平成26年度秋田県青年・女性漁業者交流大会を開催しました

2015年02月13日 | コンテンツ番号 9263

平成26年1月20日秋田県生涯学習センターにおいて、秋田県と秋田県漁業協同組合との主催で「平成26年度秋田県青年・女性漁業者交流大会」を開催しました。この大会は、県内の青年・女性漁業者が日ごろの研究・実践活動成果を発表するとともに、漁業技術の向上や地域の活性化に関する知識や情報を共有し、沿岸漁業・漁村の発展と活性化に大きな役割を果たすことを目的に毎年開催しているものです。

全県から約100名の参加があり、大会の主な内容は次のとおりです。

写真:大会会場
大会会場

漁業士認定式

漁村の活性化に寄与してもらうため、県知事は地域漁業の中核となる漁業青年を「青年漁業士」として、優れた漁業経営を行い漁村青少年の育成に指導的役割を果たしている者を「指導漁業士」として認定しています。

今年度は、県北部地区から山本太志さん(沖合底びき網漁業)、千葉北斗さん(小型底びき網漁業)2名の青年漁業士として認定され、奈良県農林水産部長から認定証が授与されました。今後の活躍が期待されます。

写真:漁業士認定式
漁業士認定式

研究活動発表

  1. 秋田県漁業協同組合天王支所潜水漁業者会の伊藤元希さんから、仙台から地元に戻り新規着業してから2年間の経験とこれからの抱負が報告されました。
  2. 県漁協船川総括支所の鈴木渉さんからは、自ら生産したワカメの加工・販売に取組み六次産業化を目指す取組が報告されました。
  3. みなと土崎ふぐのまち活性化協議会の畑中蘭子さんから、秋田産のフグに注目した地域おこし活動の報告がありました。
いずれも浜の活性化につながる取組でこれからの発展が期待されます。
写真:研究活動発表
研究活動発表
写真:研究活動に対する表彰
研究活動に対する表彰

視察研修報告

県漁協北浦総括支所青年部部長の平川幸司さんから、大型定置網における漁獲物の鮮度保持等について北海道での視察研修結果が報告されました。

特別報告

県立男鹿海洋高等学校海洋科学科3年生の近藤さん、島宮さん、村井さんの3名の皆さんから、加工後の廃棄物を堆肥として活用する研究報告がありました。

水産振興センター研究報告

水産振興センターからは、ハタハタの魚価安定のための鮮度保持や選別方法についての研究成果が報告され、漁場から水揚げまでの過程で漁業者自身が取り組める工夫が提案されました。

講演

独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所経営経済研究センター漁業管理グループの牧野光琢グループ長と廣田将仁主任研究員から「沿岸漁業と水産物流通・消費の将来像」と題して講演をいただきました。講演では、持続的に儲かる漁業のために、まず、漁場、港、陸上の各段階で実行できる様々なアイデアをみんなで出し合い解決策を絞り込む方法について学びました。そして、大都市の消費に主導される漁業ではなく、浜に水揚げされる魚の生態や地域の風土、文化に即した漁業、販売、消費のネットワークづくりが重要であると学びました。

写真:講演の様子
講演「沿岸漁業と水産物流通・消費の将来像」

本県漁業は、一朝一夕では解決出来ない課題を多く抱えていますが、本大会の内容が、少しずつでも浜の活力再生につながることを期待しています。