第五次秋田県高等学校総合整備計画の概要

2010年03月15日 | コンテンツ番号 925

「新時代に対応する高等学校教育」を目指して

第五次秋田県高等学校総合整備計画の概要

 国際化、情報化の進展、さらに少子高齢化、技術革新等による経済構造の変化など、社会情勢が急激に変わりつつあります。また、平成14年4月からは完全学校週5日制となり、さらに平成15年4月からは高等学校新学習指導要領が実施されました。
 このような大きな変化や課題に的確かつ柔軟に対応しながら高等学校教育を改善・整備していくことが必要であるという認識のもとに、「第五次秋田県高等学校総合整備計画」が策定されました。


「CONTENTS」


グラフ:生徒の減少 

第五次計画策定の背景

  1. 急激な生徒の減少
  2. 男女共生社会の到来
  3. 生徒の興味・関心、進路意識の多様化
  4. 完全学校週五日制の実施(H14)
  5. 高等学校新学習指導要領の実施(H15)

上記のア~オを第五次高等学校総合整備計画

グラフ:在籍者に占める男女の割合
在籍者に占める男女の割合(全日制・普通科)

第Ⅰ部
個性や創造力をはぐくむ学校づくりの推進

写真:教育課程の指導

1 主体性を生かした教育課程の編成

 生徒の能力・適性、興味・関心等の多様化が進んでおり、個に応じた教育を一層強化していかなければなりません。そのため、特色ある学科、コース・類型等を設置することに加え、教育課程や指導方法の改善等を図る必要があります。
 主な施策は次のとおりです。

  • 学科の枠をこえて履修のできる総合選択制を導入します。
  • 「総合的な学習の時間」の充実を図ります。 
  • 高校と大学等高等教育機関との連携を図ります。 

2 グローバル化に対応した教育の推進

 国際化が進む現代、生徒に生きた語学力や国際感覚を身に付けさせ、21世紀に県内外で
活躍できる人材を育成します。
 主な施策は次のとおりです。

  • 高校生の海外研修、海外留学、海外修学旅行などを推進し、人材の育成を図ります。
  • 外国語指導助手の配置を拡充します。
  • 仁賀保高等学校に情報メディア科を設置しました。
  • 秋田工業高等学校と由利工業高等学校に、環境に関する学科を設置しました。

写真:海外研修の集合写真

写真:海外研修

3 家庭・地域社会との連携の強化

  •  学校、家庭及び地域社会が連携を一層強化し、それぞれの役割を果たすことにより、生徒の「生きる力」をはぐくむ必要があります。
     主な施策は次のとおりです。
  • 地域社会と連携した「開かれた学校づくり」を推進します。
  • 高校生ボランティア活動等推進事業を実施します。 
  • 高校生インターンシップ推進事業を実施します。

4 高校入学者選抜制度の改善

 高校進学率が97%を超え、多様な能力や適性を持つ生徒が入学してきております。生徒が「ゆとり」ある学校生活を送る中、「生きる力」をはぐくむことができるよう、多様な個性や能力・適性を十分評価するために入試制度の改善に努めます。
 主な施策は次のとおりです。

  • 数学に学校問題選択制を導入します。  
  • 推薦入試で、希望する学科において実技試験等を実施します。
  • 調査書と学力検査の比重の置き方を弾力化するなど評価尺度の多元化を図ります。
  • 特色ある学科・コース等において他通学区からの受け入れの弾力化を図ります。

写真:教職員の海外研修

5 教員の研修と資質能力の向上

 今日、いじめや不登校等、教科指導以外の様々な課題に対応することが、学校及び教員に要請されています。それに応え得る新たな資質能力を備えるために研修し研鑽を積むことが必要です。
 主な施策は次のとおりです。

  • 教職員海外コミュニケーション研修事業を実施します。
  • 異校種間の相互交流や体験的研修を行います。

第Ⅱ部
新しい発想を生かした学校づくりの推進

図:全日制の課程の適正な規模と配置

1 全日制の課程の適正な規模と配置

現在の3通学区に普通科、専門学科、総合学科をバランスよく配置し、中学生の進路希望に応えるようにします。また、中学校卒業者が大幅に減少することを踏まえ発展的な統合も含めて全日制の課程の規模と配置の適正化を図ります。
 主な施策は次のとおりです。

  • 男鹿地区、北秋地区で複数校を統合します。
  • 各学校や地域の実情を考慮し、女子校の共学化を進めます。 

グラフ:中等教育の多様化

2 中高一貫教育の推進

 学校の複線化を図り、児童生徒や保護者の選択の幅を広げ、じっくり学ぶことを希望する子どもたちに「ゆとり」ある生活をもたらし、個性と創造力をはぐくむ教育の一層の充実を図るため、中高一貫教育を導入します。
 主な施策は次のとおりです。

  • 平成16年度に、横手工業高校を母体とする併設型中高一貫教育校を設置します。
  • 平成17年度に、大館商業高校を母体とする併設型中高一貫教育校を設置します。
  • 平成18年度以降に、秋田市に併設型中高一貫教育校、または中等教育学校を設置します。

3 特色ある学科、コース・類型への対応

 国際化、情報化の進展、少子高齢化、技術革新等に柔軟に対応し、生徒の多様な希望に応える
教育を推進するため、学科の改編や時代に対応した新しい学科を設置します。
 主な施策は次のとおりです。

  • 六郷高等学校に福祉科を設置します。
  • 仁賀保高等学校に情報メディア科を設置します。
  • 既存の学科の内容等の充実を図ります。

4 定時制及び通信制の課程の改善整備

 勤労青少年のためだけの定時制、全日制の補完的存在としての定時制からの脱却を図り、様々な
学習ニーズに応えるため、定時制の課程独自の特色ある学校を創設していく必要があります。
 主な施策は次のとおりです。

  • 秋田市の3校(秋田東、秋田工業、秋田中央)を統合します。
  • 1学年の入学者数10人未満が2年間続く場合、募集停止又は統合を検討します。
  • 県北地区、県南地区に通信制の分室を設けます。
  • 「フリースクール的空間」を設置します。

以上が概要です。
毎年、次年度以降の計画について「実施協議会」を設置し、その実施に当たっております。

お問い合せ

  • 高校教育課 TEL018-860-5163