短期暴露評価により、使用方法が変更される農薬には、変更の登録を受ける前でも変更後の使用方法で使用しなければならない場合があります。

 そのような農薬については、農薬製造者よりチラシ等の情報でお知らせしていますので、登録申請内容を確認し、次のとおり対応してください。

  • 変更後の使用方法に基づいて農薬を使用してください。農薬の適用作物が削除された場合は、その作物に使用しないでください。
  • 防除暦等を作成する場合は、変更後の使用方法を確実に反映させてください。適用作物が削除された農薬は、防除暦から削除してください。
  • 使用基準の変更により用途がなくなった農薬の回収、処分等については、購入した販売店、JAまたは製造販売元に問い合わせるようにしてください。

 なお、変更により早期に周知を図るべき情報が農林水産省から提供される場合もあります。提供された情報については、以下に掲載いたします。

短期暴露評価とは

 農作物の安全性をより一層高めるため、特定の農作物を一度に、多量に摂取した場合であっても人の健康に悪影響が生じないよう、急性毒性のある急性参照用量(ARfD)をもとに農薬を評価すること

参照用量(ARfD:acute reference dose)
 ヒトがある物質を24時間又はそれより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される一日当たりの摂取量

関連通知について