

   能代火力発電所の石炭灰と家電リサイクル工場から出る廃プラスチック、容器包装リサイクル法のその他廃プラスチックを破砕混錬し新素材二次製品を製造する事業です。平成18年4月から本格稼働しています。

 5 大規模風力発電事業

   能代市に出力14,400kw(600kw×24基)の風力発電施設が建設され、平成13年11月より稼働しています。

 6 コンポストセンター整備事業

   大館市内の事業系一般ごみや養鶏業から出る鶏糞を原料に、環境浄化剤でもある二ツ井町・藤里町産天然ゼオライトを活用してコンポストを製造し、地域農業へ還元する事業を平成13年度から稼働しています。

 7 リサイクルプラザ整備事業

   秋田県北部の広域市町村圏組合がそれぞれ連携し、びん、缶、ペットボトル等の分別回収を行う拠点となる施設の整備を計画しています。
    鷹巣阿仁広域 平成11年度 完成
    大館周辺広域 平成19年度(完成予定)

5 ソフト事業の概要

 1 家電リサイクル事業化推進事業

   リサイクル工程にかかる問題解決のための家電リサイクル実証試験、収集システム確立についての調査研究を行い、「北東北三県家電リサイクル促進会議」で検討を重ね、北東北における「民間事業者を活用した広域的戸別収集方式」を確立しました。(平成13年度)

 2 資源循環型社会構築コンセンサス形成事業

   秋田県北部エコタウンシンポジウム啓蒙普及事業
   資源循環型社会の構築に向け、秋田県北部地域でエコタウン関連のシンポジウムを開催し、コンセンサス形成に努めます。
    平成10年度  大館市  シンポジウム
    平成11年度  小坂町  シンポジウム
    平成12年度  能代市  シンポジウム
    平成13年度  大館市  シンポジウム+フェア 
    平成14年度  鹿角市  シンポジウム
    平成15年度  東京都  シンポジウム 
    平成17年度  大館市  シンポジウム

 3 廃プラスチック廃木材利用建材化事業事業化可能性調査

   秋田県北部地域の主要産業である林業、木材・木製品製造業から排出される廃木材と、農業、家電リサイクル事業などから排出される廃プラスチックを原料とした新しい建材等を製造する廃プラスチック廃木材利用建材化事業の事業化可能性調査を実施しました。(平成12年度)

 4 秋田県北部エコタウン計画拡充調査

   平成11年度に承認を受けた秋田県北部エコタウン計画のハード事業は順調に推移し、平成14年度の廃プラ廃木材利用建材化事業で完了しました。このため、これまでの県北部エコタウン計画の実績を検証しながら、資源循環社会のあり方や新事業創出等にかかる事業化可能性調査を実施しました。(平成14年度)

お問い合わせ

産業労働部 資源エネルギー産業課
TEL:018-860-2281   FAX:018-860-3869   E-mail:shigen-ene@pref.akita.lg.jp

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