霜害対策

2015年01月07日 | コンテンツ番号 9098

霜害対策

園内に温度計を吊しておきましょう。
午後7時の気温が6度以下になったら降霜の危険があります。

対策

燃焼法

燃焼法は点火のタイミング、設置数、燃焼時間がポイントとなります。点火のタイミングは気温が-1度になったときですが、燃焼資材の種類によっては点火してから効果が現れるまでに時間がかかる場合もあるので注意が必要です。
また、凍結してから燃焼材を使用すると被害を助長することがあるので注意します。
設置数、燃焼時間については燃焼材の特性を確認した上で、決定します。
古タイヤ、廃油は環境問題で今は使用できません。
灯油、軽油など、発煙の少ない資材を利用しましょう

送風法

防霜ファンの使用によって、霜害を防ぐ方法です。

防霜ファンの使用上の注意

  1. 日の出後もしばらくファンを回します。
    凍霜害では凍結した組織を急激に解凍すると被害が助長されるため、ファンを回し、植物体の温度が急上昇することを防ぎます。
  2. 最低気温が-3度以下となると高い効果が得られないので燃焼法を併用して下さい。

被害を受けてしまったら・・・

被害程度がひどい場合

1.一定の着果負担を!!

着果量が少なすぎると樹勢が強くなる場合があります
樹勢コントロールのためにも一定の着果負担が必要です

2.粗摘果は多めに残す!!

最終着果量の20%程度多めに残しましょう
仕上げ摘果は通常通り、落花後25日まで終えるようにします。
樹勢を心配するあまり、過着果にならないよう注意しましょう。

  • 「ふじ」、「千秋」→4~5頂芽1果
  • 「つがる」、「王林」→3~4頂芽1果

3.よく見て残す!!

中心果が被害を受けた場合、大きくて形の良い、障害の少ない側果を残します。

被害程度が軽い場合

1.通常の着果量で

最終着果量の10~15%程度多めに残しましょう
仕上げ摘果は通常通り、落花後25日まで終えるようにします。
樹勢を心配するあまり、過着果にならないよう注意しましょう。

2.よく見て残す!!

中心果が被害を受けた場合、大きくて形の良い、障害の少ない側果を残します。

画像:霜害被害果1 画像:霜害被害果2
霜による被害果