平成26年10月14日知事記者会見

2014年10月15日 | コンテンツ番号 8881

知事発表事項

  1. 秋田県台湾経済交流ミッションについて
  2. 平成26年度秋田県文化功労者表彰式・秋田県自治功労者表彰式について

幹事社質問事項

  1. 県の活火山対策等について

その他

  1. 湯沢市の公金不適切支出について
  2. 由利本荘市の介護保険施設における感染症集団発生の疑いについて
  • 時間 13:00~13:23 
  • 場所 プレゼン室

(幹事社)
 よろしくお願いいたします。
 最初に、知事の発表事項についてお願いします。

(知事)
 二つございます。
 まず最初に、県の台湾経済交流ミッションでございます。
 今月の19日から22日にかけまして、私を団長とする経済交流ミッションが台湾の台北市、高尾市を訪問します。主催は県と秋田銀行、秋田県の貿易促進協会です。
 台北市では行政機関、あるいは金融機関、経済関係団体等と意見交換をするほか、現地企業との商談会を開催し、県内企業の台湾への進出、いろんな売り込み等について支援いたします。
高雄市においては、市政府や現地企業を訪問することになっております。
 また、昨日から本県へのチャーター便運航を開始しました台湾の航空会社2社へ訪問し、その御礼を述べるとともに、冬のチャーター便についても要請をしてまいります。特にチャーター便については、今回夏に行った際に、しばらく飛んでいなかった中華航空さんに大量のチャーター便を飛ばしていただいて、また、エバー航空さん、2社で、この2ヵ月間で往復22便という大変多くのチャーター便を飛ばしてもらいますので、冬についてもお願いをしてこようと思っています。
 特に民間関係の方々も、中小企業の方々が今回たくさんまいります。ということで、商工会連合会さんの関係でも多くの企業が、あちらの方でいろんな商談会を開催することにしてございます。

 もう一つが、今年度の秋田県の文化功労者、地方自治功労者でございます。今年度、平成26年の秋田県文化功労者及び秋田県地方自治功労者についてでございます。
 まず、秋田県文化功労者でありますけれども、これは日頃のたゆまぬご精進により、本県の文化の向上発展に寄与されました方々を表彰するもので、今年は配付の資料のとおり8名の方々に決定いたしました。
 次に、県の地方自治功労者でありますが、これは長年にわたり地方自治の進展に寄与された方々で、今年は県議会議員、町長さん、市議会議員の8名の方でございます。
 表彰式は、10月31日に県の正庁で行うことになっております。
 私からは以上です。

(幹事社)
 知事の発表事項について質問のある社はお願いします。
 それでは、幹事社質問に移りたいと思います。

(知事)
 はい。

(幹事社)
 県内の活火山対策についてお伺いしたいんですけれども、御獄山が噴火して多数の死傷者の方が出ていると思うんですが、県内にも活火山が幾つかあると思うんですけれども、紅葉シーズンで入山者の方もたくさんいらっしゃるということですけれども、県内の火山の対策というのはどのようなことをお考えでしょうか。

(知事)
 まずは9月27日に発生しました御獄山の噴火で、大変大勢の方々の人命が失われました。まずはお亡くなりになりました方々には、ご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
 また、負傷された方々、関係の皆様には、謹んで今後のご回復をお祈り申し上げます。

 まず、県内の6ヵ所の活火山のうち、駒ヶ岳、秋田焼山、栗駒山、鳥海山の4ヵ所が現在24時間の観測体制となっております。そのうち秋田駒ヶ岳、秋田焼山の2ヵ所については、気象庁では火山活動時の避難等、登山者や住民のとるべき具体的な対応を示す噴火警戒レベル、いわゆる5段階の、これを設定してございます。
 県でも、火山の問題について地域防災計画の中でこれを取り上げておりまして、これらの2火山、秋田駒ヶ岳、秋田焼山について今年の1月に学識経験者、国、あるいは関係自治体等をメンバーとする火山防災協議会を立ち上げまして、今後、行政や防災関係機関などの防災対応、あるいは住民の避難対策、情報伝達体制整備などを内容とした火山防災計画を策定することにしてございます。
 今回の噴火を踏まえまして、国では火山噴火に備えた避難体制づくりの基本となります火山防災体制指針を改訂する方針を示しております。この協議会におきましても、その動向を注視しながら、住民に加えまして登山者の安全対策についても、あわせて今後、鋭意協議をしてまいります。
 既に地元の市町村では登山届出書の提出、あるいは火山情報を呼びかけるチラシの配布、噴火を想定した救助訓練などに取り組んでおりますが、県としても改めて気象台など関係者と緊急時の連絡体制の確認を行ったほか、今後、市町村と連携しまして、活火山の情報提供などを行ってまいりますので、県民の皆様におかれましても、活火山に対します防災意識を高めていただければと思っております。
 いずれ今回、ああいう事例がございまして、火山の噴火は何千年に一回とか、非常にインターバルが長いものですから、科学的にこういうものに接するというのは、ここ数十年、せいぜい100年、その期間内ではとらえられない現象がたくさんあると思います。そういうことで、これからいろんな面で、もう一回、特に日本は火山列島でありますので、火山という問題についても、何となくこれまでは火山列島というのはわかっていますけれども、それについて観測体制も行っていますけれども、まだ予見できないことがたくさんあるんじゃないかと思います。
 そういうことで、その中でも予見できない、あるいはなかなかその難しい面があっても、こういう事例が起きないように、前もっていろんな取り組みを、これまで以上に強化しなければならないというのが全般の流れではないかと思います。
 ただ、非常に専門的な要素もございまして、やはり、学者の中でも非常にいろんな意見がございますので、そういう点を踏まえながら、どういう形で国、県、市町村が安全対策をとっていくのかということは、いろいろ課題はございますけれども、いずれこの点については、既に私どもも1月からこういうことをスタートしてございますので、こういう中でいろいろ詰めていかなきゃならないと思っています。

(幹事社)
 この件に関連して各社の方、質問はありますでしょうか。
 それでは、ほかに各社さん、質問があればお願いします。

(記者)
 お世話になっております。
 先日の県議会(終了後の合同取材)でも質問が出ていたんですが、湯沢市の公金の不正支出の件で、官官接待があったのではないかという質問がありました。その中で、今後、県としても職員へのヒアリングだとかいろいろと経緯とかを調べていくというふうにおっしゃっていたんですが、それについて現段階で何か言えることはありますでしょうか。

(知事)
 湯沢市さんの方で5年間遡ってということで、私どもも特に湯沢市さんとお付き合いの多いところを中心に今やっていますけれども、当面、湯沢市さんの25年度の調査の情報を今いただいてやり取りしてございます。
 ですから、これは湯沢市さんの方で全てというのは大分かかるんですけれども、我々その湯沢市さんと突合した結果で確認できたものは、できるだけ早くこれを公表する予定で今、作業を進めています。いずれ近日中にということにします。

(記者)
 また今度別の質問ですが、先日、由利本荘市の介護施設で集団感染というのがありまして、2人死亡しているにもかかわらず県は一応、名前は伏せるという方針でした。会見の中でも名前を伏せてしまうと、どこの施設で起きているかわからないので、県民の不安をあおるという指摘がありまして施設名を公表してほしいということだったんですが、あくまでも公表しないというスタンスでした。
 一応、県の基準を確認させてもらうと、県側が必要だと判断すれば随時発表すると。ただ、必要ないと今回は判断されたようですが、それは知事もご了承のことなんでしょうか。

(知事)
 これは現場のあれで、逆に私、後で。なかなか現場っていうのは、その関係者とのやり取りもありまして、また今回は、原因が今でも特定できないようですけれども、そういうこともあってやや慎重であったと思いますけれども、私は今日も会議の中で、ある程度になれば誰でもわかるんです。
 逆に、これ現場が混乱して問い合わせ等が錯綜しますと、かえっていろんなところに迷惑をかけますので、ほかのところが、関係施設等がどこなのか疑われて、またそういうことがあったりしますので、私どもとしては、現場には一定の状況になったらできるだけ、これはその病院の確認は必要ですけれども、確認というんですか、了解は一応事前に必要ですけれども、できるだけ混乱を起こさないように、発表するのをできるだけそちらの方に重きを置いて取るようにということで現場には指示したところであります。

(記者)
 例えば今、一定の状況になったらというお話でしたが、具体的には。

(知事)
 それは一定の集団、特に高齢者施設では、肺炎で亡くなる人たちは毎日の如く、どっかでお亡くなりになっているんです。ですから、それが1名、ややその特異な例で、ある程度その日常時と違った場合、ここら辺は判断がなかなか難しいんですけれども、そういう点については確認できたら日常時と違う状況がでてきたら、ただ肺炎で、近い数日間で2人亡くなるということはよくあるんですね。
 ただ、どうも今回は肺炎で、その亡くならなくても肺炎にかかった人が複数いたものですから、ある程度そういう点は、後でその感染性と違ったとしても、それはその時感染性でないということで、日常時ということで、もう一回報道していただくということであれば、これはやってもいいんじゃないと思います。
 なかなかこれ、簡単には言うけれども、なかなか難しい判断もあるんです。病院でも毎日亡くなっていますから、肺炎で。特に高齢者施設では、大半の方が最後は肺炎です。ですから、複数亡くなる場合もありますし、それを全部というわけにもいきませんけれども、今回は、そのほかにも集団である程度かかっていますから、お年寄り以外の方も関係したりすると、これまた別ですから。
 ですから、そういう点も含めて、できるだけ混乱が起きないように、状況は見ながらですけれども、あまりこう線引きしないようにして、これでこういう場合っていうことで、デジタルで決められないんですけれども、現場の判断で、今言ったとおり公表する方にこう重きを置いて、こういうものはやった方いいんじゃないかという指示をしたということです。

(記者)
 関連でお聞きしますけれども、そうすると、知事はその担当部署が施設名を公表しないという方針については、事前には報告は上がってきてなかったっていう。

(知事)
 大変申しわけない、私にここまで、そこまでは。やっぱりそれは現場の判断です。

(記者)
 今はその公表する方に重きを置いてやった方がいいって指示って、これ今日したっていうこと(でしょうか)。

(知事)
 今日しました。全部私に来るわけじゃないし、私が全部判断する能力もないし、情報も、こういうことは、専門の医療関係の専門家でないと判断できませんので。ただ、最終的に、県のあれが公表してないときに皆さんがわかって、(新聞の)上の方に(掲載されている)、あれを見ると、ほとんどみんなわかってることは公表したっていいと思うんです。
 ですから前もよくあるんですよ。誰でもわかっていることを原理原則論を振りかざしてもしょうがないですから。

(記者)
 知事、そうすると、当初から公表した方が今になってみればよかったんじゃないかというお考えでいらっしゃるということでしょうか。

(知事)
 鷹巣のときも、なるべく私、早く公表すると言ったんですけど、なかなかやっぱり現場は、いろんな現場は現場の事情がありますけれども。それで私、公表したからということで私から駄目だということは言いませんから。

(記者)
 今の関連で、重ねてで恐縮ですが、では、知事としては、今回のケースでは公表した方がよかったと、そういう判断(でしょうか)。

(知事)
 あの時点では、もうほとんどの人がわかっていますから、状況で、やっぱり公表してもよかったんじゃないですか。

(記者)
 わかりました。ありがとうございます。

(幹事社)
 ほかに。

(記者)
 知事の報告の内容のことでちょっとお伺いしたいんですが、台湾経済交流ミッションのことですけれども、これは台湾に行かれるということで、先ほどチャーター便の冬の要請というお話をされたんですが、その日程の中で台湾の国際貿易局だとか工業局の局長さんたちとお話もされると思うんですが、秋田の企業が台湾に進出していくに当たって、どういった分野で進出が可能か、どういう部分が強みなのか、そのあたり知事のお考えをお聞かせください。

(知事)
 台湾にいろんな企業が行っていますけれども、例えば電子だとか、車、あるいはそういうものは大企業の分野で、それに伴って中小企業の進出もありますけれども、ベトナムだとかタイとは違って、あちらは今、盛んにアッセンブリーメーカー、大手がどんどん進出して、大体タイも終わったのかな。
 ベトナムあたりは、そのサプライヤーが、ということで行きますけれども、台湾の場合は、日本のそういう自動車だとかエレクトロニクスは、ほとんど行って、サプライヤーも大体決まっているんです。ですから、そういう近代工業部分は、あまり台湾はこれからもほとんどできていますので。
 ただ、実は飲食店だとか、あるいは進出というだけではなくて、様々な物産、県産品の輸出、これは現在も相当引き合いがあります。
 ただ今まであちらの物産展、あるいはそういうものを出していますけれども、そこで終わるんです。やっぱりこちらからそういう企業が行って、あちらといろいろ勉強して、ルートを作らないことにはなかなか難しい。
 今回、秋田銀行さんが声を掛けて、(同行するのが)秋田商工会連合会ですから、商工会関係の会員の方ですから、どちらかといえば小規模企業の方々がたくさん行きます。そうしますと、自分たちのどういうものが売れるか、今やはり日本食ブーム、あるいは台湾は日本のお菓子が非常にブームです。
 あるいはご承知のとおり、県内の地元のラーメン屋さんがラーメン店を作ったら結構繁盛している。それから、稲庭うどんも大変繁盛しているということもございまして、どちらかというと製造業と言っても、中小企業の地域産品、こっちの方が、相当今、各県とも入っています。そういうものとの関係で農産物も売れていますし、そこら辺がこれからまだまだ脈があるのかなと思います。

(記者)
 ありがとうございます。このミッションに関してなんですけども、知事はその台湾まで団長をお務めになって帰国されると思うんですが、参加者の全部ではないですけども、その後、フィリピンの方にも行かれると思うんですが、そちらの方はまた先ほどお話したような台湾の状況とはまた違って、コスト、経費が安いだとか、ちょっと違う環境にあるかと思うんですが、そちらの方に対して期待する部分というのは(ありますでしょうか)。

(知事)
 全体の流れからすると、なかなかそのフィリピンの経済状況、国民所得が、まだまだ低いし、不安定なところもございまして、ただ、いずれ人口、あそこら辺大分多いですから、若い人も多いですから、これからの市場という意味では、今からコンタクトしておくのは、これはこれでいいんじゃないかと思います。
 ですから、台湾で終わりの方と、フィリピンまで途中から行かれる方ですけれども、私はそっちまで行く余裕がなくて途中で帰りますけれども、いずれ貿易促進協会にはいろんな方々が入っていますので、そういう中でいろいろ勉強するということだと思います。

(記者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 ほかにありますでしょうか。
 では、ないようなので、これで終わります。ありがとうございました。